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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

香りにクラッ!? ほろ酔い気分

2013-05-21 15:53:55 | 薔薇の追憶






 








 黄金のような一日の、
 黄金のようなこの時刻を誰も皆楽しんだ。
 港の向こうから教会の鐘が
 微かに美しく聞こえて来た。
 (中略)
 空中 には薄荷の匂いが漂い、
 どこか目につかない所の 薔薇
 たまらなく甘く香っていた。                
       【「炉辺荘のアン」 第16章】




   



   こちらは今日も晴れ渡った空になりました。
  起床して寝室のドアを開けた途端、プ~ンと甘い香り。

   一瞬、クラッ!? 状態。
  寝起きで少々、回転の悪い頭が昨日ジャスミンの枝を
  一枝切り、花瓶に挿した事を思い出しました。

   それにしても強烈な香り。
  ジャスミン効果と言われる 「幸福感倍増」 気分は、
  倍増どころか三倍にも四倍にも。
  いいえ、それ以上かも知れません。












   さて、今年は不作の紅薔薇。
  たった一輪、
  「遅ればせながら・・」 と? 
  顔を出しました。

   今日の薔薇はリラ版、
  「淑女の薔薇」。

   生憎、葉っぱは虫喰い状態
  ですが、お顔は大丈夫。

   いいえ、それどころか
  虫喰いの葉っぱさえ、
  自分の魅力に変えています。

  それは、まるで
  ビロード細工のよう。

   透かし模様が素敵です。
  さすが、薔薇!!
  花の女王の貫録十分ですね。 

飽くなきピンクへの憧憬

2013-05-20 16:53:16 | 薔薇の追憶



【まるで綿菓子のような開花した薔薇】






 「・・・ピンク は世界中で一番
 魅力のある色じゃないかしら。
 あたし、大好きだけれど着られないの。
 赤い髪をした者は例え想像でも
 ピンクのものは着られないのよ。・・・」  
       【「赤毛のアン」 第5章】



   




   昨日、お昼頃から降り出した雨は
  その後、降ったりやんだりを繰り返しながら、
  今朝には上がっていました。

   それでも朝の早い時間には重い空でしたが、やがてお日様も。
  今では雲、一つない青空です。気温も、この時期としては低め。

   今年の五月は、例年にも増して爽やかです。
  そして五月も半ばを過ぎますと・・。

   ドクダミが背丈を伸ばし、白い花芽を付ければ、
  いつの間にか半夏生が出現。

   まだまだ緑の葉っぱですが、
  庭が一面に白に染まるのも、もう少しです。














   さて、今年はどういう訳か
  紅薔薇が不作です。

   たいした手入れもしないのに、
  ほとんど虫も付かず、
  この季節には当然のように
  咲いていた深紅の薔薇。

   私自身、これまでその事に
  疑いすら持った事がありません。

   咲くものだと信じて、
  どっかり胡坐(あぐら)を
  かいていたという訳です。

   それにしても去年の秋まで
  元気に咲いていましたのに。

   突然、朽ち果てて。
  老木ではありましたが・・?

   でも良くしたもので
  今年はピンクの薔薇が咲いて
  くれました。

   ぽっかり空いた心の空洞を
  埋めてくれています。

   しかも可憐な容姿に似合わず、
  かなり気難し屋の薔薇だったのですが・・。

   そうそう、こちらのリラ版 「ピンクの乙女」 は、
  副題を 「乙女の祈り」 と致しましょう。

   とは言っても、私は再三お伝えしていますように、
  ピンクよりブルーが好き。

   でも今日の薔薇のように、思わず顔がほころんでしまうような
  愛らしさは、ピンクならではのものですね。そんなこんなで。

   今日は今丁度、咲いている(薔薇以外の)ピンクの花も掲載。
  まさにピンク、ピンク・・ですね。










【ゼラニウム)】


【ローズゼラニウム】


【マーガレット】

慎み深い薔薇

2013-05-17 15:42:35 | 薔薇の追憶





【朝の薔薇】







 空気は黄金の酒のように透明で、
 木の葉は若緑で、地面は震える
 日光で出来た寄木細工のようだった。                 
      【「アンの青春」 第13章】



