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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
24時間地域巡回型訪問サービスの光と影。もしかしてパート2!
昨日もべらぼうに忙しかった。
12:30-13:30 昼食 雑談(結構長い!)
14:00-16:00 教授会
17:30-18:30 第3回教職員学術交流セミナー司会
18:30-19:30 立食パーティ参加
20:00-21:45 ミニ・二次会参加、帰宅
ということで、もしかしてパート2!
24時間地域巡回型訪問サービスの光と影。
介護サービスのニーズの高い高齢者にとっては、定額制がプラスになるだろう。
だだし、定額の条件と価格が不明なので、本当にプラスになるかどうかは不透明。
特に、24時間地域巡回型訪問サービスにおいて、
生活援助(昔の家事援助)は介護保険制度から外される可能性が高い。
生活援助ニーズは、NPOの利用や家族の支援、ボランティアの支援で、というのが厚労省及び専門部会の方針のようだ。
私が、この8月に厚労省老健局M局長の私的な勉強会で、スウェーデンの高齢者ケアについて2時間近くプリゼンした時、
ディスカションの中で、宮島局長から、スウェーデンでは、生活援助を公的なサービスからはずされているのではないの?と聞かれた。
スウェーデンでも生活援助を公的なサービスからはずされているのだから、日本でもスウェーデンをモデルにして・・・というお考えのようであったが、
私は、
いえいえ、ちゃいまんがな!
スウェーデンでは、身体介護も生活援助も、公的なサービスとしてカバーしています。どういったサービスをどのような頻度で利用できるかは、ニーズ判定員が原則一人で決めていますけど・・・・
と答えておいた。
このことから、生活援助を何とか外せないかと、局長が考えていることが分かる。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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と、一気に出ました。
それをどこに、持って行ったらいいのかわからない、おばちゃんパワーです。事業所に言ったら首になりかねないですし。
スウェーデンでも20分ちょっといてホームヘルプしています。この短かさでは、コミュニケーションが取れないということで問題になっています。