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千葉県松戸市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2022-05-25 23:02:05 | マンホール蓋

※2022.05.25更新 新しいデザインカラー蓋(コアラをモチーフとした「すくすくファミリーフレンズ」)を追加しました。

松戸市の経緯は、昭和18年4月1日、松戸町と馬橋村、高木村が合併し、県下7番目の市として松戸市が誕生し、現在に至っています。

松戸市は、都心から20キロメートル圏に位置し、さらに千葉県の東葛地域(北西部)の一翼に位置しています。西側は江戸川を挟んで東京都葛飾区、江戸川区、埼玉県三郷市に隣接し、南側は市川市、東側は鎌ケ谷市、東側から北側にかけて柏市・流山市と隣接しています。
市域は、東西約11.4km,南北約11.5km、総面積は61.38平方キロメートルとひし形状の広がりとなっています。令和3年6月1日現在で人口は49.2万人超、世帯数は23.4万超となっています。

市章は、市制施行5周年の時に一般から広く募集したもので、旭日の天に昇る姿を表して市勢の飛躍的発展を象徴し、あわせて片仮名で「マツド」の字を図案化し、浮き出したものです。(平成17年9月22日制定)
 (「マツドの」図案)

市の花は「ツツジ」(街の花)と「アジサイ」(庭の花)と「ノギク」(里の花)、市の木は「シイ」(里の木)と「ユーカリ」(国際交流の木)と「サクラ」(街の木)と「ナシ」(郷土の木)、市の鳥は「フクロウ」(森の鳥)と「ツバメ」(街の鳥)と「シラサギ」(水辺の鳥)です。(以上は、松戸市HPより)

前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
松戸市の公共下水道は、処理区により分流方式と合流方式を採用しています。合流方式を採用しているのは、金ヶ作処理区(常盤平地域)のみで、市単独公共下水道として同市内の金ヶ作終末処理場で最終処理され春木川に放流されるようです。
一方、市域の多くは江戸川左岸処理区に該当し、千葉県の江戸川左岸流域下水道に接続し、市川市にある「江戸川第一・第二終末処理場」で最終処理され旧江戸川に放流されます。
また、手賀沼処理区に該当する地区は、千葉県の手賀沼流域下水道に接続し、我孫子市にある「手賀沼終末処理場」で最終処理され利根川に放流されます。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
こちらは、令和元年8月7日に第10弾として配布開始となったマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
この絵柄は「江戸川と矢切の渡し」の風景をデザインしたものです。 松戸市は千葉県の北西部に位置し、江戸川を挟んで東京都と埼玉県に接しています。 江戸川は古くから人々に親しまれている憩いの場です。 矢切の渡しは、市内の観光名所であり、江戸時代初期に徳川幕府によって始められてから、約400年後の今も続く江戸川で唯一の渡し舟です。 1993年(平成5年)に市政施行50周年を迎えたことを記念して「江戸川」と「矢切の渡し」をモチーフとしたデザインのマンホールが誕生しました。 ぜひ、歴史ある手漕ぎの渡し舟に乗って、水辺からの風景を堪能してみてください。

最初は、マンホールカードに描かれているデザイン蓋です。
こちらの蓋は、松戸市民劇場(松戸市本町11番地の6)の前の歩道に設置されています。
 

こちらはノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
   
こちらは親子蓋です。
 
こちらは、前出の蓋と比べ船体、船頭、乗船者、波紋などの彫り方が違っています。

こちらは、汚水蓋です。
      
こちらは親子蓋です。

こちらは、前出の蓋と比べ船体、船頭、乗船者、波紋などの彫り方が違っています。
  

こちらは、令和4年4月に松戸駅西口・キテミテマツドの敷地内に設置されたカラーデザイン蓋です。
松戸市とホワイトホース市(オーストラリア)の姉妹都市交流50周年を記念して実施された「コアラとユーカリ」のデザインを使った新しいマンホールのデザインコンテストで最優秀作品に選ばれたデザイン「すくすくファミリーフレンズ」を使用しています。

オーストラリア固有種のコアラと、松戸市の鳥・ふくろうの親子が寄り添っている姿に、「親の世代も子供の世代もずっとずっと姉妹都市交流が続くように」という願いが込められています。背景には「友情」が花言葉のミモザが描かれています。(松戸市HPより)
 (2022.05.25追加)

次は、従来から設置されているデザイン蓋です。
こちらは、昭和59年に制作された「ユーカリ」の木に登っている親子の「コアラ」をデザインしています。昭和46年、松戸市とオーストラリアのホワイトホース市(当時のボックス・ヒル市)が姉妹都市提携を結びました。
そのきっかけとなったのが「ユーカリ」の種でした。更に、そのユーカリの種がオーストラリア大使館より贈られた際、コアラのぬいぐるみも一緒にプレゼントされました。そういった、松戸市とオーストラリアのつながりを象徴するデザイン蓋となっています。
こちらは雨水蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。

こちらは親子蓋です。

こちらはΦ900の蓋ですが、サイズが大きいので前出の蓋と比べ「ユーカリ」の木と「コアラ」のデザインが違います。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらはノンカラー蓋です。

こちらは小型蓋です。

こちらは、コンクリート製の宅内汚水枡のようです。

こちらの蓋は、前出の蓋と比べ「ユーカリ」の木と「コアラ」のデザインが違います。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
  

こちらは雨水蓋です。
    
こちらの蓋には、上部と下部に「PAT」と「M」の文字があります。

こちらは、Φ900の蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。
      
こちらの蓋には、上部と下部に「MD-3」、「M」、「M」・「PAT」の文字があります。
  
こちらには枠があります。
 
こちらは、Φ900の蓋です。

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらのタイプは、三か所がねじ止めになっている耐圧用の蓋でしょうか。

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、幾何学模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは雨水蓋です。
  
こちらは汚水蓋です。
 

こちらは、グレーチング(格子)型の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
     
こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは雨水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 

こちらは、菱模様のΦ900の蓋です。

こちらは、あみだ模様のような汚水の角蓋です。

こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。
 

最後は、コンクリート製の蓋です。
 
こちらの蓋は、上記より古い時代のものかも知れません。

以降は、小型マンホール蓋又は枡蓋です。
いずれも汚水蓋で、市章の代わりに「まつど」の文字と「汚水」または「おすい」の文字が書かれています。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
 
他にも色々な模様の蓋がありました。
  
       

こちらは、プラスティック製の蓋です。
左下に「まつどし」、「おすい」と書かれています。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
中央の市章が、コンクリートの型で作られているようです。

こちらの市章は、金属製のようです。
 

最後は、側溝の蓋です。
 

以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理は終了です。

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