自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

登場人物紹介

ゆかり:長女。アルミの入門車。52-42-30×13-25。ひたむきでまじめな性格。2009年8月29日,失踪。誘拐されたものと見られる。引き続き情報求む。荻の葉:次女。スチールのオーダー車。50-34×12-25。自分を甘やかすバイク。といいつつ脚使わされる。外面如菩薩内心如夜叉。ダフネ:三女。養女にきたスチール車。ラグつき。44×13-28。見た目は派手だけど実直なよい子。じつはいろいろマニアック。犬君:四女。量産型小径車。Giant escape miniってやつです。養女に出したので,今はいないよ。roadman:廃車にされかけていた30年近く前のフレームを拾ってきてレストア。いろいろ問題はあるけど,基本いいですよこのフレーム。びっくり。おじょうさま:筆者の雇用主。しっぽのあるメカニック。基本的に何もしない。2017年8月18日,ご逝去。享年19ちゃい。コネコ:ねこ3代目。まだキャラクターがはっきりしていない。チュウネコくらいになったら名称が変わるかも。……もうコネコというサイズではないけど,いまのところまだコネコで行く。ひたすらノーテンキで,やってることはまだまだコドモ。筆者:動力発生器。燃費,性能とも悪い。最近坂が登れない。

本日操業。

2009-10-30 21:52:42 | ゆかり
本日操業。

大きい本やさんにはちゃんと行かないとだめ。
『暗黙知の次元』と『怠ける権利』が文庫版で出ていたから買った。全然知らないでいた。折口の本が終わったら読む。
最低でも週イチで店頭見ないと。
何があっても定時で上がる日を1日つくって,大きい本やさんまわろう。
積ん読がたまっちゃってしょうがないけど。
若桑みどりさんの本もまだ手つかずだし。小説も,また遠ざかっちゃってる。

カラダがだんだん動き方を思い出してきて,やっと脚が使えるようになったみたい。昨日あたりから,急に変わった感じ。いま腰に痛みが出てきてる。
ここまで戻るのに,ひと月かかった。フッキンがちゃんと使えるようになったら,腰も痛くなくなる。
内側は気長に。ただ,内側のほうが落ちづらい感じはするので,カラダが動くようになったら,戻るのはわりとはやいのかな。
結局,毎日まじめに乗っていればいいのよね。ちょっとでもね。
リアをあと1枚上げられるといいと思う。また1年くらいかけて,なんとかできるかな。

このところおべんとメモを忘れていた。くだらんことをぐだぐだ書くのではなく,おべんとのメモのために使うのだったのに。
ぐだぐだしたことって,あとで見ると不愉快になる。できるだけやめよう。自戒。

きょうのおべんと。きょうは,ただ詰めただけに近い。

小鰺のマリネ:これはおかあさま作のの上前をはねた。たぶん,すし酢でやったんだと思う。ちょっと甘かった。お塩より,お酢を少し足せばいいんだと思う。でもお野菜いっぱいでウレシイ。白ワイン買って帰ろう~と思いながら食べた。でも帰ってきたら残ってなかった。野菜切って,もそもそ食べながら飲んでる。チリのワインで,こくがあっておいしい。
春菊ごまあえ:ゆでて,黒ごまを半擦りにして,お塩と少しだけお砂糖。ゆで加減も味付けも,ちょうどよかった。春菊のときは香りづけのおしょうゆ使わないほうがいいみたいだ。
こくみトマト:切って入れただけ。

本日操業。

2009-10-29 22:39:24 | 泡沫
本日操業。

きのうはよそのオフィスに行くので,珍しくスーツを着たからおやすみだった。ボトムは,トシ相応の,足首ちょっと上のスカート。ずるずるして鬱陶しい。
なので,おくつもかかとのそこそこあるやつ。こりゃ,現代の纏足だぜ。
自転車に乗れるパンツスーツを物色しなければ。
あんなにいいお天気だったのに。

