

今日もそんな空で明けました。
まだ明けやらぬ空には、
明けの明星と細い細い三日月が、
上下に並んで輝いていました。
今日は、“寒の入り”。
それなのに、3月上旬の気候とか。
いかにも “陽光煌(きらめ)く春”
と言った感じです。
暖かいのは、本当に嬉しいのです。
でも、心底喜べないものがあって、その心は複雑です。
そうは言いながら・・日溜まりは、ぽかぽかで、
まだまだお屠蘇気分の抜け切らない、ポ~ッとした私がいます。
“1月はこれまでの所、寒い灰色の日が続き、
時折嵐が駆け回り、幽霊小路に雪を吹き寄せます。
けれど、昨夜は銀色の雪解けを見て
今日は太陽が輝きました。
あたしの楓の木立は、想像も出来ない輝かしさです。
ごくありふれた物でさえ、美しく見えました。
針金の垣根は、一つ一つ水晶のレースのようでした。”
【「アンの幸福」 第2年目 7.】
こちらは、昨日は書けなかった 『アンの世界』 の1月の姿です。
やはり厳しい冬の姿を垣間(かいま)見る事が出来ます。
太陽が輝く事が、どれだけ貴重な事なのかも教えてくれます。

母校からのカレンダー。
ただ気になっている事が・・。
会費を払っていません!
振込み用紙が入っていましたら、
今度こそ払おうと思っているのですが、
入っていないのです。どこを探しても。
永久会員って訳でもないでしょうに。
添えられていた小誌の中の一文が、
心に残りましたので、記しておきます。
“人間の声は、あらゆる可能性を
秘めている。
時には歌を奏で、時には詩を詠い、
時には物語を語る。
それらが音と出会った時、二つは寄り添い、
重なり合って音楽を紡ぐ。”
~「音楽の言の葉より」