先日のTVで東京マラソンについて語る石原都知事の談話のなかに、「心の荒廃」というフレーズがでてきて一瞬ドキッとしました。
心の荒廃ね・・・・・心が荒れすさむ、荒れすさむ心・・・。確かに現代は、ストレスを抱えて躁と鬱が著名にみられる危い時代。
テレビのスイッチを入れれば、温泉やグルメばかりでと、苦笑する都知事。
温泉もグルメも私にすれば「癒やし」だけど、元をただせば、「心の荒廃」を癒すための温泉・グルメになるのでしょうか?
自問自答してみるけれど、明確な答えがみつかりません。
最後に都知事は、「走っている人は、まだしっかりしている。」と結ばれました。
そう言えば、私の周りで毎朝ランニングしている友人がいますが、ほんとにしっかりした信念の持ち主です。
毎日走る人にとっては、日々走らずにはいられないようですね。
自己に厳しく人に優しい?自分に優しく人に厳しい人が多い中で、なかなかできないことです。
心が荒れるような現代・・・政治の世界を見ていてもそうですよね。
政党の要職にいる議員同士の争いのなんと心が寒いことか・・・。
テレビで見る国会討論の、その内容の幼稚さに心が凍る思いです。
子ども手当がどうのこうのって、その源を考えて欲しいものです。
私たちの支払っている税金を、税金泥棒と言われないように納得出来る形で運用してほしいと思います。
これ以上、うんざりが積もらないように、日本の将来が若い人に委ねられています。
10年後、さらなる高齢化する日本国の実情は避けられないのです。
これから都知事選に入りますが、現職の都知事はもう引退されるのかその動向が気になります。