【朝は蕾~「蔓日々草」】
【やがて開花】
昨日の雨は起床時には
やんでいました。
それにしてもよく降りました。
朝の気温の方も17度。
相変わらず暖かい朝です。
日中も、昨日よりは若干気温、
下がったでしょうか・・。
それでも一時の寒さはありません。
さてつい先日、青い花、
「蔓日々草」 の花を 1輪見つけたばかりの私。
雨上がりのピカピカした空気の今朝は、あっちにもこっちにも蕾を付けたそれに遭遇。
はや、開花の順番待ち? の様相です。
一気に暖かくなった事もあり、開花のスピードも増したのでしょうね。そして、そして・・。
待ち焦がれた、憧れの花 「匂いすみれ」 も・・。もう嬉しくて。
その下の花の蕾・・又々、植えた記憶のない花です。一体、何の花でしょう・・?
ところで、すみれに関してはこれまでも折に触れ、何度か記して来ました。
日本のその語源は、その花が、
大工道具の 「墨入れ」 に似ているからだと言われて来ました。
しかし近年では “摘まれる” 花ですから 「つみれ」 → 「すみれ」 と、
転化したのだという説が有力とか。人気の花だからこその所以ですね。
さて、すみれ天国の日本。
古くは 「万葉集」 や 「枕草子」 にも登場し、
人々は春になると野に出て、すみれ摘みを楽しんだと言われています。
「春の野に菫摘みにと来し吾ぞ 野をなつかしみ一夜宿にける」 ~ 山部赤人 「春の水すみれつばなをぬらしゆく」 ~ 与謝蕪村 |
余談ながら、与謝野鉄幹の主宰する 『明星』 の人々は、星や菫を好み、
星や菫によせて恋を歌う傾向がある、ロマンチストの一派で、
「星菫派」 と呼ばれていました。
兎にも角にも世界中で愛されているこのすみれ。
かのナポレオン が愛したのは有名ですし、
マリー・アントワネット は、薔薇とすみれ、両方の香りを愛したと言われています。
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