駐輪場のおじさま方に気を遣っていただくのが心苦しい。
ダフネ放置しておくのも辛い。
もすこし気軽な量産型バイクを調達しないとだめだと思う。

師匠はもう出来合いの自転車には乗れないよーっていうけど,GIOSの新モデルで出るヴェッキオとかどうだろう。
クロモリ,ドロップハンドル,ダブルレバー,アウター48,インナー34,リア9速で12-25。
サイズも,460がある。アウターがちと大きいし,リア12もいらないけど,ゆかり後継車として考えてたのに近い。
ハンドルは交換だけど。ハンドル400ミリじゃ安定して走れないし。ブレーキもかな。このへん,カスタムオーダーじゃないのが辛いとこだ。
痛い出費だし,知られたブランドなんで,盗難リスクが低いワケじゃない。でも,コイツは量産型。半分美術品みたいなバイク盗まれて泣くよりはいい。
ダフネは,慣れれば慣れるほど,外に置くのがこわくなる。
朝の道路事情がもう少し良いと,職場まで行けちゃうから,こんな心配はしなくていいのだけど。
もうちょっと早起きするか。

ねこのいる自転車やさんに行ってきいてこようかな。

本日操業。

2009-10-27 22:44:50 | 泡沫
きょうは乗ったよ。
うーん……たぶんかなりケイデンス落ちてるな。
でもしばらく,追い込む機会は持てないと思う。
冬の間,精進せねば。

「歌の話」を続けて読んでいる。
秋萩を踏みしめて山道を行った人のあとを行った人の,さらにそのずっとずっとあと,すっかり広くなった道を眺めているわけだから語る言葉を持たないといえば持たないのだけど……研究者折口信夫と歌人釈迢空の関係って何なのだろう。わかんないなあ。
子ども向けに極端な言い方をしている,というふうでもないんだよ。
貫之をぼろくそはまあ措くとして,業平がこれ? 友則さんは?
新古今なんか,定家も俊成卿女もぶっとばしてるし。実朝も。このひとなんかは,品も良いし柄も大きいしすなおだし,お眼鏡にかなうのではないかという気がするのだけどねえ。近代的すぎるのがいやってワケでもなさそうだ。
後鳥羽ももっといい歌があると思うよ。このセレクションはわからん。
で,江戸の国学者のうたにページを割いてる。で,これがいいの? なんかせせこましくないですか。
文学史,和歌史の体裁をとりながら,アンソロジー自体にはほとんど触れてないんだよね。アンソロジーに練り込まれた祈りのようなものに,気づかない人であるはずはないとおもうのだけど。
アンソロジーは作品ではない,という評価だったのかしら,当時は。
子ども向けだから? そんな遠慮,感じないけどな。
ふしぎなひとだなあ。全集買っておかなかったのがつくづく悔やまれるよ。

そういや,俊成の作とか歌論(?)を少し読みたい。
冷泉文書の展示会も始まるし。これには財布握りしていくようかもな。
自転車用GPSほしかったけど,本の方が大事だ。

昨日の深夜から朝にかけて,台風の低気圧が抜けていったらしい。
きのうは,比較的早く床に就いたのだけど,起きたら6時半だった。うそみたいに寝ている。5時には起きられるなーと思っていたですよ。
メカニックのおじょうさまのように,お天気が悪いときは寝るカラダになってきているようだ。
気候に逆らわない生活,といえば聞こえはよいけど,不規則になるのは嬉しくない。一応,朝やることの予定は立てておいたのにさあ。
あと明るさに反応するところが少しあるから,やっぱ冬は目覚ましかけないとだめだ。
朝やることが少ない日は,ちょっと自転車に乗る努力もしよう。
せっかくパフォーマンスが上がってきたのに,また低下するのはかなしいよー。

雨天休業。

2009-10-27 07:00:48 | 泡沫
雨でおやすみ。

最近,雨の休日は寝てばかりいる。この週末も,おそうじをして力尽きた。髪切りにいったらもうくたくたで起きてられない。動いてる方が楽だ。
でもものを読むことはできるので,わりと落ち着いて仕事をしたりした。