   



   今日は再び、スコ~ンと晴れた完璧な五月晴れが戻って来ました。
  どうやらこのお天気は、梅雨に入った沖縄を除き、全国的なものだとか。
  おまけに空気がカラッとしていて爽やかです。

   しかしながら今日を頂点として、そろそろお天気も下り坂との事。
  今日一日精一杯、謳歌しなければ・・と思ったものですが・・。

   とは言っても、やる事と言えばベランダ一杯に
  所狭しと布団を干し、洗濯の花を咲かせる事くらいしか出来ません。
  主婦の “サガ” と言ってしまえばそれまでですけれど。










【午後の薔薇】


   




   さて、連日のように薔薇をお伝えしていますが、
  日々、薔薇の持つ様々な貌(かお)に改めて驚かされます。

   それは一本の薔薇でさえそうなのですから、
  違う色、種類に至っては何をか言わんと言ったところですね。
  勿論、毎年違った感動は、言うに及びません。

   (感動で思い出したのですが、世界遺産にもなった富士山。
  同じ表情は一日たりとも、ないのだそうですね)

   ご覧の通り、今日はアンの大好きなピンクの薔薇を。
  まだ完全に開き切ってはいませんが、どこか愛らしくて慎み深くて。

   豪華絢爛な深紅の薔薇や、凛として真珠のような気高さを持つ、
  白薔薇とは又、違った魅力がありますね。

   これより一回り小さい薔薇は、「ピンクの小公女」 と
  名付けましたので、こちらは 「乙女のピンク」 とでもしましょうか・・。

   そうそう、今日の写真。朝の写真と午後の写真。
  一日のうちでも開き具合や光線の加減で変わって来ました。

花 & 香りの魔法

2013-05-16 18:12:18 | 薔薇の追憶





【薔薇の五重奏】







 「空気の中に 魔法 がこもっているわ。
 ご覧なさいな。
 谷間の畑の窪みが紫色に
 見えるじゃないの、ダイアナ。
 (中略)
 このような日に生きる者は幸いなるかな。
 (中略)
 これは三分の二はワーズワース、
 三分の一はアン・シャーリーの作よ」  
      【「アンの青春」 第6章】



   



   爽やかな五月晴れが続きます。
  と言っても今日は真っ青な空という訳ではありません。
  淡~い水色の空が広がっています。今日は少々、ヒンヤリ感も。

   香りと花盛りの庭には蜻蛉や蝶が飛来。
  羽根をバタバタさせて寛いでいる、そんな姿を、
  見るともなしに見ている私がいます。こんな光景をボ~ッと。











 
【「ジャスミン」 のカーテン】




   さて、薔薇、ジャスミン、
  三色菫などの香りで今、
  空気に魔法がこもっています。

   特にジャスミンの香りは、
  他を圧倒。

   尤も、増えに増えました
  から量だって、半端では
  ありませんけれど。

   そして又々、庭から
  リラ版、「白い貴婦人」、
  バニラ色の薔薇を
  切り取って来ました。

   切り取る時の罪悪感? 
  は相変わらずですが、
  二回目ともなりますと、
  度胸が・・。

   早速、花瓶に。
  いつも硝子ですから、
  今日は、ザクッと土物のそれに。

   この薔薇は、薔薇の中でも
  とりわけ芳香が強い気がします。

   部屋の中に置けば、瞬く間にクラッ!? 状態。
  “咽(むせ)るって、こういう事なのね” ~なんて。

   落ちた花びらでさえ、(前回)
  プ~ンと残香が。勿論、ポプリにしています。

   そうそう、洋の花もいいけれど、
  これぞ 「平安の紫」、菖蒲もいいですね。癒されます。

   そう言えば・・今日は紫色のブラウスを着ています。
  何の関係もありませんけれど。
  






    

