
Isolar さんのブログに広重の「蒲原・夜の雪」が載っていた。ふ~ん、静岡の蒲原(かんばら)でも昔はけっこう雪が降ったんだ、地球温暖化も・・・ なんてワンパターンな事を思った。
で、この絵の雰囲気はちょっと庄野白雨(しょうのはくう)に似てるけど北斎かなぁ、広重かなぁ、と作者が分らなかった。去年の秋にこの2人の版画を散々見たのに相変わらず違いの分らない男だ。ちなみにヨメはこの絵を見るなり歌川広重? と。
そこで 広重 蒲原 で検索すると、この蒲原というのは新潟県の蒲原ではないかという謎があるのが分った。確かに静岡のそれも海に近い所でこんなに雪が降るってのはおかしい、ってお前さっきは昔はどうたらと感心してたじゃんか。
背景の山がどうたらという指摘もあるんだけど家の造りとしてはどうなんだろう。今、新潟の豪雪地帯に行くと1階部分は積雪を考慮して随分と高くなっている。また藁葺き屋根だと雪の少ない静岡でも屋根の勾配は急なんだろうか。う~ん、それにしても広重の版画は何時もの写真と違って絵になってるなぁ、と感心。