気ままに 外歩き 町歩き 街道歩き

気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

秋田県秋田市のマンホール蓋(その2)上水道関係他

2018-12-13 22:17:10 | マンホール蓋

その2.では、上水道関係の蓋と上下水道以外の蓋を整理します。
最初は、消防関係で消火栓の蓋です。
積雪の少ない自治体では色々な大きさ、形、デザインの消火栓蓋が設置されていますが、秋田市は積雪が多い地域の為か、路面上に設置されている消火栓蓋はこちらしか見る事が出来ませんでした。
           
また、防火貯水槽と表示された蓋も探す事が出来ませんでした。

次は、中央に市章、その周りを5つの市の花「さつき」で取り囲み、その外周を「水」の文字でデザインした、水道局の名前があるマンホール蓋です。用途が表示されていないので、どのような目的の蓋なのか未確認です。
秋田市上下水道局付近と県道56号線ステーキガスト秋田旭南店付近で見つけました。
           
こちらは、枠付きの蓋です。
           
次は、仕切弁の蓋です。
同じ仕切弁蓋でも色が違っています。色の違いによって何か違いがあるのでしょうか?
 
 
こちらでは、他の自治体でよく見る制水弁蓋や空気弁蓋などを見つける事が出来ませんでした。
再訪し、もう少し違った地区を歩いて見る必要があるようです。

続いて、電線共同溝(CCB(コミュニケーションケーブルボックス)の蓋です。
 

次は、量水器の蓋です。
いつもは、掲載しない事が多いのですが、今回は数が少ないので掲載する事にします。
           

次は、ガス関係の蓋です。
秋田市の4大地方公営企業の一つであった秋田市ガス局ですが、平成13年4月1日に東部ガス㈱に譲渡されました。
こちらの蓋は、秋田市の市章が入っていますので秋田市ガス局の時代に設置された蓋と思われます。
           
参考までに、東部ガス㈱は秋田、福島、茨城の3県で都市ガスの供給を主とする企業のようです。
市内では、次のような蓋が見られました。
 

以上で秋田市のマンホール蓋の整理は終わります。

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秋田県秋田市のマンホール蓋(その1)公共下水道

2018-12-11 22:40:51 | マンホール蓋

秋田市は、明治22年4月1日に市制施行され秋田市が誕生します。その後周辺の町村を編入合併し、平成17年1月11日には河辺町と雄和町を編入し、現在の秋田市となりました。

秋田市は、秋田県のほぼ中央部に位置し、東には霊峰太平山を擁する出羽山地、西には夕日の美しい日本海が広がる、緑豊かな公園都市です。
あふれる自然をいかしながら、市民が生き生きと伸びやかに暮らせる、人にやさしいまちづくりをすすめています。
地勢は東西約43.03キロメートル、南北約46.20キロメートル、総面積は906.09平方キロメータ、人口は平成 30年(2018年)11月1日現在で30.8万人強、世帯数は13.6万世帯強となっています。

市章は、的に「矢留(やどめ)」の形と、秋田市の「田」の字を表しています。(昭和3年6月制定)
「矢留」とは旧秋田藩主佐竹氏の居城「久保田城」の別名との事です。


町の花は「サツキ」、町の木は「ケヤキ」です。(以上は、秋田市HPより)

私は秋田市と言えば、東北三大まつりの1つとなる「秋田竿燈まつり」、百名城の久保田城、米どころ・酒どころと言ったところでしょうか。
    秋田市民俗芸能伝承館の竿燈まつり模型)
    (久保田城御隅櫓復元

市の概要はここまでにします。
秋田市は、平成28年4月1日に第1弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
現行デザインとなったのは、1986年。秋田市の夏祭り『秋田竿灯まつり』の竿灯がデザインされています。秋田竿灯祭りは、稲穂に見立てた竿灯を手や肩、腰などにのせ、五穀豊穣を祈願する秋田市を代表する夏祭りで、8月3日から6日までの4日間開催されます。東北三大祭りの一つで260年以上の歴史を持ち、国重要無形民族文化財にもなっています。竿灯の大きさには大若、中若、小若、幼若の4種類があり、大若の大きさは、長さ12m、提灯の数46個、重さは50kgにもなります。

第1弾に引き続き、平成30年8月11日に第8弾として二種類目のマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
土崎港曳山まつりとして親しまれている土崎神明社祭の曳山行事と、その昔、日本海の荒波を超えて日本各地の港を巡った北前船をデザインしました。 曳山行事は、港町の総鎮守・土崎神明社の例祭であり、7月20日・21日に、武者人形で歴史場面を表現した勇壮な曳山が町を練り歩く、秋田を代表する夏の祭りです。 北前船は船主自身が売り主となり「動く総合商社」と形容される廻船で、土崎港は江戸時代から明治にかけて北前船の寄港地として栄えました。 曳山行事は、国指定重要無形民族文化財のほか、ユネスコ無形文化遺産の登録、北前船は日本遺産に認定され、ともに秋田の魅力を伝えています。

