昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
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素敵な景色に遇えるかも・・・

七夕の宵空 ~そしてもうひとつのの七夕を~

2012-07-07 | 四季折々のひとりごと
  【七夕の夕暮れどきに】



♪~あいたくて あいたくて 星に願った

天が大きく一周しても ずっと

あえなくても あえなくても 想い続けた

雲が 星を隠した夜にも ずっと

奇跡は起きなくても 空のふたりが会える 今夜だけ

一瞬でいい 今夜は七夕~♪

これはドリカムの「7月7日 晴れ」の歌詞の一部だけど

晴れていますか?

星空は見えていますか?



夕方には、こんな青空が広がり


何年かぶりの七夕の星空を見上げることが出来るかと

期待したのですが、残念ながら雲が邪魔をして

星は一つも見えません。


その代わりに、ネット上で(南半球ではありますが)素晴らしい星空を見つけたので

それを眺めて楽しんでいました。

この作品は2011年、写真コンテスト「STARMUS ASTRO」で優勝したそうです

 南極海沿岸で撮影した美しすぎる星空


天文学者で写真家のAlex Cherneyさんがオーストラリア南極海沿岸で撮影に六晩

計31時間を費やし、編集に約1年半かけたという星空の様子。満天の星空は美しく、圧巻です。




もう何年も7月日の夜が晴れていたという記憶がありませんが

どうして七夕はこんな梅雨の時期になっているだろうと思っていたら


国立天文台 広報普及室からのお知らせで

こんな記事がありました。

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もともと七夕の行事は、7月7日といっても現在使われている暦ではなく

旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。

これは、月齢およそ6の月が南西の空に輝く夏の夜になります。

現在の暦での7月7日は、たいてい梅雨のさなかで、なかなか星も見られません。

そこで国立天文台では2001年から「伝統的七夕」の日を広く報じていくことにしました。

太陰太陽暦は、明治6年に現在の暦が採用されるよりも前の暦で、現在は公には使われていません。

このため、伝統的七夕の日は、太陰太陽暦による7月7日に近い日として、以下のように定義します。

二十四節気の処暑(しょしょ=太陽黄経が150度になる瞬間)を含む日かそれよりも前で

処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日です。


詳細はこちらをどうぞ → http://www.nao.ac.jp/faq/a0309.html

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そして今年、その本当の七夕に当たるのは

8月24日(金)

なのだそうです。

今日は、夜空を楽しめなかったかたも

次の七夕に願いを込めましょう。



こちらは数日前の朝焼けです。



自然は素敵な感動をたくさん送り届けてくれますね♪