【ジャスミンの樹の下で】
【「薔薇の誘惑」 ~松江 「福田屋」】
シルヴィアは花を持ち上げて、 その中に顔を埋めた。 「とにかく、誰にしても、この花を下さった方を、 あたし、有り難いと思うわ」 と、シルヴィアは楽しそうに言った。 「さんざし くらい好きな花はないんですもの。 ああ、何ていい匂いなんでしょう」 【「アンの友達」 2.】 |
今日は、昨日以上の快晴、五月晴れとなりました。
空気は爽やか、気分も爽快。朝のヒンヤリ感も健在です。
とは言え、日中は暖かくなりました。
暑くもなく寒くもなく丁度、いい気候。
こんな日は、外でお茶したくなりますね。
それにまだ蚊もいませんし。
となれば・・。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
開店と致しましょう。10日振りですね。
今日は今を盛りと咲き誇る、ジャスミンの樹の下で。
まさに花季(はなどき)。この季節だけですものね。
さて、ジャスミンの一番花が
開花して、およそ一週間余り。
今、最盛期を迎えています。
ジャスミンと言えば、
まずその芳香。
玄関先と庭、二ヶ所に
植えたものですから、
外に内に強烈な香りを
発散しています。
一つ々の花は小さいけれど、
寄り集まって咲く姿は、
もう一つの雪の女王に例えたものです。
その小さな花びらが風に乗ってひらひら舞って・・。
それはまるで雪の結晶のようです。
そんなジャスミンの樹の下でのお茶。
今日のお茶請けは、島根県は松江の老舗和菓子店の 「薔薇の誘惑」。
白餡の周りを求肥でくるみ、ピンクの花びらは、
薔薇を煮込んで作ったゼリーで見立てています。
ジャスミンの樹の下で薔薇のお菓子。
今日の私は、大好きなカシニョールの絵の中の女性気分・・?
ジャスミン、そよ風、薔薇のお菓子、木洩れ日・・。
想像の翼を広げるには十分ですね。
ところで、『アンの世界』 でもお馴染みのさんざしの香り。
未だにその香りを知りません。一度でいいから嗅いでみたいものです。
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