【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

失われた微笑

2007-12-21 16:45:50 | 心の宝石箱


   
 
   



   

   こちらは、今日もこんな快晴の空で明けました。
  暖かい朝です。ただ、薄らと霞みがかかり、桜色の・・
  そう、桜餅のような空になりました。

   朝から桜餅を連想するなんて、いつまでも食欲旺盛です。
  それに、ちっともロマンティックではありませんね。

   少なく共、昨日の 『アンの世界』 の描写のような
透明感はありませんね。

   でも、もう一つの表現、“絹のヴェールに包まれた・・” 
  そんな感は、ありましたが・・。

   ところで昨日も記しましたが、日溜まりの暖かさの事。
  今日も午前中は、そうだったのですが生憎、
  午後からは真珠色の空になりました。

   冬の暖かい天気の日・・。
  冬の季語でもある、所謂(いわゆる) “小春日和”・・・。

   それをアメリカでは、「インディアン・サマー」、
  ロシアでは 「女の夏」。

   何とドイツでは 「老婦人の夏」 と言うのだそうです。
  (~12/17 付の新聞より)

   奇しくも三国共、「夏」 と言うのは、面白いですね。
  その中で、日本だけが、春。
  それも 「小春日和」 なんて、素敵な名前ですね。

   話は、ガラッと変わります。
  以前からずっと心に引っかかっていた事。

   それが今日偶然、解消しました。と、言うのは・・。
  ↓ の言葉を言った人が、どなただったのか、
  どうしても思い出せなかった私。

   「日本人は、貧しい。しかし高貴だ。
  世界で、どうしても生き残って欲しい民族を挙げるとしたら、
  それは日本人だ。」

  (駐日仏大使 「ポール・クローチル」 が昭和18年に言った言葉)

   最近のモラルの低下や、言葉の乱れは言うに及ばず、
  犯罪の増加に至っては、目を覆うばかりです。

   でも、日本人の事をこんな風に
  言ってくれていた外国人がいたのですね。

   それも昭和18年とあります。
  この時期は、もう太平洋戦争は始まっています。

   そんな時代に・・と、思うと同時に、
  人の記憶って、いい加減なものですね。

   私は、この言葉は、イギリス人、それも、
  てっきり明治時代だと思っていました。

   どこかで小泉八雲なんかと、
  こんぐらがってしまったのかも知れませんね。

   (八雲は、実際には、アイルランド人ですが) 
  でも、その八雲の時代、明治20年代にして、次のように言っています。

   “昔の日本が、今よりもどんなに
  美しい世界に見えたかを日本は思い出すであろう。
   古風な忍耐と自己犠牲、昔の礼節、
  古い信仰の持つ深い人間的な詩情、――
  日本は嘆き悔やむものが沢山あるだろう。・・・”
 

   明治20年にして、既にこうでしたら・・
  今の日本を見たら、何と言うでしょうね。
  ちょっと考えさせられてしまいます。 


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2 コメント

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こんにちはぁ(*^_^*) (うみさとくじら)
2007-12-22 11:30:47
こんにちはぁ(*^_^*)
ほとんど 毎日朝焼けを見ています
きれいですよねぇ~~
うっとりして写めったりします(*^_^*)
コメントどうもありがとうございます
リラさんが来て下さって ほんとうに うれしくて
こころが ぽわぁ~んとしあわせな気持になりました
ありがとうございました
返信する
こちらこそ~♪ (リラ)
2007-12-22 16:41:01
  うみさとくじら様

 こんにちは!  コメント、有り難うございます。
今日は、冬至なのですね。~♪
それと雨が重なって、もう夜のように暗くなっています。

 でも明日からは、今度は1日、1日と日が長くなって行くのですね。
そう思うと、心がフッと軽くなりますね。

 私の方こそ、うみさとくじらさんがいらして下さって、
心が、ポワァ~ンと、幸せな気持ちになりましたヨ。
有り難うございます。
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