冬ものカットソーを出して着てみたら,腕がゆるくなっていた。きちんと数字をとってはいないのだけど,上腕,前腕,どっちも細くなっていると思う。
ハンドルバー恐るべし。

ダフネは,ほぼフラットなところを楽に走るギアはわかったけど,ちょっとの勾配ですごく感じが変わる。ゆかりのときみたいに,陸橋ののぼりくらいならギアチェンジなしでそれほどスピードも落ちません,ってわけには全然いかない。
でもこれは自転車のせいなのかなあ。 アタシがのぼれなくなってるだけの気がする。

ゆかりと比べると,車体はちょっと重い感じ。ただ,たぶんこれはハブがいいのだと思うのだけど,動き出すといつまでーも停まらない。ころころころって転がっていく。ああ,ハブの摩擦が小さいってこういうことなんだなーって。このとき,車重がモノを言ってる感じがするのよね。
荻の葉も停まらないバイクなのだけど,その停まらなさかげんがだいぶ違う。荻の葉は軽くても転がる……転がるというより,すべるのかなあ。

ああでも,クロモリいいなあ。安いフレームにも乗ってみたくなってきた。サイズが厳しいけど,深谷のランドナーのフレームで480ってのがあったはず。105でつくれないかな。ブレーキだけアルテかデュラでにして,前1速,44か42で,うしろは9速でも8速でも。都内走るだけなら,下25でいい。18とか19くらいで固定,ってのもありか。ちょっと軽めのホイールをつけてあげて,感じ見てみたい。

岩波文庫の新刊に折口の本があったので,けさから読み始めた。子ども向けに書かれたものらしい「歌の話」という文学史エッセイがはじめにある。
まったく,どいつもこいつもアタシの貫之さんをぼろくそに言いくさって……。
子規のはまあプロパガンダみたいなものだろうけど(アタシは威勢のいい啖呵は信用しないのです),折口はほんとにだめだっていってるっぽいです。
折口がどうしてそういう見方をしたのかがとても不思議。貫之,ヘタか?
屏風歌みたいなのがきらいだったみたいなのはわかる。でも,技巧的だから,題詠だから,屏風歌だからそのおうたがすぐにだめってことはないと思う。
子ども向けにわかりやすく書いてるせいかもしれないけど,そういう歌の例にあげてるのがまたひどいのばっかりでさあ。

折口がはっきり書いてないことは,うたをだれが読むのか,ということかな? 「読む」ですよ。「詠む」ではないの。受け手側を問題にしてないんじゃないかなって思う。
個人的なうたなのか,社会的なうたなのか。両者は分離しているのか,いないのか。分離の度合いはどのくらいなのか。どのくらいの受け手──コミュニティを相手にしているのか。
それがわかったら不思議感は解消されるだろうかねえ。
あと時代のちがいを差し引かないとだめか。

本日操業。

2009-10-23 23:18:36 | ダフネ
ダフネと出勤。

きのうの夜駐輪場に迎えに行ったときに,管理のおっちゃんとスポーツバイクの値段の話をした。
そしたらけさ,管理人詰め所のそばに置いていいよっていってくれた。話をしたのとは違うおっちゃんだったけど。
ダフネは派手だから,何となく覚えてもらえているのかな。
このこはセコハンだし,今はやりのタイプでもない。デュアルコントロールレバーもついてないし,前1速だし。サイズも中途半端。ゆかりより盗難リスクは低いかもしれない。でも,ありがたい。
今度お花でも買っていこう。

ロードバイクは,タイヤが細いのにまず驚かれる。
で,接地面が小さいから摩擦が小さくて,楽に走れるんですよーみたいな話をする。
アタシはロードバイクは究極のダイエットマシンだと思うけど,それは力がなくても楽に走れるからなんだよね。
楽だったら続くでしょ。
あと車重も軽いから,取り回しが楽だっていうのも大きい。いわゆるままちゃりは15キロくらいあるんだそうだけど,重いなーって思うダフネでも10キロない。ちょっとくらいだったら,片手で持てる。ゆかりもたぶんそのくらいで,荻の葉に至っては8キロあるかないか。出してのるストレスが少ないから,ちょっとお買い物,でもつい乗っちゃう。
手軽だと乗る習慣つけやすいよ。実際,アタシはそうだった。