それでは、マンホールカードの説明はここまでにして、マンホール蓋の整理に移ります。
はじ
めは、デザインマンホール蓋です。

秋田市では、二種類のデザインマンホール蓋を見つけました。
一つ目は、「秋田竿燈まつり」の竿燈を、蓋全体に大きく二本デザインした蓋です。
中央には市章、その周りをデフォルメされた「下水」の文字が市章を囲んでいます。
こちらの蓋は、後出する土崎地区や追分駅付近でも見る事が出来ました。

最初は、カラーデザインマンホールの汚水蓋です。

こちらは、枠付き蓋です。薄い水色の方は、濃い水色が褪せたのかも知れません。
 

二つ目は、土崎港曳山まつりとして親しまれている土崎神明社祭の曳山行事を大きくデザインし、その周りを日本海の荒波を超えて日本各地の港を巡った北前船がデザインされています。
また、上部には 観光サイトにアクセスできるQRコードが付けられているようですが、電車の発車時刻ギリギリだったので試さず駅に向かいました。
こちらは、JR土崎駅から「土崎みなと歴史伝承館」周辺でのみ見る事が出来ました。

最初は、カラーデザインマンホールの汚水蓋です。

こちらは、合流蓋です。

こちらは、枠付き蓋です。

以降は上記のノンカラーの蓋です。
最初は、竿燈をデザインした雨水蓋です。
 
こちらは、汚水蓋です。
 
こちらは、合流蓋です。
  
こちらは、「合流幹線」と書かれた蓋です。

続いて枠付きの蓋です。
こちらは、汚水蓋です。
 
こちらは、合流蓋です。
 
こちらは、ポンプ室とあります。

次は、曳山行事と北前船をデザインした雨水蓋です。

こちらは、汚水蓋です。

こちらは、合流蓋です。

最後は、枠付きの汚水蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。竿燈のデザインマンホール蓋同様、中央に市章、その周りをデフォルメされた「下水」文字が取り囲んでいます。
左の蓋の上部に見える「14」は耐荷重を表す数字です。
 
こちらは、中央に市章のみで「下水」の文字がありません。

こちらは、汚水蓋です。

こちらは、枠付きの蓋です。
 

こちらは、枠付きの雨水蓋です。

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない枠付きの蓋です。中央に市章、その周りを「下水」文字が取り囲んでいます。

こちらは、雨水蓋です。

こちらは、枠付きの雨水蓋です。

こちらは、枠付きの汚水蓋です。


次は、太い十字のような模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない枠付きの蓋です。中央に市章、その周りを「下水」文字が取り囲んでいます。

こちらは、雨水蓋です。

こちらは、汚水蓋です。

こちらは、枠付きの汚水蓋です。

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。中央に市章、その周りを「下水」文字が取り囲んでいます。

こちらは、用途記載のない枠付きの蓋です。
 
こちらは、枠付きの汚水蓋です。

他にも、コンクリート製の蓋や角蓋の中に小さめの円形蓋のある蓋も有りました。
 

次は、ハンドホール蓋の整理です。
はじめは、二種類のデザイン蓋です。
一つ目は、マンホール蓋にもあった竿燈をデザインしたノンカラーの汚水蓋です。
 

二つ目は、中央に市章、その周りを秋田蕗の葉と薹をデザインした汚水枡の蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれるハンドホール蓋です。
いずれも、用途記載はありませんが汚水枡の蓋と思われます。
 
 
 

こちらは、汚水蓋です。
 
こちらは、プラスティック製の蓋です。

以上で、下水道蓋の整理は終了です。
少し長くなりましたので、上水道関係や通信関係などの蓋については、その2.上水道関係他で整理する事にします。

 




















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旧奥州街道歩きを終えて 観光3日目 (最終日)秋田市のマンホールカード

2018-12-08 18:11:23 | マンホール蓋

10月26日(金)街道歩きを終え観光も最終日、とうとう今日は帰路に着く日となりました。
いつもより1時間程遅く7時過ぎ起床、宿泊したルートイン秋田土崎で朝食を採ります。今日は、私の趣味であるマンホールカード収集、それだけでは同行の妻からクレームが来るので秋田市内の観光もする予定です。

