MICHI'S LIFE   

3年半のベルギー生活&1年間のフランス(ストラスブール)生活を経験し...再び日本での新しい生活が始まりました。

ロワールの古城巡り

2009年08月22日 | 旅行記(フランス)

ロワール地方に来たからには古城巡りはしておかないと.....
ってことで....いくつかのお城を訪問。
時間的にも金銭的にも限られているので.....中の見学はチョイスして....
まず訪れたのはジャンヌ・ダルクゆかりの古城 「Chinon シノン城」
               
シノン城はロワールの古城の中で最も古いお城と言われているそうです。
わかっているだけでもガロ・ロマン時代の5世紀にはシノン城の元となる砦があったようです。
見晴らしがよく、岩に囲まれたこの土地の特徴が戦争用の砦を造るのに適していたようです。
1429年には、神のお告げを聞いたとしてイギリス軍からオルレアンを奪回する為に、ジャンヌ・ダルクがシノン城のシャルル7世を訪ね、援軍を得たおかげでイギリスからフランスを救ったとされる話はとても有名です。
その後、1633年にリシュリュー枢機卿の手に渡ってからはその家族が革命期まで住んでいたりしましたが、次第に誰もすまなくなり、城を切り崩してその石を売りさばく者たちによって、荒れるがまま廃墟となっていったそうです。
街中も少し散策。
    
街中にはワイン博物館があるのですが.....結局入場の仕方がわからなかったので.....ってか....聞いたけど.....なんかよーわからんし......ま、次々.....。
お城の方まで行ってみました。
結構な坂をあがっていくのですが....ここには頂上に簡単にいける屋外エレベーターがあるのでそれにのって.....
頂上からの眺めはなかなかのものです。
                
お城は工事があって....入り口が違う場所になっていたので.....外側からのみの見学。
その代わり...「シノンワイン」というのを見つけました。
カーヴがあったので立ち寄ってみることに.....カーヴの横にはぶどう畑がありました。
シノンワインは飲んだことがなく、存在も知りませんでしたが.....
なかなか香りも味もフルーティで美味しかったです。
  
ここでは2本気に入った赤ワインを購入しました
次のお城です。

「Usse ユッセ城」へ行きました。
この城がシャルル・ペローの「眠れる森の美女」の舞台で有名なお城です。
ロワール川とアンドル川の2つの川を望むこの城は、緑深きシノンの森に囲まれています。
城自体はそれほど派手ではないのですが、城とその領地を取り囲む環境全てが実にファンタジックで、その調和のとれた美しさは他の城とは一線を画するものです。
               
               
ここも外からきれいに見ることができたので....中の見学はしませんでしたが.....自然との調和....わかる気がします。 

「Chenonceau シュノンソー城」へ.....
広い森を抜けるとお城が見えてきます。
               
  
ここでも....修復中.....いったい.....
城内にロワール川の支流、シェール川をまたがるように建てられ、広大な庭園の中にたたずむ白い城です。
               
代々女性が城主であったため、「6人の奥方の城」の別名があるそうです。
中でも永遠の美女といわれたディアーヌ・ド・ポワティエは20歳も年下のアンリ2世の愛妾であり、城の2番目の城主として本格的な庭園とシェール川にかかるアーチ形の橋を付け加えました。
しかし、アンリ2世の死後、本妻カトリーヌ・ド・メディシスはディアーヌから城を取り上げてしまったそうです。
以後、天井を白と黒に塗ったアンリ3世の妻ルイーズ・ド・ロレーヌ、フランス革命から城を守ったマダム・デュパンの手を経て、1863年に修復を手掛けたマダム・ブルーズと女性城主渡りました。
庭園も大きくて綺麗です。
               
ディアーヌ・ド・ポワティエの居室や、カトリーヌ・ド・メディシスの居室、カトリーヌの娘たちの部屋、アンリ4世の寵妃であったガブリエル・デストレの居室、ガブリエル・デストレとアンリ4世の間に生まれた息子の部屋、などを見ることができます。
  
台所や衛兵の間、礼拝堂なども見学できました。
               
               
 

「Chambord シャンポール城」です。
               
ルネッサンス初期の、1519年から建設が開始され、ルイ14世統治時代の1685年に完成しました。
元は当時この地を統治していたブロワ伯の城館で、そこを当時の国王フランソワ1世が狩猟の際に使用するためのお城として増改築をしたそうです。
フランソワ1世は、わずか6ヶ月間のみの滞在でこの城を去りますが、その後も、多くの国王、伯爵、公爵らが滞在した場所です。
440個の部屋、84つの階段、暖炉へと繋がっている365本の煙突、128メートルのファサード…と壮麗な仕上がり。
建築様式や装飾には、フランソワ1世のイタリアルネッサンス美術に対する情熱が強く反映されており、交友関係の深かったイタリアの建築巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの発想が多く取り入れられていると言われています。
特に、城中央にある二重らせん階段は、上る人と下る人がすれ違うことのないように、巧妙な設計になっており、シャンボール城の見所のひとつだそうです。
一般公開されている広大な公園…32kmの壁に囲まれたシャンボール城の敷地内には、1000ヘクタールの森があります。
1974年に作られた狩猟専用地と野生動物保護地からなるこの広大な公園には、鹿や猪など野生の動物たちが住んでいるそうです。
また、希少な種の動植物の受け入れ、それらの再繁殖のための保護も行っているそうです。
裏手からお城を見に行きました。
               
散歩のできる広い庭や森ではレンタルサイクルがあり、自転車でサイクリングもできます。
時間の都合上....中の見学はなしですが......外見だけでも見る価値ありのすばらしいお城でした。
               
沢山あるロワールの古城の中の4ヶ所を巡りました。
お城って.....ロマンティックで女の子にはたまりませんよね~。
ヨーロッパのお城って....やっぱり素敵です



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sayo)
2009-09-01 14:48:34
ほんとお城素敵だね~眠れる森のお城なんて、イメージ通り

でもモデルがフランスって知らなかった~
返信する
sayoへ (MICHI)
2009-09-02 00:56:34
だよね~!!私もフランスじゃなく、ドイツのイメージだったんだよね。
でも、本当に可愛いお城だったよー
返信する
いやぁ~ん… (E)
2009-09-06 14:01:27
ロワールの古城巡り、懐かしいぃ~
私達も、あれやこれやと迷いながら色々行きましたよ~

でも、古城が懐かしいんじゃなく、そちらでの生活が懐かしいのかなぁ~~~

お天気も良いし、素敵ですよ~~~
返信する
Eさんへ (MICHI)
2009-09-06 18:28:28
地道が多くて....結構行くのって大変ですよね~。
ツアーじゃこんなに沢山は一度にまわれないだろうし.....
車旅行の醍醐味ですよね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。