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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

私の小さな宝物

2015-02-19 19:23:18 | ハーブと香り雑学














若い2月の気候に何事か起こった。
2月は何とひねくれた月だろう。                     
          【「エミリーの求めるもの」 第16章】







   パラパラ・・と思わぬ雨に見舞われた今朝。
  尤もすぐにやみましたけれど。

   その後は太陽が顔を出していながらパラパラ・・
  のお天気雨。何だか変な天気。

   おまけに外に出れば、気温の割には冷たい風。
  室内と戸外の優劣は、今日は意外にもかなりの気温差。
  こうなれば、早々に室内に引っ込んだものです。

   地震や津波も起きていますし、『アンの世界』 同様、
  2月は、ひねくれた月かも知れませんね。






   さて、私の小さな宝物。
  小さな缶や瓶に詰めた
  ポプリ他。

   そして引き出しの中は、
  これまで編み溜めていた
  ドイリーや縁レース
  等など・・。

   そうそう、ここには
  ラベンダーのサシェを
  入れてもいます。

   レースを眺めるのも
  然(さ)る事ながら、
  引き出しを開けると
  プ~ンといい香り。

   しかも、これで
  虫除けになるの
  ですから一石二鳥。

   いいえ、優雅な
  気分にもなりますから、
  一石三鳥ですね。

   (因みに香りの良い 「ラベンダー」 を使うのはイギリス。
  フランスでは 「サザンウッド」 が使われるようです)

   花びら(ポプリ)と香りとレースの魔法。
  心が重苦しい時、悲しい時・・
  レースや優しい香りは、心和みます。

恵みの香り葉

2015-01-27 19:01:28 | ハーブと香り雑学
















もみの枯葉の匂いって確かに素敵ね。
あたし、クッションを作って、
樅の葉を詰めようと思うわ。
あんたも一つ作ったらいいわ、アン」
「そうするわ・・・そして昼寝の時にするわ。
そうしたら、きっとあたし、木の精か、
森の精になった夢を見るでしょうよ」
                  【「アンの青春」 第6章】






   昨日の雨は上がりましたが、
  なかなかすっきりした天気という訳には参りません。

   ただ、気温の方は昨日以上の暖かさ。
  厚い雲に覆われ、日射しがありませんのに、この気温。

   一気に春が来たようです。
  それもその筈、3月中旬から4月上旬頃の気温との事。

   とは言え、明日から又、真冬の寒さに逆戻りとの事。
  まだまだ油断は出来ませんね。


















   さて、『アンの世界』 の香り葉は樅ですが、
  こちらはレモンユーカリの葉。

   この葉は香りがハンパではありません。
  そのままでも十分、芳香浴気分に。
  その葉が随分、溜まりました。

   こんな風ですから、小さなサシェでは詰め切れず、
  作り溜めていた(市販の物もあります)
  袋が急遽(きゅうきょ)サシェに早変わり。

   レースあり、パッチワークあり。
  サシェの口を開けるまでもなく、
  外から触っただけで、プ~ンといい香り!

   アンダイアナ のように、クッションの詰め物にも
  十分、イケます。ただ、詰め物にするには足りません。
  今年はせっせと株を増やさなければ・・。

香り聴きませんか

2015-01-14 18:52:17 | ハーブと香り雑学














「あなたは ――
あなたは美とロマンスの
小さな魔法の世界に住んでいるような人よ。
『あたしは今日はどんな
嬉しい事を発見するかしら?』 ――       
これがあなたの生活態度に思えるわ、アン」                    
                               【「アンの幸福」】








