DANCIN`HEART

あなただけが 私の恋人♪
 思い出して あの浜辺を♪
ふと見交わす あなたの瞳に 
赤い太陽が 満ちあふれて♪ 

明日は我が身

2008年12月02日 | Weblog
それは夕闇迫る頃でした。

食材が1品足りないので買いに行こうと、玄関のドアを開けた途端ちょっと焦げるような異臭を感じました。

ちょうど夕食の時間帯で、何処かの家で炭焼きのお料理なのかなと思いながら歩いていると

けたたましいサイレンの音が聞こえてきました。振り向くと男性の方が消防車目掛けて走り出し手を上げています。

そのサイレンの音に少し不安になり、慌てた私は見知らぬその中年男性に尋ねました。

私   「えっ、何処ですか?」

男 性 「そこです!」

指している方向は、なんと我が家近くなのです。ストーヴのスイッチは消しているし、ん??

自宅に戻り玄関先で消防士さんの動きを見ていたら、お隣と前のお家の方が不安そうに話しかけてきました。

近所の人 「○○さん宅みたいですね~」

私    「電気が点いてませんね?」

暗闇に白く燻ぶった煙が流れて見え、やはり焦げるような臭いがします。小火?でしょうか。

消防車が止まり消防士の姿が見え、大急ぎで2本のホースを引き始めています。

それから、数分後に其処のご主人様がストレッチャーに乗せられて運ばれていかれ

携帯でなにやら話されている奥様の姿もありました。

ず~っと共稼ぎのお家で、ご挨拶も殆んどなくご近所とのお付き合いもないようです。

住宅の入り口になる道路には、テープが貼られてサイレンで驚いて集まった人達をシャットアウト。

本当に人事ではありません、明日は我が身だと思います。

火の元には十分気をつけていても、怖いのはアクシデントです。

台所でレンジに火を点けたまま、突然倒れることだって起こり得ますからね。

そう言う年齢に達してきているので、本当に怖いと感じます。

私だって明日は元気でいるか分かりません。

思うことはひとつ、こんな時に一番大事なのはご近所なのではないのかしら?

火事は特に連携プレーでしょう?あぁ~ご近所さんは誰よりも大事にしなくてはいけませんね。

夕飯を作り終えた頃、近所の友人から電話が

友人 「お宅は、大丈夫だったぁ?」

私  「明日は我が身よ~決して人事ではないわぁ!!」

寒くなると火事も多くなってきます。火の元には十分気をつけましょうね。