【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レースの粋

2011-09-20 15:33:25 | 私の手作り夢時間



【先日の 「Lariat」 に薔薇の花を付けて】











クリスチンは長いなだらかな袖の
紫びろうどの長衣ガウンを着ていた。
金色の裏が付いており、魚尾状のすそには
金色の レース で裏打ちがしてあった。
金色の細リボンが今なお
黒い髪の翼を取り巻いていた。
ダイヤモンドを散りばめた
長い細い金鎖が首から垂れている。
                【「炉辺荘のアン」 第42章】


   






   今日は雨。ごく弱い雨が降ったりやんだりしています。
  それにしても昨夕辺りからぐっと下がった気温。
  今朝などは半袖では寒いくらいです。

   「このまま秋になってくれるのかしら・・?」
  「もう1度、あの暑さに戻る事があるのかしら?」
  ~とは、ゴミ出しの時のご近所の方との会話。

   そう言えば、今日は 「彼岸の入り」。
  今までお天気には裏切られて来ましたが、
  もうそろそろ期待してもいいのかも知れませんね。












【同じものが光線の加減で変化】


   





   さて、今日の写真。
  先日のグレーのラリエット(2枚目写真)に続き、
  もう一つのラリエットが完成しました。(モチーフ編み)

   繊細なレースは、微妙な光線の具合でいかようにも変化します。
  又、明暗のコントラストを作る透かし模様は、美への憧れ。

   これは、スカーフのように使用したいと思っています。
  本来は白だったものを紅茶で染めました。

   レースの魅力は何と言っても “白” ですが、
  その白、首に巻くのには少々抵抗が。
  それに顔や洋服映りもありますから。

   モチーフの数は全部で59枚。
  数的には多いのかも知れませんが、

   一つ、一つのモチーフは随分小さいので、
  すぐ繋ぎに入れます。

   その事が気分転換になり、
  単純作業なのに意外に飽きなかったようです。

   同時に少しずつですが、
  大きくなって行く達成感のようなものも。

   そうそう薔薇の付いた(私はそのつもり)、
  グレーのラリエット。

   黒のレース糸を求めたお店のディスプレイを見て、
  いいな・・と拝借。早速、作ったという訳です。











   




   今日のレースのように、私は首に巻くものが大好き。
  勿論、チョーカーも。
  そんな折、あの三島由紀夫の文章の中に見つけたフレーズ。

   別段意識した事はありませんでしたが、思わず苦笑。
  でも、これから・・これだけは決して無駄になる事はありませんね。
  それこそ、作り甲斐があるというものです。


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