【11月第2週:ARAGO 第44話 激昂】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10487.html#665
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原作・車田正美、漫画・手代木史織)の連載が最終盤に入っています。『冥王神話LC』は、『聖闘士星矢』の冥王ハーデス編を元にした、アテナ軍vsハーデス軍の“前大戦”を描いた物語。今、いよいよハーデスを乗っ取ったアローンと、アテナであるサーシャ、そして天馬座のテンマとの三人が再び邂逅しようとしています。ここらへん、ルイさんがブログでかなり念入りに書いてくれているんですが…。
【ひまわりのむく頃に:原典への愛、原典を高める!『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』の頂】
http://rui-r.at.webry.info/201011/article_2.html
…やはり僕も、なぜかこの時点で「お疲れ様でした」を言いたくなってしまうwそれは、一つはあらかたの黄金聖闘士と冥闘士たちが退場してオリジナルにふくらまして創作するフェーズは終わり……終わったわけじゃないな?(´・ω・`)いや、でも“本編”との接続を果たす、そちらが主体になって行くフェーズに入ったって事でもありますし、また、そこに至る直前のパンドラ様の物語(敢えてキャラ一人に絞り込みますが)が素晴らしかったという事でもあります。
いや、『冥王神話LC』は、何がいいって登場する戦士たちが異様にカッコよかったのが、まず、いい!のです。水滸伝のヒーローの如き黄金聖闘士たち、そして、シグルイの如き冥闘士たちの、重厚な血風戦記は、また別に時間をかけて語りたくあるんですが、今回は戦線から退場したパンドラ様について語っておこうかなと思います。まあ、そこもルイさんが語っているんですけどね。まあ、そこはね、僕も僕もw俺も俺もw
いやぁ~それにしても、パンドラ様、たまんねぇ~よ!この人!!w
この人が本性を見せだすのってアローンが冥王軍を謀っていたって事が分かってからなんですけど、その時は、すっごい胸張って「これから(神の力を手に入れた)アローンをぶっとばしに行きますが、なにか?」って体で、すっごいカッコいいのw異様に!wラダマンティスを呼び起こす時とかも、すんげえ尊大な態度で「ラダマンティスは、妾の犬ですが?なにか?」って感じなのw

それがいざ、戦場に立つと、そのメッキが剥がれる、剥がれるw泣く、泣くw最後アローンの前に立つ彼女は、もう相当ボロボロで、せっかくの化粧が濡れ落ちちゃってるのwこの物語のトリックスターである杳馬からは、最初からそこを見抜かれてからかわれているしw(まあ、ヨウマは誰でもからかうけど)
…いや、僕って、揺るぎなくって強い人が好きなもんだから、普段は滅多にこういうキャラを好きにはならないんですよね。実際、パンドラ様が弱いと観て取るや、即座に、彼女よりも、強かで、揺ぎ無く、強いパルティータ母さんに乗り換えているw(↓)
す~ぐ、思いつめるしwす~ぐ、揺れるしwす~ぐ、泣くしw…でも、そうやってボロボロになってアローンの元にたどり着く頃には、なんかもう、たまんなくなっていましたね。いや、ほんと僕って滅多にヘタレキャラって好きにならないんですけどね。少なくともヘタレているからいいという感じにはならないはずなんですけど…。
…じゃあ、なんでたまんなくなったのかというと。一つはヘタレとか弱いとか言ったけど、決めた事に“立ち止まる”事はしなかったなと。泣くし、弱音も吐くけど、その場にうずくまってしまう事はしなかった。弱いなりの意地があった…と。アローンに「あなたには僕を止める程の資格はない」と言い放たれてしまうような、最後まで、“弱い者”として描かれる事で、その意地を見せてもらったって事が一つと。
その弱いなりの意地がこの屈強の戦士たちの物語の中で良く映えていたって事があると思います。もっと平均的に、ダメな部分がある人や、そこそこしっかりしている程度の人が混じるような普通のドラマで、こういう動きをされても、そんなにキュンキュンは来なかったかもしれないんですけど、この『冥王神話LC』って少なくとも出番を持ったキャラは、覚悟を決めて、揺るがない、カッコいい戦士しか出てこなかったんですよね。
それこそ超人たちに囲まれて、その上座に居て振舞っているのだけど、元々はハーデスの神話に巻き込まれただけの普通の人なんですよね。いや、多少は修行を積んで技も身につけたかもしれないけど、精神面は今述べた、描き通りなわけですよ。黒薔薇の運命を与えられてしまったけど、正体はタンポポなんですよ。この娘(´・ω・`)
ギャップっていう言い方をすると少し違う気もするんですが、不敵で超然としたカッコ良さを魅せまくる神話英雄クラスのバトルの中で、そうではなかった人の意地を見せてもらったというか、ふいに、英雄でもなんでもない人が見せるような小さな勇気を見せてもらった。そういう小さな花の美しさがあったと言えばいいのか。とにかくパンドラ様には強烈な魅力が宿ったと思っています。そして、その人が生き残り、人間界に還る事ができたのは、素直に良かったなとそう思います。
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【漫研】
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『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原作・車田正美、漫画・手代木史織)の連載が最終盤に入っています。『冥王神話LC』は、『聖闘士星矢』の冥王ハーデス編を元にした、アテナ軍vsハーデス軍の“前大戦”を描いた物語。今、いよいよハーデスを乗っ取ったアローンと、アテナであるサーシャ、そして天馬座のテンマとの三人が再び邂逅しようとしています。ここらへん、ルイさんがブログでかなり念入りに書いてくれているんですが…。