   一旦は日の出を見ましたが、
  暫くするといつもの空に。いつもの空とは・・。

   そう雲の多い、いかにも寒そうな空の事。
  事実、今日は本当に厳しい寒さとなりました。

   この冬、特に年が明けてから
  とりわけ、こんな空が多いように思います。













   さて、厳しい寒さの
  今日のような日。

   室内と戸外の優劣に
  悩む必要などありません。

   香りでも聴いて
  リラックス・・
  するとしましょうか。

   取り出したのは
  ラベンダーのお香。

   うっかりして薔薇も
  梅もきらしていました。

   甘い香りの香木として名高い白檀系の香りは、
  それこそ沢山あるのですが・・。

   この香り、すぐに酔ってしまって? 
  少々、苦手かも知れません。

   やはり薔薇や梅、今日のラベンダーなどのような
  花の香りが爽やかでいいですね。

   今思ったのですが、使わないのなら、
  細かく砕いて、ポプリの香り付けにしてもいいですね。

   今年は何とかして アン のように、
  一日の中にも嬉しい事、幸せな事を探して行ける
  そんな一年にしよう・・と思っている私です。

ちょっと気分のいい 「香る暮らし」

2015-01-11 19:36:58 | ハーブと香り雑学
















「今日の午後こそは楽々と何にもしないで
暮らせるのよ。ジェムシーナおばさん。
暖炉の火が気持ち良く燃え、
美味しい冬林檎がお皿に一杯あって、
3匹の猫が仲良く甘え声を出し、
緑色の鼻をした、申し分のない陶製の犬
2匹のいるここで過ごしましょうか?」                  
                   【「アンの愛情」 第25章】






   起床時、昨日と違って雲一つない空でしたのに、
  暫くすると又々、暑い雲に覆われて来ました。

   今日もパラッと雨。
  なかなかスッキリした天気・・という訳には行きませんね。

   真っ青な空で、キーンと鳴るような冬日和、
  しばし、お目にかかっていない気がします。












   さて、『アンの世界』
  に比べれば、有り難い
  事に真冬の今も咲いて
  いる花があります。

   山茶花、三色菫、ビオラ、
  ゼラニウム等など・・。

   とは言え、当然の事
  ながら他の季節には
  遠く及ばないですね。

   おまけに山茶花を
  除けば、他は春の花と
  言っても過言では
  ありません。

   こんな時、外は木枯し
  でも昨年から溜めていた
  ポプリなどの香りを
  嗅(か)ぐと、
  ほっと寛ぎます。

   平凡な日々の暮らしの
  中にこれらは彩りを
  添えてくれますものね。

   そう、気持ち良く燃える暖炉の火の前では、
  冬林檎の代わりが私の場合、ポプリという訳です。

   それに本物の猫ではありませんが、
  手描きの猫もいますし・・。~なんて。

   猫が背負っている物は、レースのサシェスに入れた、
  レモンユーカリの葉のポプリ。(沢山溜まりました)
  凄い芳香を放ってくれます。

   そうそう、松ぼっくりもオイルを入れた湯で
  煮立てて乾燥すれば、仄かな香りが楽しめますね。

香りのひと皿

2015-01-10 19:05:25 | ハーブと香り雑学












ジム船長は熱烈な 美の崇拝者 であった。
聞くもの、見るもの、全て美しいものは
彼に深い得も言われぬ、
精神的な喜びを与え、
生活を明るくするのだった。                 
                  【「アンの夢の家」 第9章】







   ここ何日か、朝は灰色の重い空で明けています。
  一日の最初の行動であるカーテン、
  雨戸を開けた時の、ある種の失望感。
  こんな日は、お天気の時に比べ、やはりありますね。

   それでも “ホッ” と白い息。
  冬の寒さが何だか幸せ・・。
  そんな風に思える瞬間ってありますね。

   「暑い寒いと文句を言わない」
  暮らしの美学は、そんな所から始まるのだそうです。

   そしてそこから広がる幸せ感。
  ものの考えよう一つで幸せになるのなら、
  使わない手はありませんね。












   さて、今日は薔薇の
  香りの中にいます。

   と言っても
  生きた薔薇ではなく、
  エッセンシャルオイル。

   それに残念ながら
  100%オイルでは
  ありません。

   何分にも薔薇は
  お高いですから。

   何でも3、4トンの
  花からたった1キロしか
  とれないそうですから。

   それでも
  仄かに香るそれは、
  薔薇そのもの。

   優雅な気分にも
  なりますし、
  心身とも寛げます。

   そうそう、薔薇が香りの女王なら王様と称される、ジャスミン。
  ジャスミンは、香料1滴に200個の花が必要なのだとか。
  いやはや・・。

晩愁香のアルバム ~ その2

2014-12-18 20:00:00 | ハーブと香り雑学





【「マトリカリヤ」 & 「レモンユーカリ」 のポプリ】












「今日は 身を切る風と暗き空だわ」
と、・・・・・ リラが言った。
あまり寒いので居間の暖炉に火を入れた。
陽気なほのおは外の寒さに対抗して大活躍だった。 
                    【「アンの娘リラ」 第33章】






