


ある日、嵐になったため 外へ出られなかった。 (中略) しかし、嵐の時でさえ、 グリーン・ゲイブルズには それ独特の楽しさがあった。 ストーブの前に座り、 林檎やキャンディーを頬張りながら、 ちらちら天井に映る炉の火を 見守っているのは良い気持ちだった。 咽ぶような風の音を外に聞きながら摂る 夕食の何と陽気なことか! 【「アンの幸福」 第2年目 6.】 |


白い世界で明けた今朝。
この冬初めての本格的な
雪は、ハッと息を呑む
モノトーンの世界。
起床時には既に
道路の雪は溶けていましたが、
残された雪は凍っていました。
勿論、庭の如露の水も
カチカチに凍って。
その後は降る事はありません
でしたが、今日はほとんど
太陽の恩恵はありません。
それでも午後には
青空が戻って来ましたが、
見るからに寒空。
こんな寒空こそ私には、
いつかの 「陶器のような青空」
に思えてなりません。



外出する予定もありません。
こんな日は、ちょっとだけ
『アンの世界』 に
近付いた気がします。
せいぜいアン気分に
浸る事に致しましょう。
それにしても・・
“やっぱりレースが好き!”
~なんて、のたまったのは
つい昨日のこと。
その舌の根も乾かないうちに
カントリーですから、
何をか言わんといった所ですね。
今日のように寒い日は
布あしらいの方が
温かみがありますものね。
そんなこんなで。
こんな時に手っ取り早いのは、
相も変わらず 「マリラの三つ編みマット」 です。
プラス、随分前に描いたフォークカントリーの裁縫箱や、
鋏(はさみ)入れなどを並べれば、容易に 『アンの世界』 に直行です。