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チャンウォンのヒヨン病院で、45分の講演。

昨日はチャンウォン2日目。

2年ぶりに、ヒヨン病院を訪問。

金理事長先生も、朴先生もお元気である。

 

病院内を1時間半かけて、くまなく見せていただいた。

驚いたのは、リハビリ機能が2年前よりもさらに効率化され、

高額なリハビリ支援マシーンが導入されていたことでR.

 

作業療法関係で3台のパソコンモニターマシーンが導入されていた。

いずれも数100万円するとのこと。

慢性期疾患の患者さんとOTさんが一緒に、モニターを使って作業療法を行う。

OTさんはなかなか療法の効果を数字で確認することは難しかったが、

このモニター3台は、腕や手指、認知機能を高めた結果

を数字というエビデンスで確認できるので、患者さんにもOTさんにも

効果的である。韓国の会社が開発した。

 

理学療法関係の全身リハビリマシーン2台が導入され、

一台2000万から3000万もする超高額マシーンである。

スイスの製品である。

リハビリ効果が、従来のやり方の30倍ほど効率的になるそうだ。

3台目も2週間後ぐらい?に、導入される。

これは、自力歩行を支援するもので、患者さんが行きたい方向に<負荷なく>

歩めるようにするもの。患者さんをフレーム型の

マシーンが囲む形になる。

ホスピスクリニックとVIP病棟も見せていただいた。

 

ラウンディングのあと15分休憩し、30分の講演を行った。

テーマは、<日本と韓国における高齢者虐待問題>

16枚のスライド。

 

今回の発表のため、日韓の高齢者虐待が比較できるように

韓国データを再集計した。

韓国では様々な場所で虐待が発生しているので(日本も韓国のように

発生場所のデータ集計を行ったほうが良い)、

介護施設でおきた虐待を再集計した。

 

また、発生件数を高齢者人口10万人あたりで再集計して、比較した。

結果的には、家族による虐待の発生率は、韓国が日本の1.2倍。

介護施設における発生率は、韓国が日本の1.5倍であることを証拠

を示して報告した。

 

講演会場には、看護師さんと准看護師さんがあわせて130名。

ドクターが1名。

皆さん、通訳を入れて90分に及ぶ講演の間、居眠りすることなく、

スマホいじりすることなく、私語なく、集中して韓国語に翻訳されたPPT

ファイルの印刷物資料にメモしておられた。

ヒヨン病院スタッフさんのレベルの高さを感じた。

 

4爆笑、2クスクスの好意的な反応を得られ、私としても大満足。

質疑応答では、高齢ドクター先生が、私のデータが<信じられない>と

おっしゃった。

私は、発表の冒頭でも言ったが、日本データも韓国データも国が発表した

数字に基づいており、客観的な公的な数字の比較であることを再度申し上げた。

その後、ドクターは納得されていた。

 

最後に集合写真。

数の多さに驚いた。

 

その後、理事長の自宅での夕食にお招きいただいた。<明日に、続く>

 

 

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1月31日(水)のつぶやき

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