陽だまりの香り

三鷹の隠れ家アロマテラピーサロン、「ル・コワン・アンソレイエ」のブログです。女性の心・からだ・美をサポートします。

芳香蒸留水 その2

2010-09-07 17:41:40 | 香り活用法

先日の芳香蒸留水の続きをアップいたします。

前回の記事で芳香蒸留水が何なのか・・・ということはお分かりいただけたでしょうか。

あともう少し補足説明していきますね。

芳香蒸留水は、ハイドロゾル、ハーブウォーター、フラワーウォーターなどと呼ぶこともあります。
オレンジの花「ネロリ」が抽出されるときの芳香蒸留水は「オレンジフラワーウォーター」ということもあります。

抽出される国では、お菓子作りなどにこのお水が使われたりするようです。チュニジアはネロリの精油の生産地でも
ありますが、家庭でのお菓子作りに利用されています。
トルコではローズウォーターが使われます。トルコ料理のお店では、ローズウォーターを使ったデザートがでてきたり
もします。お料理にも使うようです。

防腐剤などが一切添加されていないものを使用しましょう。冷蔵庫保管が基本です。お店で普通に棚に並んでいるものは
よくラベルを確認してみましょう。何も添加されていなければ、品質をキープする為に冷蔵庫で管理されているものが
望ましいです。サンプルは棚にないと意味がないのですが、在庫は涼しいところで・・というのが基本だと私は思います。

芳香蒸留水が劣化したものは、香りが損なわれてかなり不快な香りになります。雑巾のような・・・。
なので、みなさんも品質のいいものが手に入ったら早めに冷蔵庫に入れて保管してくださいね。


私がよく使う芳香蒸留水は、ネロリ、ラベンダー、ローズが圧倒的に多いです。 

さて、活用法です。

お風呂にいれることもOKですが、精油に比べて香りも弱いので1回のお風呂に100mlくらい使用します。

ラベンダーは、汗疹を拭いたり、虫除けに単体で使ったり、虫除けスプレーを作る際の精製水の代わりに
ちょっと贅沢にラベンダー水を使ったりもできます。
日焼けした肌の炎症を鎮める為にコットンにたっぷりとり、赤く炎症の起きた肌にのせておくのもおススメです。
そして赤ちゃんのお尻拭きにとってもおススメです。肌を清潔に保ってくれるとともに、かぶれから防いでくれます。
真っ赤になってしまったお尻にも刺激を与えることはありません。
ニキビ肌の方へのプレ化粧水、または化粧水としても!

今娘の頭の中湿疹があります。というのも毎年夏にできてしまうのですが、今年は8月末あたりまで大丈夫で、
例年にない猛暑なのに、何でだろう??と思っていました。
ところが、9月に入ったあたりから耳の回りと頭の中にできてしまいました。えー、何で???と
原因を考えていたら、ちょうどシャンプーをオーガニックのものから、娘の好きなポケモンの絵柄のついた
リンスインシャンプーに変えちゃっていたんです。
あっ、シャンプーが原因だ!と気付きすぐにもとのオーガニックに戻したのですが、できた湿疹はシャンプーを
元に戻しただけでは治りません。
洗髪の後にラベンダーの芳香蒸留水で湿疹のケアしています。即効性はありませんが、だいぶ良くなっています。
昨年夏までは普通のシャンプーを使用していたので、毎年の湿疹の原因がシャンプーだったことがこれで
明確になりました。

ローズとネロリは、プレ化粧水、化粧水としての使用がおススメ。香りもとっても心地よいですし、肌をしっとり
させてくれます。
顔が日焼けしたときのローションパックに、私は断然ローズ水。ほてった赤い肌の炎症を抑えてくれます。

目のかゆみなどで、ふちを拭いたりするときもローズ水を私は使用。抗炎症作用で充血を抑えてくれます。

ぜひ精油と芳香蒸留水の香りを嗅ぎ比べてみませんか?

只今、ハマナス(バラ科)とラベンダーの芳香蒸留水は蒸留したばかりのものが入荷していますよ。


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