華麗に乱舞

2013-05-15 16:10:16 | 薔薇の追憶














 「時々夕方になると、この庭に 幻影の
 ような不思議な匂い
が漂って来ますね」
 と、オーエンが言った。
 「どの花から匂って来るのか
 僕にはどうしても分からないんですよ。
 とらえどころがなく、そこはかとなく漂い、
 素晴らしくいい匂いです」                    
       【「アンの夢の家」 第38章】




   


   四日連続の五月晴れとなりました。
  気温も、かなり上がっていますが、湿度が低いせいか、
  カラッとしています。爽やかです。

   この陽気で薔薇の開花が加速度を増せば、ジャスミンも負けじと次々と。
  プラス、強烈な香りを伴っていますから、
  それらの香りにクラッ!? 状態。嬉しい悲鳴を上げています。

   それにしてもジャスミンの繁殖力。
  たった一枝の挿木がとんでもない事に・・? 

   折角ですから、アーチに絡ませたいのですが、
  昨日出掛けたお店にはなくて。
  近いうちに別のお店も訪ねてみたいと思っています。

   そうそう、「アンの庭」 と違って、
  こちらは何とも分かりやすい香りの源泉。

   ジャスミン独特の甘い香りも然(さ)る事ながら、
  三色菫と薔薇を含んだミックス香も漂っています。

   幻影のような不思議な匂い・・  
  素敵な言葉。そういう事にしておきましょうか・・。












   一方、こちらはバニラ色の薔薇、
  所謂、リラ版 「白い貴婦人」。
  大輪の花を咲かせています。

   蕾の時の慎ましやかな
  姿とは一変。

   直径、15㎝にもなり、
  大胆に華麗に変身。

   溢れる気品は、
  隠しようもありません。
  そこかしこに。

   ただ、どうしたのか、
  今年は紅薔薇が不作。

   長い事楽しませてくれた
  老木の一本は枯れ、
  もう一本は虫が付き。

   今年は頑張って
  せっせと挿木をすると致しましょう。 

華麗に本番!

2013-05-12 16:15:16 | 薔薇の追憶











楽しい親しみ深い家々が花に囲まれており、
花は側を通ると、「ご機嫌いかが?」
と声をかける。
木々は手を振り、
黄昏時には窓が目配せをする。             
                 【「丘の家のジェーン」 1.】



   
   昨日の雨から一転して雲一つない快晴の空となりました。
  今日も爽やかな五月晴れ。どこからか鶯の声も聞こえます。

   今年は晴れると文句の付けようもない空になり、
  心楽しさが倍増します。

   今日は朝の冷えもありません。
  久し振りに初夏を思わす陽気となりました。













   さて五月も半ば、春本番!
  花の季節も薔薇が加わって
  いよいよ佳境に。

   そう、待ちに待った、
  “トリ” の登場!
  と言った処でしょうか。

   上記の如く、各々の家の
  庭先にも窓辺にも
  至る所に春が溢れています。
  心愉しい季節の到来ですね。

   それにしても薔薇の気品、
  格調高さには他を圧倒する
  ものがあります。

   それでいて小さな花には
  独特の愛らしさも併せ持ち・・。

   アラ、アラ・・?
  薔薇には余計な言葉など
  無用ですね。

   分かっていながら、ついつい
  無駄な言葉を羅列してしまいます。
   



 薔薇を
     とげをののしる誕生日

                  ~西東三鬼(さいとうさんき)
 




