※2023.06.12新規 初めて登録しました。
小諸市の経緯は、昭和29年に北佐久郡小諸町、三岡村、南大井村、北大井村、大里村、川辺村の1町5村の合併で市制を施行し小諸市が誕生します。その後、昭和32年に乗瀬地区、昭和34年に西小諸地区を編入し、現在に至っています。
小諸市は、東京からの距離は直線にして約150キロメートル、雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる詩情豊かな高原都市です。
人口は4.1万人を超え世帯数は1.9万強(令和5年6月1日現在)の人々が居住し、面積は98.55平方キロメートル、東は御代田町、西は東御市、南は佐久市、北は群馬県嬬恋村の2市1町1村に接しています。
江戸時代には、中山道、北国街道、佐久甲州街道の交わる交通の要所として城下町が形成され、数度の領主交代の後に牧野氏1万5千石の領有として、物資の交流が盛んになり、商業都市として栄えました。
梅の花のような小諸市章は、5つの花びらは隣接する5村が小諸町を中心に融和し、合併により市となった姿を表しています。中央のマ-クは、小諸の「小」という文字を図案化したものです。(昭和29年4月1日制定)
市の花は「小諸すみれ」、市の木は「梅」です。(以上は、小諸市HPより)
前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
小諸市の公共下水道は、汚水と雨水を別々処理する分流方式を採用しているようです。
公共下水道は小諸地区を対象とし、小諸浄化管理センターできれいな水に処理され放流しているようです。
特定環境保全公共下水道は、和田西処理区と御影処理区(農業集落排水事業から統合)を対象とし、和田浄化センターできれいな水に処理され放流しているようです。
また、農業集落排水施設が 森山地区、耳取・市地区、平原地区、宮沢・大杭地区、八満地区の5地区に設備されているようです。
それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
小諸市は、令和5年4月28日に第19弾として2種類目のマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
このマンホール蓋は新たに特定環境保全公共下水道事業により区域を整備した際にデザインされた、小諸市で2枚目に作られたデザインマンホール蓋です。 自然と調和した快適環境づくりを目指し、日本を代表する活火山「浅間山」と市の木「ウメ」、市内を流れる「千曲川」を描いたデザインであり、カラーのマンホール蓋は数枚のみ作られたとても珍しいものです。 小諸市最初に作られた三之門が描かれたデザイン蓋とはまた違い、シンプルで鮮やかな色合いとなっています。 市内にはいくつかのデザインマンホール蓋がありますので、探してみてください。
また、平成29年12月9日に第6弾として初めてのマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
浅間山の南麓に広がる”詩情あふれる高原の城下町”、小諸市。 本マンホール蓋は、「浅間山を背景に小諸城址懐古園の「三の門」を描き、周りを市の花「コモロスミレ」と市の木「ウメ」で彩ったデザインです。 小諸城址は千曲川沿いの断崖絶壁の上に築かれており、本丸が城下町よりも低地に位置するため、全国でも珍しい「穴城」の構造をしています。 一方、コモロスミレは大正末期に発見された小諸だけに咲く花。 ウメは小諸の学校精神をあらわす花として、古くから市民に親しまれています。 市内のマンホール蓋には本デザイン以外にいくつか図柄がありますので、探してみてください。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、マンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
こちらの蓋は、マンホールカードの座標軸に設置されているカラーデザイン蓋です。
右の展示蓋は、カードの配布場所となっている小諸図書館内にありました。
なお、こちらのデザイン蓋は平成12年から設置開始されたようです。
こちらは、平成30年5月に「高浜虚子記念館」前の歩道で撮った蓋です。
こちらはノンカラーの蓋です。
こちらは、初めてのマンホールカードに描かれている座標軸に設置されているカラーデザイン蓋です。
国道141号線と菱野筒井線が交差する相生町交差点の歩道に設置されています。
なお、こちらのデザイン蓋は平成5年から設置開始されたようです。
こちらは、小型のノンカラー蓋です。
こちらは、平成25年に設置開始されたプリントシールタイプの4種類の蓋です。
江戸時代の建築物で、小諸城の正門である「大手門」がデザインされています。
城の玄関口にあたる「大手門」から駅を挟んで南に位置する「三の門」に至るまで、建築当時は城の敷地内でした。
小諸市最北部に位置する高峰高原に咲く「ニッコウキスゲ」がデザインされています。
プリントシール蓋は写真を基にデザインできるため、花びらの色や細部の形状を表現するのに適しています。
標高2,568mの活火山「浅間山」の火口がデザインされています。
プリントシール蓋は全4種類あり、それぞれ1枚ずつしか作られていません。
小諸城跡 懐古園の「三の門」を正面から捉えたデザインです。
「三の門」のデザインは、マンホールカードに描かれたカラーデザイン蓋にも採用されていますが、このプリントシール蓋からは、徳川16代当主「徳川家達」の筆による「懐古園」の文字を見ることができます。
こちらの蓋は、中央に市章、その周りを市の木「ウメ」がデザインされています。
昭和59年、小諸市の下水道管布設工事が始まった時から使用されている一番古い蓋のようです。
「下水」表記の蓋です。
こちらは、上記と同じデザインの小型蓋です。
「下水」表記です。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
平成13年より設置開始された長島鋳物㈱製の蓋です。
こちらは、中央が市章ではなく下水の「下」の文字となっています。
平成14年より設置開始された日之出水道機器㈱製の蓋です。
こちらは小型蓋です。
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
景観を損なわないように、道の舗装と同じデザインとなっています。
ただ、こちらのタイプの蓋には小諸市と判断できる文字や記号などの表記ありません。
こちらは小型蓋ですが、汚水桝の蓋ではないかと思われます。
市の花「小諸すみれ」がデザインされています。
右蓋はプラスティック製の蓋です。
こちらは上記よりも小さな蓋です。
大きく市章が描かれています。
こちらは、他の自治体でも見られる規格模様の蓋です。
こちらは、農業集落排水施設に係わるマンホール蓋です。
公共下水道と同じデザイン蓋ですが、市章の中の「下水」の表記が「集排」の表記となっています。
こちらは耳取・市地区で撮りました。
以降は、上水道関係他の蓋です。
最初は消火栓の蓋です。
こちらは、スリップ防止タイプの蓋です。
こちらは、防火貯水槽の蓋です。
こちらは上水道関係の蓋です。
こちらは制水弁の蓋です。
こちらは、止水栓の蓋です。
こちらは、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。
以上で、長野県小諸市のマンホール蓋の整理は終了です。