で,ダイエット目的でのる人は,ケイデンス計と心拍計をつけるといいです。
心拍計は,過負荷にならないようにと,消費カロリーがわかるから。運動した成果が消費カロリーの形で目に見えるのはいいでしょ。あと,これくったらどれくらい運動したら使い切るか,っていう感覚もつかめるし。ショートケーキ1カット,自転車1時間乗っても燃え切らないねとか。
ケイデンス計は,軽くくるくる回せてるかどうかをチェックするのに。筋肉を太らせるような乗り方をしないためにいります。自転車がからだに合ってないと速く回すことってむずかしいから,合ってるかどうかもわかるし。

本日操業。

2009-10-22 23:29:15 | 泡沫
ダフネと出勤。
流れ星はきのうが最大だったらしい。きょうはくもってる。
CRのくらいところで停まって上見ていたら,たぶん3粒くらい見えた。たぶん,というのは,2つは暗くてあんまり自信がないから。1つは明るくて,西の方にすーっと光るのがはっきりわかった。河川敷のほうから,おーっという数人の声が聞こえたから,星見酒盛りやってるグループがいるのかなと思った。それはそれで優雅。自転車はステキだけど,お酒飲めなくなるのがちょっとさびしい。
平日はpark & rideでそんなに長い距離はのらないのだけど,星を見ながらだらだら走るのは悪くないなあ。走ってる間は見られないけど,光の少ないところまで行ってみるとか。流れ星がいなくても。

『縞模様の歴史』読了。尻すぼみ。ていうか,面白いと思ったのは冒頭だけ。うーむ。
だめな本の書評をちゃんとかけるようになりたいと思う。まあ,いい本の書評も書けないわけだけど。

JCはあきらめた。髪切りにいってあと仕事。何で髪伸びるんだろう。めんどくせぇ。
余裕があれば,ダフネてなづけ。このこののぼりはまだ良くわかんないから,小貝川にいく途中に通る谷津田地形のアップダウンを試してみたいしね。


本日操業。

2009-10-21 00:27:07 | ダフネ
ダフネと出勤。
フロント44にもだいぶ慣れてきました。
帰り,また3粒くらい流れ星が見えました。
明るい星が見えたあと,暗いCRの遠くのほうで,何人かでおーっていう声が上がっていた。星見飲み会かなー。
自転車は気持ちいいけど,飲めなくなるところがちょっとさびしい。
輪行して帰る新幹線のなかとかねえ。降りたら自走だから飲めない。

けさのNHKのニュースで,荒川CRで自転車の速度制限が始まったと言っていた。対人の事故が多いのだそうだ。
そりゃ,駐まれない速度で走るやつが悪い。歩行者にけがさせちゃいけない。しかし,制限速度20km/hはないだろう……。
25c以下のクロス,ロードなんかは,かえって危ないんじゃないかな。
すくなくとも,アタシはこわい。
多摩川CR,荒川CRとスポーツバイク締め出しに近いようなことが行われて,そうするとみなさん江戸川CRに流れてきますか? じゃ,江戸川を30km/h弱で巡航できる期間もそう長くないってことですか?
そういう規制をしなきゃならない状況に追い込んだのは,自転車側だろう。そういう走り方をするんじゃない!
空前の自転車ブームだと言うけど,それが去ったあとに残るのが規制だけってことになりかねないですな,このままじゃ。

