【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

落葉舞い、時移ろい

2014-11-25 18:27:17 | 四季のスケッチ
















その年の 11月 は日光を出し惜しみした。
寒い風が葉の落ちた銀色の枝の
楓林を吹き渡り、窪地には
ほとんどいつももやが立ち込めていた・・・・・
霧のような優雅な不思議なものではなく、
父の言う 『じめじめした、暗い、陰気な、
しずくの垂れる、霧雨のような靄』 であった。                   
                 【「炉辺荘のアン」 第19章】








   こちらは予報通り、
  雨となりました。

   冷たい雨では
  ありません。

   寧ろ、暖かい雨
  と言っていいでしょう。

   ただ日射しがない分、
  気温の割には少々、
  寒く感じます。

   雨の方は朝方、
  激しい時もありましたが、
  日中は、やんでいる
  時の方が多かったように
  思います。
  今も降っていません。

   しかしながら、朝方の
  雨で、紅葉の葉っぱは
  大分、落ちました。

   (それでもまだ半分
  くらいは残っています)                 

   それにしても路面は、おびただしい落葉の華。
  “綺麗!” と見惚れている場合ではありませんね。

   11月も後、数日。『アンの世界』 と違って、
  こちらは日光に溢れた11月だった・・と言っていいでしょう。

   滅多にかかる事はありませんが、(こんな日にだけかかる)
  低い里山にかかった靄(もや)も、それはそれで優雅ですし。

   ところで先日は、紅葉は青空が似合うと言いましたが、
  今日のような曇天、いいえ真珠色の空もなかなかです。

   周囲が灰色でも紅葉の “紅” が鮮やかで、
  これも “和の趣き” なんて思ってしまいます。

   この紅、鮮やかさ、華やかさだけではなく、
  同時に哀愁も帯びていますものね。

   これも和の持つ奥深さかも知れません。
  四季のある日本って、いいですね。


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