【ひまわりのむく頃に:原典への愛、原典を高める!『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』の頂】
http://rui-r.at.webry.info/201011/article_2.html
…やはり僕も、なぜかこの時点で「お疲れ様でした」を言いたくなってしまうwそれは、一つはあらかたの黄金聖闘士と冥闘士たちが退場してオリジナルにふくらまして創作するフェーズは終わり……終わったわけじゃないな?(´・ω・`)いや、でも“本編”との接続を果たす、そちらが主体になって行くフェーズに入ったって事でもありますし、また、そこに至る直前のパンドラ様の物語(敢えてキャラ一人に絞り込みますが)が素晴らしかったという事でもあります。
いや、『冥王神話LC』は、何がいいって登場する戦士たちが異様にカッコよかったのが、まず、いい!のです。水滸伝のヒーローの如き黄金聖闘士たち、そして、シグルイの如き冥闘士たちの、重厚な血風戦記は、また別に時間をかけて語りたくあるんですが、今回は戦線から退場したパンドラ様について語っておこうかなと思います。まあ、そこもルイさんが語っているんですけどね。まあ、そこはね、僕も僕もw俺も俺もw
いやぁ~それにしても、パンドラ様、たまんねぇ~よ!この人!!w
この人が本性を見せだすのってアローンが冥王軍を謀っていたって事が分かってからなんですけど、その時は、すっごい胸張って「これから(神の力を手に入れた)アローンをぶっとばしに行きますが、なにか?」って体で、すっごいカッコいいのw異様に!wラダマンティスを呼び起こす時とかも、すんげえ尊大な態度で「ラダマンティスは、妾の犬ですが?なにか?」って感じなのw


それがいざ、戦場に立つと、そのメッキが剥がれる、剥がれるw泣く、泣くw最後アローンの前に立つ彼女は、もう相当ボロボロで、せっかくの化粧が濡れ落ちちゃってるのwこの物語のトリックスターである杳馬からは、最初からそこを見抜かれてからかわれているしw(まあ、ヨウマは誰でもからかうけど)
…いや、僕って、揺るぎなくって強い人が好きなもんだから、普段は滅多にこういうキャラを好きにはならないんですよね。実際、パンドラ様が弱いと観て取るや、即座に、彼女よりも、強かで、揺ぎ無く、強いパルティータ母さんに乗り換えているw(↓)
LD >> 『冥王神話』パルティータ母さん!わっか~い!ほっそ~い!もう、時代は母さんなのか?っていう感じだよお。(=´ω`=)
kichi >> 「冥王神話」も良いですね。……パルティータ母さんの真の狙い、なんとなく方向は見える気がするんですけど、実際どう描かれ、それにパンドラ様まで絡めて決着をつけられるのか、とか、かなり次回が楽しみです。
LD >> (=´ω`=)(←ちょっと前までパンドラ様、パンドラ様ゆーてたのに、もうこの体たらくである)
(2010年07月31日の漫研チャットの発言)
す~ぐ、思いつめるしwす~ぐ、揺れるしwす~ぐ、泣くしw…でも、そうやってボロボロになってアローンの元にたどり着く頃には、なんかもう、たまんなくなっていましたね。いや、ほんと僕って滅多にヘタレキャラって好きにならないんですけどね。少なくともヘタレているからいいという感じにはならないはずなんですけど…。
LD >> 『冥王神話』、パンドラ様の活躍にめちゃめちゃ期待していた僕が、いざ戦ってみたらキャラ格下がるほど弱かったこの現実に、萌えているのは何故なんだぜ?(´・ω・`)
(2010年10月31日の漫研チャットの発言)
…じゃあ、なんでたまんなくなったのかというと。一つはヘタレとか弱いとか言ったけど、決めた事に“立ち止まる”事はしなかったなと。泣くし、弱音も吐くけど、その場にうずくまってしまう事はしなかった。弱いなりの意地があった…と。アローンに「あなたには僕を止める程の資格はない」と言い放たれてしまうような、最後まで、“弱い者”として描かれる事で、その意地を見せてもらったって事が一つと。
その弱いなりの意地がこの屈強の戦士たちの物語の中で良く映えていたって事があると思います。もっと平均的に、ダメな部分がある人や、そこそこしっかりしている程度の人が混じるような普通のドラマで、こういう動きをされても、そんなにキュンキュンは来なかったかもしれないんですけど、この『冥王神話LC』って少なくとも出番を持ったキャラは、覚悟を決めて、揺るがない、カッコいい戦士しか出てこなかったんですよね。
それこそ超人たちに囲まれて、その上座に居て振舞っているのだけど、元々はハーデスの神話に巻き込まれただけの普通の人なんですよね。いや、多少は修行を積んで技も身につけたかもしれないけど、精神面は今述べた、描き通りなわけですよ。黒薔薇の運命を与えられてしまったけど、正体はタンポポなんですよ。この娘(´・ω・`)
ギャップっていう言い方をすると少し違う気もするんですが、不敵で超然としたカッコ良さを魅せまくる神話英雄クラスのバトルの中で、そうではなかった人の意地を見せてもらったというか、ふいに、英雄でもなんでもない人が見せるような小さな勇気を見せてもらった。そういう小さな花の美しさがあったと言えばいいのか。とにかくパンドラ様には強烈な魅力が宿ったと思っています。そして、その人が生き残り、人間界に還る事ができたのは、素直に良かったなとそう思います。
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