国交省の大規模自転車道って河川沿いに整備されてるところが多いけど,こんな傾向が続くようじゃ,はっきり言って自転車道なんてもんじゃなくなるね。
大規模自転車道が水辺に整備されているのは,水運を今どきの形で復活させようというのだろうか,とアタシは思ったことがある。この国の都市は,水でつながっていたことに気づかされた。
自転車だったら1日100キロとか150キロとか移動するのはそんなにむずかしいことじゃない。それだけの範囲を,土地のつながりを自覚しながら移動できるってのはかなりステキなことで,そういう教育的な意図も含んだ整備計画なのかしらと思っていたのだけど……こんなことをやるようじゃ,そういう意図ではなかったということなのかしらね。
最高速度を20km/hとしたら,平均だと13km/hくらいになるかな? それで100km移動って苦行ですよ。

江戸川CRでは,ちょっと前ではスポーツバイクはロード,ミニヴェロ問わずあんまり危なくなかったのだけど,最近はシティサイクルの若い子と新しいスポーツバイクのおっさんは同じくらいキケンになってる。はやく走れるのが楽しいらしくて,爆走してる割に常識がない感じで。その感覚はわからなくはないのだけど,TPOということはあるのだよ。
アタシは乗り始めてたかだか6年ってとこだけど,その短い間にも,これだけ変わった。
多摩川,荒川も,結局そういう層が問題になってるんじゃなかろうか。チームに所属してる人は,ごく少数派で慎重に走らざるを得なかった時代を経ているセンパイたちから,走行ルールをたたき込まれる。ていうか,一緒に走ってたらそれが常識として身に付いていくでしょうね。でも,そうじゃない人の数が増えている感じは,とてもします。
アタシは知らないひとがこわいから,チームの門を叩くってことができない。でも,自転車が軽車両であるってことは知っていたから,原付の教本で走り方を調べて,あとwebとかで事故事例を調べて,やってけるかどうかよく考えて,それからゆかりを買いに行った。ヘンだって言われたけど,このくらいは常識であるべきじゃないかと思う。だって,別にお勉強するまでもない,ただの知識だもん。誰かがいっぺん教えてくれれば,それでいいわけでしょ? まあ,覚えているかどうかの問題はあるんだけどさあ。

いつでもどこでも歩行者最優先。たとえ車道でも。
急停止できない速度で走らない。
左側走行遵守。
併走禁止。
暗くなったらライトをつける。

このくらいは当然でしょ? 速く走るのは,人のいないところでやればいいんです。江戸川CRだったら,流山橋より上流側。利根川CRも人少ないし。
トレーニングなら,人の少ないところに行くまでは,ギア下げて高回転の練習をすればいいんじゃない? ケイデンス120とか。すごくきつくておもしろいよ。あと早朝もきもちいいぞー。

チームジャージ着てキレイに走ってる人って,このへんはほんとにきちんとしてる。
最近は走る時間帯が変わって会わなくなったけど,休日の朝走っていたころにときどき見ていた黄色いジャージのひとたちは,抜いていくときに声をかけてくれるとか,歩行者をやり過ごすときとか,真似るべきことが多くて,なんとなく敬意を抱いていた。あとで,市川雅敏さんのチームの人だってことがわかった。市川さんて褒貶どっちも聞くけれど,こういう指導は徹底しているのだろうな。あのloveだだもれのレース解説からも,しのばれるものがある。お声もすばらしいし,レースなんか走らないホビーライダーでも気づかされるところは多いし,できれば復活してほしいー。


本日操業。

2009-10-19 23:21:21 | ダフネ
ダフネと出勤。
きょうあたりからオリオン座流星群が見やすくなるそうなので,夜は川沿いをのんびり帰る。
いま,こっちは晴れていますよ。

XMLを少し知っておかなければいけないことになった。htmlのタグをぱこぱこ書いてHPつくってたこともあるので,なんとかなるだろう。ドイツ語やり直すようなもんかと思う。
しかし,おばさんだからネットに転がっている情報でお勉強することができない。活字くわないとわかんねー。本買いに行きたいけど,ぜんぜんひまがないよ。
イレギュラーな仕事がどんどん降ってきて,マトモに仕事になりませんがな。