   愛を捧げる花として薔薇ほど多く登場する花はありませんね。
  ところで、ちょっと異色のこの俳句。
  昭和の新興俳句の旗手と言われた、西東三鬼の句です。

   想い人の誕生日に薔薇を贈ろうと切った所、
  気もそぞろだったためか棘が刺さり、
  そんな自分を罵る、繊細な男心を詠んだ歌のようです。

厳かに高らかに

2013-05-09 16:38:18 | 薔薇の追憶





【背景の黄色は 「ユリオブスデージー」】



「見よ、冬は過ぎ雨もやんで既に去り、
諸々もろもろの花は地に現れ、鳥のさえずる時が来た」
               (旧約聖書雑歌第2章11節)      
私は懐かしい自分の部屋で
開いた窓の敷居に座っている。
(中略)
南の方遥か彼方の
「穏やかな澄み切った天空」 に
大きな薔薇色大理石の
雲の宮殿がそびえ立っている。
さくから乗り出した桜の木には
クリーム色の毛虫を思わせるような花が
群がり咲いている。
ものみな全て美しい ――         
              【「エミリーはのぼる」 第11章】



   朝から太陽燦々。
  昨日同様の快晴の空となりました。

   しかしながら、この爽やかな五月晴れも今日までのようです。
  週末は、どうやら雨模様のようですね。

   今日も朝は冷えました。
  朝の気温に至っては三月並みとの事ですが、
  その頃と違って庭には色とりどりの花が咲き乱れています。  

   今日は、「オーストラリアンブルーベル」 の花芽を発見。
  去年より株も大きくなりました。楽しみです。






   さて、緑が目に眩(まばゆ)い
  ばかりの五月晴れの今日。

   満を持して? 今年初めての
  薔薇が綻(ほころ)びました。

   尤もこの薔薇、
  今年はあろう事か虫が付き、
  あまり綺麗とは言えません。

   でも今年の第一弾と
  いう事で目を瞑(つむ)って。

   でも、どんな薔薇だって
  薔薇はバラ。

   その格調高さと言い、
  醸(かも)し出す雰囲気、
  気品は、他には類を見ません。

   そうそう、こちらの薔薇。
  去年までは 「白い貴婦人」
  ~と呼んでいたのですが・・。

   光の加減もありますが、今年はよりその色が濃くなって。
  「黄金色の薔薇」 と呼んでも遜色(そんしょく)ありません。

   これから続々と開花しますが、
  果たしてどんな色になるでしょう。そちらの方も楽しみです。

美のアンテナ

2012-12-14 16:21:26 | 薔薇の追憶






今では庭には枯葉と霜枯れの
草の茎しかありません。
レベッカ・デューが優秀な薔薇に、
わらとじゃがいも袋の囲いをしてやりましたので、
夕明りの中でそれがまるで杖にすがった
せむしの老人の群れのように見えます。
                【「アンの幸福」 最初の1年4.】
 





                                       【青い空を背景に咲く薔薇】
   こんな優しい空を仰いだ今朝。
  冬日和が続きます。

   朝は相変わらずの寒さですが、
  昨日、今日と日中は、
  幾分寒気も緩み、ぽかぽか。
  尤も日溜りに限りますが・・。

   今日の空は淡~い青。
  ス~ッと消え入りそうな白い、
  細い雲が棚引いています。

   こんな空の下(もと)、
  蕾を堅く覆っていたガクが開き、
  この状態になって、
  もう何日でしょう。

   初めて確認したのは
  先月ですから、かなり長い期間、
  こうしてここに佇んでいます。

   他の植物よりもひと際背丈を
  伸ばし、ピンと背筋を伸ばした
  薔薇は、遠目にも凛としていて。

   その姿は、まるで美のアンテナを
  張り巡らせているかのようです。

   そう言えば、毎年この時期になりますと、
  薔薇の開花に一喜一憂する私でしたね。

   目まぐるしく早いテンポの生活・・
  合理性が追求される生活だからこそ、
  じっと佇む薔薇の蕾に、余計に興味をそそられるのかも知れません。

   とは言え、紅い薔薇以外は若干遅いながらも開花するのですが・・。
  でもやはり、花持ちはすこぶる長いですけれど。
  じっと見ているだけで心が和みます。

   



