

明けました。
まだ日の出前の空は、
ほんのりと桜色。
朝もやに、ぼんやり霞んでいて、
いつもの事ながら桜餅を連想して。
朝からこれでは、今日も、
“食欲の秋” だけの1日に、
終わってしまいそうな予感・・。
これでは、いけないと心を引き締めたものですが・・。
そうそう、今日も庭では・・。いいお天気で、蝶達も嬉しいのか、大活躍です。
「丁度、ステンドグラス越しに、柔らかな光のみなぎる大伽藍の
中で、『年』 が膝まずいて、お祈りしているようね」
「こういう所を急いで通り過ぎるのは、
教会の中を走って行くのと同じで、不敬に当たる気がするわ」
【「アンの青春」 第21章】

今日も私は道草。
そぞろ歩きを楽しみました。
こんな日は、室内と戸外の
優劣など、逡巡している暇は、
ありませんね。
まだまだ、『アンの世界』
ほどの描写ではありませんが、
いつもの通り慣れた道も、少しずつ
秋色に変化して行くのが感じられ、
思わずハッとさせられます。
ましてや、一歩、脇道に入り込むと、思わぬ世界が広がっていたり・・。
さて、そんな中で、以前にも撮った、何ともユーモラスな案山子の写真。
そろそろ、刈り込もうという寸前の田んぼの中に、いくつか案山子が増えていました。
先日来の雨除けでも、あったのでしょうね。傘をさしたのもあり・・。
作った方の心が、偲(しの)ばれます。

心に留めていた、白い彼岸花。
(曼珠沙華)
まだ、同じ場所に、
ひっそりと、咲いていました。
でも、彼岸花は、やはり赤ですね。
つくづく、そんな気がします。
それにしても、「葉見ず、花見ず」
とは、よく言ったものですね。
※ 明日のブログ、(出来るだけ更新するつもりですが) ひょっとしたら、
更新出来ないかも知れません。その時は、悪しからず・・。