10月27日~28日昼夜4回歌舞伎座で紫派藤間流舞踊会がありました。
舞踊が好きな方は、浄瑠璃のリズムやお三味線が弾きたいとか、艶やかな衣装を身に着けて踊りたいとかで
お稽古を重ねて、自分の晴れの舞台を夢見るのでしょうね。
27日の昼之部、一から十幕を観劇しました。
舞踊は長唄や義太夫、清元、常磐津とそれぞれの曲で舞うものですが
清元にみられるような優美な舞いも、またいいな~と思います。これもそれぞれの好みでしょうね。
常磐津
18世紀中頃に成立した浄瑠璃の一派です。
特に江戸歌舞伎との関係が深く、所作事の語りを担当しました。舞台出演の時には、柿色の肩衣を着ています。
長唄
周知の通り一般的によく聴いていますよね。
三味線音楽の一つで、唄と三味線そして小鼓や能管などの楽器で演奏されます。
江戸の劇場音楽として歌舞伎とともに発展したそうです。
清元
邦楽の中ではもっとも新しく生まれた流儀の一つ。そのため、洗練された粋な要素を数多く備えています。
分かりやすく演目で言うと
( 三千歳・十六夜清心・保名 ) 美しくうっとりとする舞台
(うかれ坊主・流星・三社祭 ) 楽しくて勢いのある舞台