salt&pepper days 

ともすれば、子どもとの時間に埋もれそうな日々。でもやりたいことは他にもいっぱい。刺激を求めて悪あがき中。

心に寄り添う曲

2006-04-06 00:25:51 | 音楽
最近、音楽を聴いていない。
正確にいえば、ちょっと違うな。
作詞コンペがあるから
コンペ曲はイヤというほど聞いている。
夕べから、そして今朝もおんなじ曲をずっとリピート。
あ、でも提出したら、メロディー忘れちゃったよ。

たぶん、人生物心ついてから今までで
現在が一番、趣味としての音楽に触れてない。
しかもコンポ、壊れてるし。
いいのか、これで。
作詞やってる人間が、これでいいのか!

音楽番組とか見ても
曲名出ると、作詞だれ? 作曲だれ? って
そんなことばっか気にしてるし。

ああ、純粋な気持ちで音楽が聞ける心、戻っておいで。

たぶん精神的に余裕がないのね。
時間がない、というのもあるけれど
これまでだって仕事が忙しすぎる、っていう時期はあった。
そんなときだって、朝はコンポのタイマーで
好きな曲で目覚めたり、電車の中で聞いたり。

そしたらNHKで10時45分から
「あのうたが聞こえる」っていう番組をやっていて。
ある女性の高校時代の思い出の曲として
その頃の恋愛話をなぜか漫画仕立てにした映像で
サザンの『Ya Ya』がかかっていた。
あら、私好みの番組ね。

サザンもいいけど、私の高校時代の思い出の曲は
米米クラブの『浪漫飛行』。
当時はギター弾いてて、音楽友達と歌ってた曲。
なんかね、友情とか未来とか
真面目に考えていた時期に
(今も真面目に考えてるつもり)
あの曲は心のツボにはまった。
メロディー浮かべただけで、今もちょっと泣けてくる。

思い出の中に、音楽があるって
なんだか言葉にすると照れくさいけれど
そんな曲があることの幸せ。
けっ、青臭い、とか言われようと
感傷的と笑われようと、そういう気持ちは大切にしたほうがいい。
たとえせつない記憶と結びつくとしても
何もないより、ずっと心強い。