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共通テスト大カンニング、女子大学生出頭。
共通テスト大カンニング、女子大学生出頭。
背後に大きな犯罪組織がいるかと思いきや
1人の女子大学生の犯行であった。
それにしてもよく考えたものだ。
動画で試験問題を撮影し、それを30枚の静止画に分割して東大生に送る。
スマホを襟口にしのばせていた。
動画だから、スマホで写真撮る時の<カシャ>という音がしない。
動画を静止画に分割するアプリもあるのだろう。
家庭教師の仕事を引き受けた東大生は、事情を知らないからせっせと解答を送る。
その女子大学生は、スマホに送られてきた解答を見て解答する。
この時点でカンニング行為が発覚しそうなものだが・・・。
試験会場では、監督責任者の教員が、教壇正面に立ち、全体を見ている。
かなりの数の監督補助の教員と職員が、同じ会場の問題配付、答案回収、教室内巡回を行っている。
発覚しないわけがない。
入試センターから、コロナ感染対策として、教室内巡回は最小限に留めるようにとお達しがあったのだろうか。
否、そんなわけがない。
何故カンニング行為が実行出来てしまったのか。
出頭した学生は、前年度に共通試験を受けていたわけで、カンニングができるような環境でないこと
を知っているはずだ。
家庭教師紹介サイトを悪用しようと計画する手口は、誰も想定できないだろう。
不審に思った東大生が、文科省に電話しようとしたが、窓口が分からず、連絡できなかったという。
メールで連絡できるような常設サイトを作るべきであろう。
別の東大生が入試センターに連絡したことで今回の事件が発覚したが、
ひょっとすると、1年前もあったかもしれない。
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