salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

夏の終わり

2006-08-22 02:00:50 | 出来事
残暑、という言葉を耳にして
「え? もうそんな時期??」と驚いてしまうほど
なんだか日々、ばたばた過ぎてしまう。

この夏も、ひとつ年が増えたり、子どもとバトルを繰り広げたり
夫の実家に帰省したり、風邪でダウンしたりしているうち
気づいたら甲子園も終わり。

日曜の延長15回は、TV見ながらいろんな気持ちを味わって
久し振りに、心がすっと伸びた気がした。
いいな、高校野球って。

延長12回くらいから、「このまま終わらないで~。明日もやって~」と
勝手な願望を抱いてしまった。

そして再試合、またまた見ごたえのある
本当に素晴らしい、そんな言葉しか出ない感じ。

勝っても負けてもいいんだ、という考え方は
場合によってはイヤだし、場合によってはその通りだと思う。
勝たなきゃ意味ない、というのもわかるし
負けて見えるものもあるし。

勝ちたい、という気持ちは否定されるべきものではないし
でも、そこにこだわりすぎても、すり抜けていってしまうものがあって
だからややこしくて、一筋縄にいかないことばかり。

高校野球は、見てる側からいえば
勝ち負けへの過程に、おもしろい心理的かけひきがあって
それに左右される面が多いから、学べることがいっぱい。

クールさと熱い思い。

そのバランスにのみ込まれることなく
立たなければいけないんだな。

高校野球が終わると感じる
「ああ、夏も終わりだな」という気持ち。

子どもの頃から感じていたその気持ちを
今年もまた思い出す。