愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

オオクワガタ 阿古谷産 CBF5 羽化中~

2011-05-10 21:55:42 | オオクワガタ 阿古谷産

オオクワガタの阿古谷産幼虫CBF5の菌糸瓶(1900cc?)を見れば、大きな空洞がある。

菌糸は黒っぽくなっており、暴れて菌糸に酸欠が生じ劣化した時の色だ。

「勝手に暴れてなさい!」と放置しておいた瓶。

PP容器なので見えにくいが、脱皮した抜け殻らしきものを見つけたので、LEDライトで空洞の中を見てみると、大アゴの先にまだ皮をつけた♂成虫がいた。

体長の2倍くらいもありそうな長い蛹室である。ライトの光に驚いたのか後ずさりしている。羽はまだ完全に閉じてはおらず、腹が出っ張っている。

昨日か今日の羽化かもしれない。

瓶は中身が大きく見えるのであまり当てには出来ないが目測で75mm前後に見える。

あとはこのまま無事に固まってくれるのを祈り、しばらく見ないことにしよう。私の場合、観察しやすい場所に置くと、毎日見てしまうので、蛹化が近そうな幼虫はなるべく奥のほうに置き、意識して見たい病から遠ざけるようにしている^^

阿古谷は2系統の幼虫 計7頭がいるが、羽化を確認できたのはこの子が初めです。

1本目の菌糸瓶はノーブランドの購入先の手詰菌糸瓶。2本目はバンブー800cc、この容器は3本目バンブー1900cc?になる。(移動確認日が不明、相変わらず記載漏れが・・・)

♀の方は、かなり前から全然菌糸瓶に変化がないので瓶の中央部で蛹化している模様。

菌糸の余分な水分と劣化の際のガスを抜く目的で、しばらく菌糸瓶の蓋をはずして新鮮な空気を入れるようにしておいた。

写真は綺麗に写りそうにないので、そのうち羽化報告をいたします!

 


パラワンオオヒラタ CBF1 の様子 

2011-05-10 20:37:50 | パラワンオオヒラタ

4月10日に菌糸瓶交換したパラワンオオヒラタCBF1幼虫を交換した。

Mt.ガントンの♂93mmにブルックスポイントの♀46mmを掛け合わせてしまったタブーの子供達です。 初めの頃は、私の中では「パラワン」とかの大まかなくくりしか頭になく、気にもしていなかったのだが、最近はレアな産地にも詳しくなってしまった。

そうなると、こういう交配は恥ずかしく思えるのだが、毒を食らわば皿までという訳でかわいがっている。興味をそそられる点は、こういうハイブリッドとでもいえる極めて血の薄い組み合わせが、もしかしたら怪物君を生みだすかもしれないという妄想です。

前回、2本目1700cc交換時に48gだった子が、ちょうど1ヶ月で見たこともない大きさに育っている。

暴れもせずに居食いしていたのがちょうど見えていたので観察記録として載せておきます。

でっけ~! ほぼ実物大です。 直感的には60gを超えている気がしますが、未経験の大きさなので定かではありません。

 

同じ日に交換した51gの方は容器からは全然見えませんが、こちらも綺麗に食べ進んでいますので期待が出来そうです。

1400ccの小さい容器の方へ大きい子を入れておりやした^^; 

今頃気が付きました・・・・

11月末くらいに詰めた菌糸なので、見た目かなり劣化しているように見えます。

初心者で、準備が良すぎて長いこと菌糸瓶を置いていたのが逆に良かったのかもしれません。

自然界で菌糸が回って、ちょうどベストの頃合の朽木がそんなにあるとは思えない。とすれば、ある程度は菌糸が弱まった古めの朽木の方が幼虫達には自然なのかも・・・などと勝手に考察しています。

家ではアンテについてもこれが当てはまるような気がしています。

クルビ、オオクワ、ダイオウは新し目の菌糸の方が好きみたいに思えます。これは瓶を連結した時の移動の速さからの推測です。

オオクワやクルビなどは1~3日くらいで移動を確認できますが、アンテ・ヒラタ系ではなかなか移動してくれずにハラハラしてしまいます。スラウェシの一番移動が遅かった子は1ヶ月以上も古い菌糸瓶でねばっておりました^^