   チラチラ程度ですが、今日はこの冬、初めての雪となりました。
  昨日も相当寒かったのですが、それ以上の寒さに。
  日々、最低気温を更新している有様です。

   そうそう、こんな雪の降り方は、
  “風花が舞う” と言うのでしたね。
  こんな美しい言葉は使わねば、勿体ないですね。












   さて、「晩愁香のアルバム 」
  第二弾。(前回は 【こちら】

   前述のように今年、
  一番の寒さとなった今日。

   『アンの世界』
  のように“暖炉に火”・・
  でしたら、申し分ないの
  ですが、ストーブで十分、
  そのつもりになっています。

   そんなこんなで、
  室内にこもりっきり。

   それでも気分転換に、
  庭に出てみるのですが、
  それこそ身を切る寒さ。

   とは言え、今日は
  風は吹かず、又、
  暗き空でもありません。

   尤も、『身を切る風』 は、
  昨日ならピッタリ。
  今日は、風こそありませんが、底冷えしています。

   そんな今日。家の中でポプリ遊び。
  既に登場したものもありますが、
  これらは、今年一年の収穫物。

   草っぽいあの香り、この香り、
  はたまたリラックス香と。それぞれの思い出が蘇ります。

   そう言えば、松ぼっくいなど金や銀色に色を塗りましょう。
  クリスマス用にいいですものね。
  ついつい夢中になって時間を忘れるひと時です。  

晩愁香のアルバム

2014-12-01 19:41:16 | ハーブと香り雑学














フォア・ウィンズ港の方角から射し始めた、
黄昏 の青く長い魔法の光が、
次第に辺り一帯を包みこんだ。
俄かに強まった風が、街道沿いに
立ち並ぶ高いもみの老木の上で戯れ、
まるで吐息をつきながら
ざわめいているようだった。                    
               【「アンの想い出の日々(上)」】







                               【黄昏の里山の紅葉 ~ 午後4時過ぎ】
   一旦は日の出を
  見た今朝ですが、
  その後、雨に。
  相変わらず暖かです。

   尤も、その雨は、
  いつの間にか上がって
  いましたけれど。

   しかしながら、
  この雨で、先日は4分の1
  程度残っていた紅葉も
  残り僅かとなりました。
  後は、時間の問題でしょう。

   早いもので、今日から12月ですね。
  写真は黄昏の魔法の光が当たった目の前の山。
  カ~ッと日が当たって黄金色に。

   先程、外に出ましたら風が出ていました。
  どうやら明日から一気に冬がやって来るようです。

   明日の朝の最低気温は何と5度。
  今朝と比べれば、10度以上も違うのですね。













   さて、今年も沢山の
  山野草をドライに
  したものです。

   その中で今年は、
  紫陽花が、
  良い色に乾きました。

   勿論、大好きな
  犬蓼(イヌタデ)も。

   葉っぱが緑のものと
  真っ赤なものと。

   これは霜に焼けて、
  千の色になるのでしたね。

   この犬蓼を土物の
  大きな壺に挿して
  みました。

   こんな土物と山野草、
  しっくり馴染みます。
  馴染むと言えば・・。

   (写真では蝋燭ですが)
  お香ではないでしょうか。

   この後、お香を焚いたのは言うまでもありません。
  煙と香りをくゆらせ、リラックス!!

秋ハーブの祝福

2014-11-04 18:50:18 | ハーブと香り雑学



【サフラン】




【食用菊】








夏も秋も去った。
以前より早く四季が経つような気がする。
真っ直ぐの国の隅でキリン草は白くなり、
毎朝地面には霜が
銀色のスカーフのように拡がる。
「谷を渡る」 夕風は心を締め付けて探り、
愛して失ったものを求めて
空しく妖精を呼ぶ。
なぜならば妖精の国の人々は
南の国へ行ってしまわなければ、
もみの木の間か、羊歯しだの根元に
隠れているからである。                   
               【「エミリーはのぼる」 第19章】
 










【日の出】









   起床時こそ、雲の多い空でしたが、
  その後はほとんど雲のない秋晴れになりました。
  気温は少々、低めですが。

   今年は、(9月から感じていた事ですが)秋が早いですね。
  当然、落葉の季節も早く、既にハラハラと落葉が舞い降りています。
  冬の訪れも早いのでしょうね、きっと。

