お気様に
「ねえ、さっきか風鈴の音がするのだけれど…気のせいかな?」と話すと
「私には聞こえませんが…」と言われたので、
「ガラスの…カランカランの言う音かな」と言うと彼女ははっとして…
「母です」と答えてくれました
家族旅行で出かけた先で買った風鈴…
「これを聞いていると心が綺麗になるわ」と話してしたそうです。
病気になり、入院して個室でも掛けていたそうです。
その後、他界…
彼女は自宅でも軒下につけていたそうですが、父親と妹が
「寂しくなるから外して」と言うので引き出しにしまったそうです。
「違うよ…お母さん、話してくれているのよ」と話すと、
「やっぱり!」と彼女は喜びました。
「仕事の事、お母さんと相談したらいいわよ」と話し、彼女も
「そうします」と元気になって帰っていきました
そしてお母さんと相談。
ちゃんと答えてくれたそうですよ
「悩んでまでやる仕事じゃないと思うわよ、と聞こえて、笑い声まで聞こえたんです」と言う報告でした。
悩みすぎ、
迷いすぎ、
もっと簡単に考えなさい。
嫌いなことなんて続かないのだから。
お母さん談。
風のないところに風鈴をつけても鳴る時があるそうです
「もし、この風鈴が壊れたら…と思うと心配で」と聞かれたので、
「それならまた家族で旅行してお母さんに選んでもらったらいいわよ」と話すと、
「そうですね、そうします」と連絡がきました。
あの世は遠いけれど、
距離や時間はこちらの世界とは違うのだから、
心配しないでね。
ただあっちの世界もしなければならないことがあると思うから互いのことを応援しながら自分の道を歩いて行きましょうね