しっぽのないほうのメカニックがFELTのF1 SLをつくりました。かたくてレーシィなフレームだそうな。
オトコノコはのりものがすきだなあ。RNC7つくって1年も経たないよ?
かたいフレームがすきらしいから,RNCはツーリングバイクになるんだろうけど,コンパクトクランクでツーリング用ってのも中途半端な気が。ふつうにアウター使えてるらしいからいいのか? でももうちょっとちっちゃくしといたほうが楽じゃないのか?
しっぽのあるほうのメカニック嬢は,のりものより敷きもののほうがすきです。やわらかいものと見ると,何にでも乗っかってねこ毛をまぶしていきますよ。

チェーンのおそうじをしたあとの自転車は別ものかっていうくらい楽になります。
ダフネはギアカバー(アウターの歯を削った自作品。もちろん,アタシの自作じゃないけど)がついているので,最近はすそどめなしで走っちゃっている。
「おしゃれして乗ってねー」って言われているバイクなのだけど,そもそもそういう習慣がないから困りますね。
でも,チェリーピンクのシェル(このこ用に買った。そうじゃなきゃ絶対買わない色)を羽織っててれてれ流してると世間様が親切にしてくれます。
後からきた自転車に道譲ってお礼言われたり。タクシーに道譲られたの初めてだよ。女の子に擬態できるバイクなのですな。
しかし,のぼれなくなってる。のぼりで抜かれることってほとんどなかったんだけどなー。

Tarzanの自転車特集。おかあさまのおくすりをいただきにいった薬局に置いてあったから見た。
走行ルールに結構ページを割いていたのはよかったけど……メンテナンスのレベルが高すぎ。
かえって危ないのではないだろうか。
ブリッェンのひとがいっぱいでていた。

本日休業。

2009-10-19 02:48:24 | 泡沫
網戸のおそうじ用のスポンジというのを買って,しばらく使っていた。かためのウレタンでできている。植物の芽吹きのとき飛んでくるらしい綿とか,たぶんツマグロヨコバイに由来するらしい綿とかは,キレイにとれる。ただ,毎週ごりごりすると網戸が傷みそうだ。日に当たるところだから,ただでさえ傷みが早いのに。
タオル地のぞうきんでふくと,網に糸くずが引っかかるのが気になる。和手ぬぐいみたいに,細い糸で織った平滑な生地をぞうきんにして水拭き,というのが,結局は賢い気がする。

畳の水拭きもやめて,いまはマイクロファイバーのぞうきんでから拭きしてる。表面がつるつるになるので,効果はあるのだろう。しかし,摩擦が大きい感じがあって,これも畳表への負荷が心配。いっぺんふつうのタオル地でから拭きして,感じを比べてみた方がいいかも。

この週末はダメ。疲れて寝てばかりいた。
リアエンドに入れる棒も買いに行かなかった。結局,JC見に行くモチベーションを失っている。
モチベーションを失ってるのは,何事についても,かも。シゴトもルーティンでこなしてるかんじになってる。執着の対象を取り上げられたのは,自分的には整理をつけたつもりだけど,やっぱり効いている。目標を見失ってるわけだから。

しかし,慣れの問題かもね。達成感とか幸福なんてものを求めなきゃいいのだろう。それって平穏な生活。

ダフネにチェーンコネクタを入れてやろうと思っていたのも,なんとなくとりやめ。スプレー式のチェーンクリーナを買って日和ってしまった。でも使ってみたらうーんっていうかんじ。
やっぱり,コネクタいれて,はずして洗っちゃう方がいいみたい。大きいトルクをかけてごりごり乗れる人はコネクタがもたなくてだめかもしれないけど,アタシなんかはその心配はないし。
グリスどこに入れてあるかよく知らないので,外せないパーツにはあまり,有機溶剤は使いたくない。しっぽのないほうのメカニックの人は,リアスプロケットをホイールにつけたまんま,パーツクリーナーじゃぶじゃぶかけて洗っていたけど,ああいうことは,アタシにはできない。
チェーンは,外せちゃうなら,台所用洗剤でいいはずだよね。洗剤を選べば,環境負荷も軽減できるのではないかとか思ったりする。


