今日も昨日同様、雲一つない、
穏やかな晴天となりました。
そして・・。
今年初めて鶯の、
「ホー、ホケキョッ!」 の声。
玄関先に出れば、お向かいの
家の沈丁花の香りにクラッ!
そんなこんなで、こちらは一気に
春爛慢の様相を呈して来ました。
何かが訪れる時には、必ず音を
伴うと言いますが、今朝は鶯の春を告げる声を伴ってやって来たと、いう訳です。
昔の人は衣擦 (きぬずれ) れや、
木々の葉擦れにも、その音を感じたと言います。
今よりもっともっと自然の音には、
敏感だったのでしょうね。
そうそう、音を連れてやって来る事から
“訪れる” という言葉になったと言われています。
さて、今日も可憐な野の花に、スポットを・・。
暖かくなって、俄かに花芽を付けて来ましたね。
小さくても、一生懸命に咲いている姿に、
勇気を貰うと同時に、癒されます。
白い花の方は、春の七草の一つでもある、
「ナズナ」 です。別名、「ペンペン草」 。
“ペンペン” と言うのは、実の形が三味線の
バチに似ているから付けられたとか。花の名前にも、色々な “いわれ” があるものですね。
黄色は、言わずと知れた 「菜の花」 です。
菜の花を歌った歌には、有名な 「おぼろ月夜」 が、ありますね。
日本の春の風景を歌った、格調高いものです。
誰でも一度は、歌った事があると思いますが、歌詞が又、素敵なのです。
朧月夜
Ⅰ 菜の花畠に 入り日薄れ
見渡す山の端 霞深し
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて にほひ淡し
Ⅱ 里曲の火影も 森の色も
田中の小道を 辿る人も
蛙の鳴く音も 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜
作詞 高野 辰之
作曲 岡野 貞一
私は沈丁花の香りもだ~い好きです☆
うちには沈丁花がないので、両親にお願いしています。
「沈丁花植えようよ~」って(笑)
先日ホームセンターに行ったら沈丁花が売っており、匂いをクンクンしていて私はその場から立ち去れなくなってしまいました!!
「音で知る春の訪れ」、昔の方は衣擦れにも
感じていたのですね・・・。
とても興味深いお話を教えていただき有り難うございます。
音で知る・・・鶯は理想的な迎え方ですね。
今朝も聴いたことのないような鳥のさえずりを耳にして
幸せを感じたものです。
この頃は温かい日が続いていて
球根や木の芽の成長が日々目にすることができ
気づけば長い時間お庭にいたりします。
春の昼下がりといえば、リラさんの木陰の読書。
そんな優雅な季節が近づいてますね♪
季節をこちらから迎えにいくことができたらいいのに~。
そしたら私は春と秋を風に乗って迎えにいきたいです!
音を連れてやって来る事から、“訪れる” って
なんて すてきなんでしょう
教えてくださって ありがとうございます
菜の花 先日 散歩の途中でみつけて 香ってみたら
やさしい すごくいい香りでした
スイセンやパンジーや梅など 一年でこの季節の お花の香りが一番好きです
何かが訪れる時に、音がする・・・って、昔の人は言ったのですね。 それ程、待ち侘びていたのでしょうか? そういえば、音・・・にまつわる名前がありますね。
うぐいす・・・こちらでも今日鳴いていました。春の訪れなのですね。
朧月夜・・・お月様が綺麗な季節ですね。
今晩は! コメント、有難うございます。
沈丁花、いいですよね。~♪ でも、我家にもありません。
欲しいと思っていながら、ついつい買いそびれてしまっています。
今の花の時期に売っているのでしたら、絶対に買いですね。
もう少ししたら咲き出す香りの良い、「羽衣ジャスミン」、秋に買いに
行ったのですが、売っていませんでした。友達が買ったと言う同じお店に
行ったのに・・です。尤も足繁く通った訳ではないので、仕方ないのですが・・。
沈丁花、今丁度、花盛りですね!
今日も道を歩いていたら、沈丁花の香り、到る所で香っていました。
今晩は! コメント、有難うございます。
昔の人の感性・・万葉集などの書物を紐解いても素晴らしいですものね。
「衣擦れ」を扱った短歌も、結構ありますね。
>今朝も聴いたことのないような鳥のさえずりを耳にして
それ・・私も、聞きました! と、言っても同じ鳥かどうか
分かりませんが・・。二度鳴いて・・丁度、用事をしている時で、
もう一度、しっかり確かめようとしたら、どこかへ・・。
鳥の声も美しいものですね!
バードウォッチングの楽しみがちょっぴり分かったような? 気がします。
木陰の読書・・文字に記せばロマンティックですが・・。
毛虫や、蚊が出て来ないまでが、勝負ですね。
>季節をこちらから迎えにいくことができたらいいのに~。
そしたら私は春と秋を風に乗って迎えにいきたいです!
もしかすると、その風がこちらにも同じように春と秋を
運んで来てくれるかも・・知れませんね・・?
今晩は! コメント、有難うございます。
「訪れる」、確かに人が来る時は、必ず音を伴って来ますものね。
足(靴)音、声、チャイムの音等など・・。
「菜の花」 に、香り・・気付きませんでした。
でも、パンジーがそうだったように、香りあるのかも知れませんね。
今度、うみさとくじらさんのように、嗅いでみようと思います。
こちらこそ、教えて頂いて有難うございました。
今晩は! コメント、有難うございます。
はるかさんの仰るように、昔の人はどうやら待ち侘びていたようですよ。
ほとんどが恋の歌ですが、言われてみれば・・
「恋の訪れ」だって、胸が高鳴りますから、鼓動・・。
これだってある意味、音かも知れませんね。
鶯、そちらでも・・。
いよいよ本格的な春の訪れなのでしょうか・・?
お月様、夕方、宵の明星を東の空に見ました。
今は、西南に移っていましたが、綺麗に輝いています。