秋田県はかなり遠方となるので、マンホールカードのみの入手で訪問するのは厳しいので、私にとって今回は絶好のチャンスです。
秋田県のマンホールカードは、秋田市のみ二種類あり、一カ所は秋田市上下水道局、もう一カ所は秋田市土崎みなと歴史伝承館で配布しています。
マンホールカードにご興味のある方は、こちらをご覧ください。
http://www.gk-p.jp/activity/mc/

本日の行動予定は、土崎地区で高清水公園内にある秋田城跡(奈良時代から平安時代にわたって東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模な地方官庁の遺跡)を見学し、昨夜写真を撮った秋田ポートタワーセリオンの100mの高さにある展望室に登り360度の大パノラマを楽しみ、土崎みなと歴史伝承館でマンホールカードを入手し見学します。

その後、電車で秋田駅に移動し、秋田刑務所近くにある秋田市上下水道局に行きマンホールカードを入手し、市立赤レンガ郷土館、秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)や千秋公園を散策し帰路に着く予定です。

朝食後8時過ぎ、ビジネスホテルに荷物を置き、歩きで秋田城跡に向かいます。スマホのナビを見ながら40分程で到着しました。
(遺構の復元模型)
こちらは、史跡公園として整備され、発掘調査で発見された遺構が復元されています。また、近くには秋田城跡歴史資料館や史跡公園管理棟もあり、管理棟では4月1日から11月30日(午前9時から午後4時まで)まで毎日、「秋田城跡ボランティアガイドの会」が待機し、復元整備された史跡公園の説明して頂けるようです。

秋田城は、東北地方の日本海側(出羽国(でわこく))に置かれた大規模な地方官庁で、政治・軍事・文化の中心地で、当時最北に位置していました。
旧奥州街道歩きでは、このような古代城を福島県では多賀城跡、岩手県奥州市では胆沢城跡、岩手県矢巾町では徳丹城跡などを見学してきました。
多賀城跡 復元模型 2016.4.27)
胆沢城跡 2016.10.25
徳丹城跡 2016.10.27)
懐かしさの余り脱線してしまいましたが、高清水公園内には、護国神社などもあり、散策にはもってこいの場所のようです。
(護国神社)
立派な狛犬(年代不明)も鎮座しています。
 
こちらはコマユミ(小真弓) ニシキギ科の実でしょうか、鮮やかな朱色の実がキレイです。

清々しい朝の散歩を楽しんだ後は、宿泊したビジネスホテル近くにある秋田ポートタワーセリオンに向かいます。
    
セリオンの名前の由来は、海=SEAと展示館=PAVILIONの合成語で、公募により選ばれたようです。オープンは平成6年4月8日、平成22年7月31日からは道の駅「あきた港」ともなっています。地上100mの展望室には無料のエレベーターで直行できます。
(秋田港から日本海方向)
(市街地から大平山方向)
ガラス越しで撮ったので、ガラスの反射が写っているようです。
この後、ビジネスホテルに戻って荷物を持ちチェックアウトし、土崎みなと歴史伝承館に向かいました。そして、マンホールカードゲットです。
 
こちらは、伝承館に展示されている曳山で、マンホール蓋にもデザインされています。
    
これで、土崎地区の
スケジュールは終了し、土崎駅から秋田駅に向かいます。

秋田駅からは、最初に秋田市上下水道局に向かいマンホールカードをゲットします。
 
マンホールカードは、東北三大祭りの一つで260年以上の歴史を持ち、国重要無形文化財に指定されている「秋田竿燈まつり」の竿燈がデザインされています。
「秋田竿灯まつり」は、稲穂に見立てた竿燈を手や肩、腰などにのせ、五穀豊穣を祈願する秋田市を代表する夏祭りで、竿燈の起源は七夕行事「ねぶり流し」と言われています。

下水道局からバスに乗る予定でしたが、発車時刻まで20分程あるのでぶらぶら歩きながら「市立赤レンガ郷土館」を目指しました。

こちらの建物は、明治45年に完成した旧秋田銀行本店で、昭和56年に秋田市に寄贈されました。秋田市では、明治期の貴重な洋風建築を後世に残すべく修復を行い、昭和60年に秋田市立赤れんが郷土館として開館しました。

頑張って歩いて来ましたが、入口に回ると貼り紙があり10月22日(月)から10月26日(金)まで展示替え期間で休館(残念!!)とあります。
写真だけ撮って秋田市民俗芸能伝承館(愛称:ねぶり流し館)に向かいます。伝承館は、竿燈をはじめとする郷土の民俗行事や芸能の保存伝承のため、秋田市立赤れんが郷土館の分館として平成4年に開館しました。こちらは開館中(良かった!!)です。
    
