【「山茶花(サザンカ)」】
【梨園】
正午近くに一同は町に着き、 「ブナの木屋敷」 へ向かった。 それは全く古い立派な屋敷で、 街道から引っ込んだ所に、青々とした楡や、 枝葉を差し交わすぶなの木立に囲まれていた。 【「赤毛のアン」 第28章】 |
こちらは今朝も
晴れ渡った空になりました。
起床時の寒さは相変わらず
ですが、それでも春に入る日、
「立春」 の今日は、その寒さは
ちょっぴり緩んだようです。
現金なもので如露の水の
凍結もありません。
ここで訂正。
昨日の最低気温は何と-3度
だったそうです。
(-1度と記した昨日のブログ記事は訂正させて頂きました)
氷点下のこの気温、未だかつて私の記憶にはありません。
【蝋梅(ロウバイ)】
【この木(金木犀)の向こうに・・】
そんな今日ですから外出した
帰り途、道草する気分になったのも
ある意味、当然かも知れません。
でも、やはりと言いますか・・
頬に当たる風は冷たくて。
これまでが寒過ぎましたものね。
これでも平年並みなのでしょう。
ただ、太陽の恩恵を受けています
から、日溜りは心地良くて。
私の足は、自(おの)ずと
あの場所へ。そう、
“アン気分に浸れる場所” です。
ついこの間は、ボルドー色だった
梨の葉は、すっかり落ち立木の
オブジェ。(上から2枚目の写真)
今日は梨園に隣接するリラ版、
「アンの家」 の庭の奥まで
入らせて頂きました。
大きな金木犀の木の向こうには、
こぼれんばかりの山茶花や香りの良い蝋梅が・・。
それにしても、ここまで入ったのは初めてです。
いつも手前で引き返していましたから。
ここは、まさに 「アンの家」。 アン を置いたらピッタリです。
でも、不思議ですね。浮かぶのは、どうしたって少女のアンなのです。
もう少し暖かくなれば大きな木の下で本を読みましょう。
ピクニック気分で食事もいいかも知れませんね。
そして、ここは春には一面の 【黄色】 (蒲公英)の絨毯になるのでしたね。
~なんて。今日もすっかり 「想像の余地」 に入り込んでしまいました。
そうそう、例の 「ブナの木屋敷」 ならぬ、【ポプラの木屋敷】。
あの天まで届かんばかりのポプラの木が切り倒されていました。
つい3日前には、元の場所にこそありませんでしたが、
庭の奥に、その姿を確認したばかりですのに。
他人事(ひとごと)ながら・・どれだけ安堵したことか。
以前の屋敷の佇まいが、上記の 「ブナの木屋敷」 に、
そっくりでしたから余計に残念です。
夕方主人とウォーキングに行き、
帰り道お蕎麦屋さんで食事を済ませました。
まだ薄明るく、
「随分日が伸びたね」と驚くほどでした。
春の足音が微かに聞こえてきます。
今、クロード・チアリを聞きながら花言葉を読んでいます。
シューベルトの野ばらとか庭の千草。ロンドンデリーエアとか。みんな好きな曲です。
「さざんか」白・・・理想の恋・高潔。
赤・・・謙譲。
「蝋梅」自愛。
「金木犀」初恋・謙遜。
お花も花言葉も大好きです。
リラさんの綺麗なお写真、
すっかり枝だけになった木もグレイッシュな風情がお洒落です。
黄色いタンポポの絨毯も見たいわ~
私、古い人でプログ立ち上げる事出来ませんの。
お邪魔するだけでごめんなさいね。
リラさんのところは春が近づいているのですね~
蝋梅もきれいです。
そちらで-3℃ですか!
-3℃と言ったら北国の気温です!!
ポプラ、なくなってしまったのですか。
リラさんも驚かれたのではないですか。
私もとてもショックです。
こんにちは~! れれたんママさん~☆
続けてコメント、有り難うございます。
私なんかと違って優雅なお散歩ですのね~。
帰りにお蕎麦屋さん・・お蕎麦の美味しいお店なのでしょうね~きっと。
お花も、花言葉も大好きですよ~。又々、共通点ですね~。(笑)
それにしても今日の花の花言葉にも共通点がありますね。
偶然にしても面白いです。
黄色の蒲公英の絨毯は4月頃です~。
一面に咲く蒲公英は見事ですし、白い綿帽子も同様に。
私も楽しみにしています。
>お邪魔するだけでごめんなさいね
いえ、いえ、とんでもありません。
ご迷惑でなかったら、いつでもいらして下さいね~!
こんにちは~! きたあかりさん~☆
いつも温かいコメント有り難う~!
春・・確かに足音、感じます。
でも、蒲公英は1年中ですし、
仏の座やカラスノエンドウは12月から咲いていますもの。
温暖化・・~なんて思っていましたら、ミニ氷河期が近付いているなんて。
一体、どうなっているのでしょう・・?
ここ最近、バタバタと趣きのあるお宅が取り壊されています。
「桜の木屋敷」 も、今回の 「ポプラの木屋敷」 も
偶々、取り壊しに出会ってしまって。
少なくともポプラの木だけは残して欲しかったのですが・・。
葉っぱは、いくら落ちようと、ご近所には関係ないほどのお宅でした。
尤も、ここの方が嫌になられたのかも知れませんけれど。
快適さは現代住宅に適わないのでしょうが、
趣きは、昔の家って格段にいいですものね~!
それは和風に限らず、洋風の家にも言えるのですから。
外と中、両方・・というのは無理なのでしょうか・・?