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ケーブル延暦寺駅から暫く坂を上ると
延暦寺の塔が見えてきます。
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延暦寺は、滋賀県大津市坂本本町にあり
標高848mの比叡山全域を境内とする寺院です。
平安時代初期の僧・最澄により開かれたました。
平成6年には、古都京都の文化財の一部として
ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
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歴史的風土保存地区 → 歴史的風土の保存に関する特別措置法
入口には木造の大きな案内板が
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広い境内に貴重な建築物が点在しています。
時間にゆとりがないので、今回は東塔と呼ばれる区域を回りました。
延暦寺と聞いて思い浮かべる言葉は
日本史に出てきた僧兵、そして焼き討ちでしょうか。
こんなに急な山の上
鬱蒼と茂る森・・・
こんな場所で火事が起こったら大変なことになるでしょう。
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自衛消防団があるらしく
消防自動車が待機していました。
火事はご免こうむりたいですが
遙か遠い昔から大切にされてきた火もあります。
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急な階段の下に見えるのが延暦寺根本中堂です。
延暦寺の総本堂で、開祖最澄の自作と伝わる本尊薬師如来が祀られています。
法灯は「不滅の法灯」と称され、開創以来1200年の間灯り続けているそうです。
織田信長により焼き討ちされた時には分灯してあった山形にある立石寺から再び分灯されたのだそうです。
電車も自動車も無かった時代に大変なことだったように思います。
現在の堂は徳川家光の命により再建されたものだとか。
凛とした空気の中、圧倒されるような威厳のある建物でした。
内部は撮影禁止だったので写真がありません。
母の持つ瀬戸内寂聴さんの講話集(CD)では延暦寺での修行の様子が
面白おかしく語られてはいましたが
修行の厳しさで知られる延暦寺の一部分を垣間見る様な雰囲気でした。
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真新しい鐘楼には開運の鐘が吊るされています。
一打 50円!
長い列が出来ていましたが、もちろん打ちましたよ。
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重要文化財 戒壇院(かいだんいん)
参拝に来ていた人の話に聞き耳をたてると
「雪が無いなんて、変な感じだよな。どこか違う所みたいだ。」
例年雪があるのですね。
雪景色もまた風情がありそう。
そして、ガーデンミュージアムの開園している時にも来たいよねと
話しながら山を下りたのでした。
次回は門前町のご紹介をしたいと思います。
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