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新ビジネス。

先日ある出版社から、ある雑誌に掲載する原稿を書くように依頼された。

科研費の採択課題データベースを調べられたようで、正確な研究課題を把握しておられた。

 

社会福祉・社会保障の極めてご高名な先生からの推薦もあり、原稿を依頼しますという話。

 

ただ、準備する期間があまりなく5月下旬までに仕上げてほしいという依頼。

昨年度までの3年度間の研究成果をまとめる必要があるので、この原稿の執筆と合わせて

まとめてしまおうと前向きに考えた。

原稿料が雑誌掲載イメージで1ページ3万円。

3ページ以上書いてくださいとの要求なので、都合9万円の臨時収入。

頑張ろう!

 

で、添付されている承諾書をいよいよ書く段になって、奇妙な表現があることに気が付いた。

投稿、掲載料、頂戴します・・・、

 

ん?

あれ?

 

普通の原稿依頼と違うのか?

 

急に心配になり、原稿料がもらえるのか、こちらがお金を払うのか、依頼者に確認する。

すると、お金を払っていただきますと。

 

はあ?

9万円私が振り込んで、原稿を載せてもらうの?

 

すぐに<辞退メール>を送った。

 

危なかったあ。

新ビジネスのカモになるところだった。

 

でも、その雑誌は割と有名で、定期購読しようかと迷っていた

ところだ。

長く続いているということは、毎号、9万円支払って、

原稿をその雑誌に

載せてもらう人が結構な数いるということだ。

 

新しいビジネスモデルは、研究の世界でもあるということでR。

原稿を書けば原稿料が頂けると単純な考え方で生きてきたが、

世の中はますます<複雑になっているのだ>

先入観は<禁物>

 

良い勉強になった。

その雑誌の購読を見送ったことは言うまでもない。

 

 

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4月13日(木)のつぶやき

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