【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

自分色の心の灯り

2009-01-09 17:07:07 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編




  昨、夜半から降り出した雨は、
さほど冷たい雨ではありません。

この所、乾燥した日が、
続いていましたので、
丁度良いお湿りになった事でしょう。

その雨も午前7時頃には、
やんだのではないでしょうか。
  
その後も重い空が続きましたが、
それでも午後には写真のような
青空も戻って来ました。

ところで、最近の私は雨の日の、
薄暗い日も満更ではありません。

こんな日は、ランプや蝋燭の灯りに包まれていられますから。
そして、暖炉の火は赤々と、しかもパチパチと音を立てて燃えています。~なんて。

   



“・・・彼女の空想は、宵の明星を水先案内として、・・・・・
遥かなる 「淋しい妖精の国」 の輝く岸辺を洗う伝説の
海を渡り、「心の憧れる国」 へと漕いで行った。
夢の中のアンは、現実よりも豊かであった。
なぜならば、目に見えるものは過ぎ去るが、見えないものは、
永遠に不滅だったからである。”
              
               【「アンの愛情」 第1章】









となれば、私はミス・ラベンダーの
住む、「森の家」 にでも、
いる事にしましょうか・・。
という事で。

今年最初の 『カフェ 「薔薇の詩
(ポエム)」』 のオープンです。

一昨日のクロスとレースを
今日も使いますので、
カップもグリーン系に。

葡萄柄が好きだと言う割には、
あまり登場の機会の少なかった、
葡萄柄のカップです。ナルミ製。

そうそう、その後ろの葡萄の絵は、私の手描きです。
もう何年も前に描いたものですが、最近はとんと、ご無沙汰です。

BGM は、昨日偶々、教育テレビでやっていた、
波乱のピアニスト、フジコ・ヘミングウェイに因んで、
「ラ・カンパネラ」 を初めとするリストのピアノ曲を。

そう言えば・・。
彼女は今、(と言っても1999年のインタビューでしたので、最近は存じませんが)
劇団跡の、その上階に住んでいらっしゃるのだそうですね。

印象的だったのは、ピアノのある部屋に丈の長い蝋燭が2本。
後、スポットライトでしょうか。
  
そんな薄暗いとも思える部屋で、一心不乱にピアノを奏でていらっしゃいました。
勿論、全て暗譜ですので、明るくする必要もないのでしょう。

「人間は機械ではないのだから、音の間違いなんて、気にしない」
確か、こんな事を仰っていらしたような・・。

卓越した才能と、努力の方だからこその言葉ですが、凡人の私なんて、
その言葉一つに、早くも飛び付き、ス~ッと心の重石が取れたような気がしたものです。
何と単純なのでしょう。

話が BGM から、思わぬ方向に逸れました。
一旦は、明るくなった空も・・再び真珠色に・・。
蝋燭のオレンジの灯りが心に沁(し)みます。


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4 コメント

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葡萄 (きたあかり)
2009-01-10 00:21:45
リラさん、こんばんは。
葡萄の絵とカップ素敵ですね。
話がそれてしまいますが葡萄という漢字の雰囲気も好きです。
ガラスのお家もかわいいですね。(間違っていたらごめんなさい)

ロンバルディのことお気にかけていただいてほんとうにありがとうございます。翻訳って難しいのですね。
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Unknown (めぐみ)
2009-01-10 09:54:26
リラさん、こんにちは☆

葡萄の絵柄カップで、La campanellaをBGMにお茶だなんて素敵~♪
このピアノ曲、私は大好きです!
こんな曲を私も弾けたらいいのに。
いつかも書いたとうな気がしますが、
私が弾ける曲なんて、「太陽にほえろ」と「ねこふんじゃった」ですからね(涙)

あ、ところで「いろは歌」に暗号がかくされているのではないかという話はご存知ですか?
私、国文学科で勉強していた時に教授から聞いたのですよね~。
ホント、興味深かった!
歌を平仮名で7文字ずつ区切って、それぞれの行の最後の文字を読んでいくと「とかなくてしす」になるのです。
つまり「咎無くて死す」!!

ひ~!!!
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優雅な漢字 (リラ)
2009-01-10 16:42:42
  きたあかり様

 こんにちは~! いつも温かいコメント、有り難う~!
「葡萄」 の漢字、素敵ですよね~! 

 なので・・私も、絶対に漢字を使います~。(笑)
「檸檬」、「林檎」 など、果物の名も・・。「薔薇」 も、いいですものね。

 そうそう、今は名前を変えられましたが、トーコさん、
本名が 「萄子さん」 て、仰るのだそうですよ。
その時、「渡辺淳一の小説の主人公の名前のようね~」 なんて、話したものです。

 「ロンバルディ」、何なのでしょうね~!
ポプラと杉が行ったり来たり・・。
きたあかりさんの仰る通り、真っ直ぐ上に伸びる木でいいですね~!
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ピアノの詩人 (リラ)
2009-01-10 17:05:30
 めぐみ様

 こんにちは~! いつも温かいコメント、有り難う~!
めぐみさん、「ラ・カンパネラ」、お好きでしたよね~!

 リスト・・ここでも詩人が出て来ましたね~。(笑)
リストは、難しくて私も全然自信がありません。

 そうそう、「ねこふんじゃった」 と言えば・・。
私がピアノを習い始めた、きっかけの曲なのですよ~。

 おもちゃのピアノで、テキトーに 「ねこふんじゃった」 って、やっていたら・・
父が “この子は天才だ・・。” と。 親バカもいい所ですよね~。(笑)
でも、めぐみさん、「太陽にほえろ」 が弾けるなんて、素晴らしい!!

 「伊呂波歌」 に暗号なんて、あったのですね~!
教えて下さって、有り難う~!!
やはり、空極の言葉遊びだったのですね~! 
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