


【秋色壁飾り】

小径 は、枝さしかわす樅の古木の下を 通っているので、仄暗く、苔ばかり、生えていた。 両側には 落葉 が降りしき、 ところどころ日光が射していた。 辺りは津々と静まり返り、 浮世を遠く離れた感じだった。 「まるで魔法の森を歩いているようだわ。 又、元の世界へ戻れると思って、ダイアナ? もうじき、魔法のかけられた お姫様のいるお城に出ることよ」 【「アンの青春」 第21章】 |


【秋の小川】

冬日和の空が続いています。
それでも午前中は、
時折、どこから現れるのか、
いつの間にか雲がかかり・・。
かと思えば、パ~ッと太陽。
降り注ぐそれは、大層優しく、
暖かいのですが、少々、
気紛れかも知れません。
尤も午後には、
すっかり安定していますが・・。
気温は今日も高めです。
さて、今日も昨日の続きを。
昨日は紅葉の緋色に、すっかり
心が奪われたものですが、
いつもの道をほんの少し外れるだけで、
新しい発見があるものですね。
まさに上記の引用文の通りです。
先日の 「坂道」 も然る事ながら、本来の 「曲がり角」 には、
やはり 「想像の余地」、満載ですね。


【秋色パレット】
ところで冒頭の写真。
“深窓の・・” と言った感じがピッタリのお宅ですね。
写真は今回で2度目ですが、蔦(つた)の紅葉には少々、遅かったのかも。
大分、葉っぱが散っていました。(前回は 【こちら】)
昨日は、このお宅を左に曲がって山側に入ったという訳です。暫く行きますと・・。
そこには、昔懐かしい 「セピア色の昭和」 が広がっていました。
トタン板の看板も。
レンタルの文字は少々、そぐわない気もしますが、
これが 「仁丹」 なんかでしたら、言う事、ありませんね。