本日操業。

2009-10-17 00:44:31 | ダフネ
ひさびさにダフネと出勤。
やっぱいいわー。すーーーーーっと走る。
ていねいに後輪入れ直して,おそうじもしたのです。こないだ8速用のチェーンコネクタ買ってきたから,この週末に入れてやろう。
でもリアエンド用の棒とかいろいろ買い忘れてきた。

駐輪場が変わったので,ルートも変わってます。ふつうの道を走る距離が長くなった。
車道逆送多い……。こわいです。そこそこクルマの通る,しかし広くはない道なので,真剣に身のキケンを覚える。警察はちゃんと指導してほしい。いきなり罰金まで科さなくていいから,注意だけでもしてくれないだろうか。この手の違反は主にルールを知らないことに起因しているのだから,相当な抑止力になると思うのだが。
逆送自転車がいる場合,アタシは減速して,たいてい手信号出して右に避ける(そしてすれ違いざまにkeep left!とどなる←どならないと聞こえないから)けど,走行するクルマの密度が高ければ止まるしかない。そうすると逆送車はたいてい自分から見て右に避ける(左に避けるとクルマが正面から来るわけだから)。てことはつまり,歩道に乗るのだ。車道から歩道に車線変更するわけ。これは結構ひどい話。歩いてる人から見たら,歩道に車道から車両(自転車は軽車両ですよ)が飛び込んでくるってわけだ。これが常態化してるのだから,小さい子どもや高齢者のひとが多い場所では特に,自転車の歩道走行はきびしめに取り締まる必要があると思う。
てゆうか,逆送すんな。

ときどき見かける,おばさんが20代と見える女の子を荷台に載せてごりごり走ってる二人乗り。親子なのかなあ。
女の子のほうは,荷台をまたがないで,横向きに,ふつうの椅子に座るみたいに腰掛けている(わかる? 彼女は進行方向じゃなく進行方向から90度ずれた方を向いているということ)。スレンダーな子だけど,さすがに重いらしくて,おばさんはひじを張って,ぐい,ぐい,というかんじで踏んでいる。なめらかな走行ではない。
明白な交通違反はおいといても,見るたびにはらはらする。できれば見たくない。こわい。こけたら,荷台の彼女は顔面,または後頭部を打つよ。無論,ヘルメットはかぶっていない。
何か言ったげたほうがいいのだろうか。しかし,おとなのやってることだから,なんて言っていいのかわからない。
母親が成人した娘を自転車の荷台に載せて運ぶ,というのはあまり見かけない光景だから,何か理由があるのだろうという気もするし。

きょうのおべんと
焼き鮭
かぼちゃの煮たの
れんこんきんぴら いただきもの。
薹立ちブロッコリーとおじゃこの炒めたの おじゃこにお酒をかけて少しゆるめてやってみた。山椒の香りが際立つ気がする。
れんこんをいただいていたので,1品多い。お肉が入っていて,あとにんにくとオイスターソースを使っていた。お弁当にはちょっとむかなかった。
濃色野菜がなーいってブロッコリーを炒めたけど,かぼちゃがあるじゃないですか。寝ぼけていました。

『縞模様の歴史』というけったいなタイトルの本を読み始めました。
しま模様というのは,ヨーロッパでは長く異端の柄だったのだそうだ。「ヨコシマな柄」とかいう駄洒落ではない。
異端というか,被差別のラベルというほうが近いのかな。
中世の絵で見る道化とか娼婦とかがはでなもようの衣装をつけているのは,かれらがそれを好んでいたからではなく,そうさせられていたということなのだそうだ。
聖書に由来するしま柄のマントを着用する修道会が迫害を受けたりした例もあるとかで。
だからとらねこは中世の説話ではわるものになるんだって。うちのメカニック,世が世ならわるものだ。いや,いまもわるものか。
面を分割することが異端ととらえられていた理由の説明が抽象的でよくわかんなかった。視覚生理的な理由もあるのじゃないかなと思ったりする。
たいへんおもしろいです。

もう少し本を読む時間がほしい……。