ある日、森の中・・・・
・・というような楽しい森ではなく・・・
ほぼ生えている木は幹も枝も枯れかかり・・・
若い緑の草などほとんどなく・・・
よ~~くみないと・・・ぺんぺん草がちょびっと。
あまりにも緑がないので、周りを見渡す・・とか言わなくても木々の間から向こうがすけすけに見える。
これが・・・本当に山なの?と思うような痩せた山・・・
多分、女子が走って言って、ドンとぶつけたら・・・ほとんどが折れるような木ばかりで・・・
弱弱しい・・・
山じたいはもともと立派な山だったのに、まるで植林に失敗したみたいな雰囲気を醸し出し・・・
木を増やすことばかりに専念したので、樹と木の間が狭く、大きくならない・・・
伐採する人もなく、枝はぶつかり、余計な影を作り・・・それがもとで落ち葉が栄養にならず・・・
輪廻の巡回がとどこおり・・・
う~~ん・・・落ちた葉も必ず必要なのに・・・と思うふるらん
木と木の距離がちゃんとあって、光と影のバランスを作っている木が数本あって、それが少し伸びている。
芽を探すと・・・ちょっと出ているけれど、でも回りの新芽がないので・・・
秋?
ん?冬???
でもこの山は・・天からまだ光を受けている・・・・
細い・・木肌のはげた丸太でできた小さな小屋があり、その中に入ると・・・柱があるのに・・透けて外の風景が見える。
数人が暮らしているけれど・・・みんな痩せてしまっていて・・・
何?ここ・・・・
あ~~若い力がないからか・・・と思う。
ただ、よどんで・・・よどんで・・・
会話が同じことをぐるぐるしていて・・・
ふるらんなんて意見もなにもない。
で、外には立ち上がったら結構な大きさの熊がいるらしく・・
時々、外からこの小屋風の建物を覗き込んでは、つまらなそうに帰っていく。
でっかいな~
太ってるし・・・
俗にいう、食っちゃ寝、食っちゃ寝の熊らしく・・・
食べていけるからこの山に住んでいるらしく・・・
でもこの熊、ときどき人を爪でひっかけるのか?
それともそう思われているのか?
あんまり好かれていない・・・・
まぁ・・・ハンターが仕留めた生の熊をみたことがある人は
「かわいい~」なんて思うことはないだろうけれど・・・
掌が・・くまもんのように肉球している・・・
で、やっぱりこの家の人をたま~~に覗いて、そしてまたつまらなそうに帰っていく・・・
彼の家は・・・山の中の洞穴らしいけれど、でもとっても温かく、心地が良いらしい・・・
・・・なんなの?この熊とここの人の関係・・・
ふるらんが窓の下をみると・・・あれ、あの熊が横たわっている・・・
また、食っちゃ寝してるんだ・・・
場所が変わって・・・
木造平屋の小学校があって、その窓の下を見ると・・・やっぱり熊が寝ている。
この熊・・・よっぽど寝るのと食べるのが好きで、それで時々自分の仕事をしているって感じなんでしょうねぇ・・・・
毛艶はいい。
目がきょろっとしている。
でも・・ときどき腹が張るらしい・・・
癖は・・・お腹をたまにさすること。
そして・・・匂いには反応が早いらしい。
○や○に対しては特に・・・
寝るときは上向きよりも横向きが好き。
場所は関係なく寝れるらしい。
そして・・・
勘はよく切れるし、○○○に関しては~~~ということを知っているらしい・・・
・・ということで、人も熊も・・大した変わりないと思うと、ちょっとふるらん、楽しくなって嬉しくなって来た。
そして・・・相手の愛嬌を知ったら怖くないな~と思った。
リラックマは好き
ちなみに熊の彼(?)も横向き寝が多かったかな?
・・・で、こっちをむお~~っと見たので、ふるらん、その熊の目を見たら・・・結構遠くまで見えたので楽しかった。
う~~ん、さすが、熊。
ここまで熊が育ったこの山ってすごかったんだな~~と思ったら目がさめました
・・・あ~もう少しこの熊さんの情報が欲しい・・・・