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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
質問力
昨日の浅田真央さんの引退記者会見をチラミした。
26歳で現役を引退し、新しい世界に飛び込む浅田さん。
ご本人にとって、<引退記者会見>という初めての経験であるから、
戸惑うことも多かったに違いない。
その会見に、100社を超えるマスコミが集まったようだ。
430人のマスコミ。
残念ながら35億は集まっていなかった。
会見の質にとって最も重要なのは、どのような<質問>が出されるかである。
いわば<忖度力>の高い質問がベストである。
チラッとしか見ていないが、<愚問>や<空気を読めない質問>も飛んだ。
愚問だなあと思ったのは、<スケート人生を振り返って、どの時期の
ご自分にどのような言葉をかけてやりたいですか>でR.
難問でもあり、浅田さんは悩み答えに窮し、結局、うまく対応することが
出来なかった。
質問した記者に問いたい。
<マスコミ人生を振り返って、その時期のご自分にどのような言葉をかけて
やりたいですか>
そもそも、質問の意図は何なん?
どういう答えを引き出したかったのか? 不明でR.
浅田さん自身、とても不快だったに違いない。
是非、文春に、この<質問力>のないマスコミはどこか調べてほしい。
さらに、引退する浅田さんにとって、ウェルカムではない質問が飛んだ。
卓球の福原愛さんを引き合いに出して、結婚の予定があるかどうかを質問した
マスコミ。
是非、文春に、この<空気の読めない質問力>のマスコミはどこか調べて
ほしい。
<誰かと比較するなど、超最低でR>
おまけに、長い記者会見のクロージングの段階で、このぶっ飛んだ質問。
新しい世界に飛び込もうとする浅田さんに、エールを送るような、
またその決意を引き出すような質問が出来ないものだろうか。
マスコミのレベルが低下しているのではないかと思えるような<質問>
が多かったのは至極残念。
そのような問題状況の中、浅田さんが発した<スケートは、私の人生>。
名言である。
最後に、感極まり、後ろを向いてそっと涙を拭うシーンは、とても印象的であった。
4月12日(水)のつぶやき
前期授業のはじまり、はじまり。 goo.gl/D8JaLa
— 西彰 (@kyotonC) 2017年4月12日 - 22:56
「前期授業のはじまり、はじまり。」 goo.gl/D8JaLa
— 西彰 (@kyotonC) 2017年4月12日 - 22:58