11月も半ばに入ると、
喪中につき年頭のご挨拶を失礼させていただききます
という内容のお知らせが届きます。
その中に、夏の終わりに帰らぬ人となった友人のご主人さまからのハガキがありました。
お嬢さまたちと名を連ねたその文字を見ながら、又、泣けてきました。
ご主人様とお嬢さまを残して逝ってしまった彼女の無念さを思うと、どうも辛くなります。
彼女も晴れ姿を見たかったことでしょう。
後になって聞いたお話ですが、入院中に、お嬢さんが仮の花嫁衣装を着て見せてくれたそうです。
私は、娘の晴れ姿を見られただけでも幸せなのかも知れません。
深まりゆく秋に、彼女のいない淋しさもあって、何かが物足りないそんな日々を過ごしています。
彼女がいないなんて・・・・・今も、まだ、信じられないのです。
これからも、少しずつ淋しさが付きまとうのでしょうか。
秋だから?