忘れてばっかりいるからまた貼る。
索引の書き出し後,書体の変更など。
検索文字列:★(.+?)★
置換文字列:$1
検索形式:なし
置換形式:文字スタイルを指定
★ の所の記号をスタイルにごとに変えて,索引パレット入力時に入れておく。
オーサー名の処理でちょっと手間取った。前のフォーマットをどっかにやってしまったよう。
しかし,正規表現便利だよ……。何でちゃんと使ってこなかったんだ……。
本文中の参考文献表示を一括で1級下げるとか,図番号名をゴシックにするとか,一瞬でできるよ……。
いままでの手間は何だったんだいったい。
去年の夏ごろ,自炊作業用に座卓を入れて,東寄りに置いていた。背をカットするのに具合がよい。最近お嬢さまがそれを発見されて,午前中お休みになるようになってしまった。ローラーカッターを置いておくといやーなおかおをなさるので,座卓の上に出しておけない……。冬の間は南側の出窓でお休みになっていたのだけど,日の運びが変わって,ねこ的に気持ちのいい場所が変わってきたみたいだ。
丸谷さんの『恋と日本文学と本居宣長・女の救はれ』が講談社学術文庫から出た。たぶん単行本もどこかにあるのだけど,自炊用に買った。150ページほどなんだけど,ねだんが1,300円。すげー。ページ単価で見ると,A5の専門書といい勝負。それで売れるんだから(アタシも買ったけど……)たいしたもんだ。
最近自炊中に昔の広告を見て買っておけばよかったな-と思っていたなかに,集英社文庫から出ていた丸谷選『花柳小説傑作選』というのがあったのだけど,それもちかぢか文芸文庫から出るらしい。どうせ高いのだろうが,何というタイミングかと思う。
丸谷さんの本を最初に読んだのは,『世界スパイ小説傑作選』かもしれない。スパイ小説の神髄は短編にあり,という主張にはいまも真っ向から反対だけど,たぶんそれは求めるものが違うからなのだろう。
最近自炊した中から,日影丈吉さんの『かむなぎうた』を読み始めた。表題の短編は,折口信夫が絶賛したものなのだそうだ。まあそうかな,という感じがしなくもない。しかし,折口が探偵小説を読んでいた,という想像はなかなか楽しい。この短編は,作り上げた世界を一瞬でペちゃんと壊す感じがあって,アタシの趣味にも合う。すばらしい。実は,りんごのたねのペクチンを使うパート・ド・フリュイの製法を復元したのは日影さんだ,という話を聞いたことがある。どっかで買って帰ろうかな。
このところ怪奇小説の鉱脈を掘り当てたので,あと森銃三の『ものを言う小箱』とか東京創元社のM. R. ジェイムズの短編集とかが楽しみ。古くさい怪談のアンソロジーってもっとでないかな-。
ああトシをとったのね,と思う昨今。