   

そして勝利の女神が微笑んだ

2012-11-04 15:57:07 | 薔薇の追憶










「この薔薇は・・(中略)
夏の暖かさ全てと、
実を結んだ夏の魂がこもっている」
(中略)
「薔薇は愛の花です ――
世界は何世紀もの間薔薇をたたえて来ました。
ピンクの薔薇は希望と期待を意味し ――
白薔薇は消えた愛か捨て去った愛を
表しています ―― しかし赤い薔薇は ――
ああ、レスリー、
赤い薔薇は何を意味していますか?」
勝利 を得た愛」                  
                 【「アンの夢の家」 第37章】


   

   連日の日本晴れが続きます。
  それに呼応するかのように私の心も日本晴れ。
  それと言いますのも、巨人が日本一に輝きましたから。

   昨夜は深夜まで巨人優勝のスポーツニュースをハシゴ。
  当然の事ながら、今日は寝不足気味です。

   それにしても、ホームで連勝して札幌に乗り込んだものの、よもやの? 連敗。
  どうなる事かと思っていましたが、5戦目に勝ちましたから、(札幌ドーム3戦目)
  勝利の余韻は、あの日から続いているという訳です。

   朝日の中で、その余韻に浸りながら、紅茶片手に、
  新聞のスポーツ欄に目を通す幸せ。至福のひと時です。

   監督を初め、紳士的だった日ハム。
  CS からの厳しい戦い、“お疲れ様!” と声を大にして言いたいです。
  







   さて先日、一足先に
  開いたのは勝利の 【赤い薔薇】

   そして今日は白薔薇、  
  所謂(いわゆる)、
  リラ版 「白い貴婦人」
  も微笑んで。

   赤と白、二つの薔薇の
  揃い踏みとなりました。

   これこそ、
  “日の丸” ~なんて。

   それにしても、こじつけ OK、
  何でもありの私ですこと!

   ただ、いかんせん宴の後の
  何とも言えない喪失感。

   次は WBC ですね。
  お互いに力を合わせて頑張って
  頂きたいと思います。

厳かに高らかに秋の薔薇

2012-10-30 16:50:36 | 薔薇の追憶






その日は灰色の雲と霧で陰気に明けたが、
しかし、華やかな 緋色 と黄金で終わった。
港の向こうの西の丘の上には琥珀色こはくいろ
深みと水晶のような淡い色が立ち込め、
下は燃える真っ赤な夕日の海になっていた。
北は燃え立つ黄金色の
小さな雲が漂う鯖雲空さばぐもぞらとなっていた。 
                 【「アンの夢の家」 第9章】


   今日は少々、日光を出し惜しみした朝となりました。
  昨日より遥かに気温も下がったこんな日は、
  どうしても アン の嫌う11月を思います。

   しかしながらこの日本だって最近こそ、
  11月になっても色とりどりの花に溢れていますが、
  以前は違ったような。

   何せ、菊以外には思い浮かびませんもの。
  それが最近では温暖化も然(さ)る事ながら、
  品種改良もあって、朝顔だって未だに咲いていますものね。









   さて、秋薔薇が何度目かの開花。
  こちらは言わずと知れた・・?
  リラ版 「夢見る公爵夫人」。

   尤も何度でも、何十回でも
  その都度、魅せられてしまう
  私ですけれど。

   この季節の薔薇は、
  より凛々(りり)しく、
  美しく洗練されて。
  香りも当然、際立ちます。 

   豊潤な秋という季節の恵みを
  私は、この薔薇で実感している
  と言っても過言ではありません。

   蕾から始まったそれは、
  日毎に個性を増して行き、
  周りの秋色ともピッタリ合って。

   葉っぱも実も赤く色づく秋。
  赤い薔薇もその色をより鮮やかに
  するのも当然かも知れませんね。