salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

パンプルムースってなーんだ

2009-02-16 00:00:18 | 本・雑誌
図書館の本、2週間遅れで返却・・・。

ごめんなさい!


『パンプルムース!』(江国香織・著 講談社)

江国さんの詩集、読みました。
いわさきちひろさんの絵に、詩をつけたそうです。

パンプルムースってなんでしょう。
読んでのお楽しみ。

おしゃまな子どもが
ふん、って強がりながらつぶやく、あるいは
小さなお友達におねえさんぶって言うような言葉たち。

おとなになると、わざわざ口にしないこと、
思ったそばから消えてしまうささいなこと、
子どもは容赦なく、言葉にする。

それは常識的ではないとか
口にしたらヘンだと思われる、なんて考えない。

ちひろさんの絵は、やさしいタッチだけど強い。
描かれている子どもにじっとみつめられ
ふんって言われそうでドキッとする。
みつめているのは昔の自分?
いやいや、そんな研ぎすまされた子ではなかったけど。

「あめのひ」という詩に書かれている気持ちが
ものすごくわかる。
そう! まさにそれが心を苦しくするの。
わざわざ口にしたこと、なかったけど。

言ってみたい。
誰かに。