   さて、前述の如く、例年より冬の訪れが早そうな今年。
  とは言え、『アンの世界』 と違って、
  夏こそ去りましたが、当然、秋は、まだまだ続いています。

   最近、すがれる葉や、かそけき花・・
  とりわけ藜(アカザ)に興味を示していた私。

   そんな中、いつの間にか代表的な秋ハーブ、
  菊とサフランが開花。

   菊は、お刺身などの付け合わせでも、お馴染みですね。
  勿論、食用出来ます。サラダとしても。

   サフランも料理の香りと色付けに使われますが、
  数あるハーブの中で、最も高価なのだそうですね。

   特に西アジアから中東では、
  「同じ重さの金より高い」 と言われたとか。

   尤も、「コルチカム」 の事を英国では
  単に 「サフラン」 と呼ぶ事があるので注意を。
  有毒植物ですので要注意です。

   これこそ、「A・クリスティーの世界」 になってしまいますね。
  そう言えば、我家にもピンクのコルチカム、あります。
  気を付けなければ。

風を知る小さな花

2014-09-13 17:57:27 | ハーブと香り雑学

【「水引草(ミズヒキソウ)」】


【「枸杞(クコ)」】


【紫蘇(シソ)」】









・・・木々の間で溜息をする湾からの風が
ひどく悲しげであるある事を――
夏は過ぎて秋が来た事を知った。
そして虹の終わる所にあった黄金の壺は、
遥か遠い山の上に行ってしまった事を、
彼女は知った。
              【「エミリーの求めるもの」 第1章】










【6 時5分】


【早朝の空 ~ 6 時 12分】







   爽やかな秋晴れが続きます。
  そしてもう何度も記していますが、趣きのある早朝の空と・・。

   その空が見たくて・・いいえ、気になって、
  つい早起きしてしまう私がいます。

   






【今頃苺の花が・・】



                                     【ミント】
   さて、気が付けば・・。
  今年も小さな花が、
  姿を現し始めました。

   水引草や枸杞、
  紫蘇等。
  (冒頭の写真)

   紫蘇やミントは、
  群れて咲いていますから
  割と見つけやすいの
  ですが、水引草は他の
  植物をかき分け・・
  やっと見つけました。

   そうこの場所、この花。
  マッチ棒の先のような
  赤くて小さな花。

   自分の存在すら隠すかの
  ように木の下にひっそりと。

   この花に限らず、
  至って奥床しい花たちです。

   ところで視線の先に見つけたもの。
  最初はどくだみ・・? 
  ~なんて思ったものですが、何と苺の花。

   この時期に咲いたのは、勿論、初めてです。
  それにしても今年は、色々な事が起こりますね。

煌きを纏うお洒落な時間(とき)

2014-09-07 18:06:08 | ハーブと香り雑学
















「紫水晶って、ただ美しいというほかないわ。
あたしが考えていたダイヤモンドと同じだわ。
ずっと前、まだ一度もダイヤモンドを見た事が
なかった時に、あたし、本で読んで、
どんなものか想像してみて、きっと美しい、
ぼうっと光る紫色の石だろうと思ったの。
(中略)
マリラ、紫水晶って、
おとなしいすみれたちの魂だと思わない?」              
                   【「赤毛のアン」 第13章】



                                   【ミントの花】
   昨日は一日で
  夏と秋を体験。

   何しろ昼間の暑さと
  打って変わって、
  夜は窓を開けていると
  寒いくらいでしたから。

   今日は、お天気も回復し、
  久し振りにスッキリした
  青空が広がっています。
  淡い水色の空。

   この所、すっかり
  天候不順でしたものね。

   やっと晴れマークが
  並ぶようになりました。

   ところで庭の片隅に
  小さな花を発見。

   (白に見えますが、
  実際は淡い水色です)

   何の花かすっかり
  忘れていましたが、
  ミントだったようです。今頃、咲くのですね。

   そう言えば、ローズマリーも今、
  その花を付けています。同様に小さな花。
  色もほぼ同じ。今の時期に咲くのは、今年が初めてです。

   紫陽花もそうですが、今年は小さな異変。
  でも嬉しい事ですからいいですね。










   さて、この秋は、
  キラキラした大きめの
  ビジュー(装身具)が
  付いた服が多いとか。

   胸元にビーズや
  パールが付いたニット
  があれば、はたまた
  襟元にスパンコールが
  付いたシャツなど。

   勿論、服を新調する
  必要などありません。

   手持ちの服に、
  ブローチや大振りの
  ネックレスをしても
  いいですね。

   こんなキラキラ大好き
  ですから、早くも気分は
  ハイに。

   クシャクシャっと
  なっていますので、
  分かりにくいのですが、
  青いビーズのネックレスは、10連巻きです。

   これらをさり気なく首に巻いて普段のお買い物。
  しかも、ここがミソ。何だかワクワクする秋になりそうです。

   アン 同様、ダイヤモンドでなくてもちっとも構いません。
  遊び心が大事ですものね。