1階展示ホールは、秋田の祭り、竿燈・土崎神明社祭の曳山行事のパネル・梵天などを常設展示し、竿燈演技を実際に体験できるチャレンジコーナーもあります。
2階、3階の展示室では、秋田の民俗芸能を関連資料や映像で紹介しています。

最後に、千秋公園を散策し秋田駅に向かいました。
    (久保田城御隅櫓

今回予定した6日間スケジュールはこれで全て完了しました。
秋田駅12時13分発「こまち20号」に乗車し、移り行く窓の風景を楽しみ、夫婦で歩いた街道歩きやその後3日間の竜飛岬、十二湖などの光景を思い出しながら帰路に着きました。



  





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旧奥州街道歩きを終えて 観光2日目 十二湖散策

2018-12-01 17:15:34 | 街道歩き

10月25日(木)街道歩きを終えての二日目は十二湖散策です。
観光となっても、街道歩きのリズムが体に染みつき起床時間は6時前です。朝風呂も良いけど、少しだけでも深浦町を散策してみたいとホテルを出ました。その間、妻は朝風呂でのんびりと街道歩きの疲れを癒しています。

今日の予定は、ホテル発8時30分発の送迎バスでウエスパ椿山駅まで行き、そこから弘南バスで奥十二湖駐車場行きに乗車し、9時30分過ぎから十二湖散策を始め、奥十二湖駐車場発16時25分のバスで十二湖駅に行き、そこから五能線に乗車し秋田県・土崎駅に向かう予定です。

目の前は日本海です。ホテルから国道101号線に出るとそこは岡崎海岸です。「日本の渚百選」にも選ばれ、景観の良さが自慢でキャンプ場も併設される海岸です。

また、近くには弁天島があり、そこには七福神の一人・弁財天を奉る弁天宮があり、古くから海上の安全航海と豊漁を祈願する神聖な場所として知られています。北前船交易が盛んだった頃に建立されたと言われているそうです。

国道を駅の方向に散策します。
少し進むと真言宗醍醐派のお寺「春光山円覚寺」さんの山門が見えてきます。津軽三十三観音霊場第10番札所津軽弘法大師霊場12番札所。北国八十八ヶ所霊場第60番札所となっています。また、国指定重要有形民俗文化財に指定される「円覚寺奉納海上信仰資料」全国最古の船絵馬や北前型弁財船絵馬など)等も拝観できるようですが、拝観時間には8時からのようです。
(本堂)
深浦町は、上方と蝦夷地を結ぶ要津として明治時代中期まで、北前船交易で賑わいました。こちらの「風待ち館」では、北前船の歴史を多方面からとらえ、様々な角度から紹介しています。

その先には「太宰の宿 深浦文学館」があります。こちらは、太宰治が宿泊した旧秋田屋旅館を改築したもので、太宰治、大町桂月、成田千空の三人の作家をメイン展示とし、深浦にゆかりのある文人たちも紹介しています。

少し先に進むと「猿神鼻岩洞門」があります。
猿神鼻岩は、猿の横顔に似ていることから名づけられた大岩で、北前船の風待湊である深浦湊の象徴的な存在で古くから信仰の対象となってきました。
明治時代に入り交通量が増大すると猿神鼻岩が障害となった為、洞門(穴門)が求められ明治25年から明治39年に行われた能代道改修工事の際に掘削され、深浦湊への物資が容易に運搬できるようになりました。

写真と反対側になる町役場側から見ると猿の横顔に見えるようです。私は、朝食の時間に間に合わせるため、こちらの写真を撮って直ぐホテルに引き返したので、残念ながら確認する事が出来ませんでした。

朝食を採り、ホテルの送迎バスでウエスパ椿山駅に送って頂きました。

ウエスパ椿山は、世界自然遺産白神山地と夕陽が沈む日本海に囲まれた自然豊かな欧風リゾート施設で、全棟温泉付コテージで自炊やバーベキューもできるようです。

施設内に植えられているナナカマドの実が太陽の光を浴びてキレイに見えます。

時間通り弘南バスが到着、いよいよ本日の唯一の観光ポイント・十二湖に向かいます。
前日、ホテルで十二湖の情報を得て、どのようなルートで散策しようかと検討していました。その時に初めて知ったのが、「十二湖」は複数ある湖の総称で、実際には三十三湖存在すると言う事でした。

そうであれば三十三湖全てを回りたい。
私達が歩いたルートは、以下の地図の通りです。結果的に、二十六湖回るのが時間的に精一杯でした。

バスは予定通り奥十二湖駐車場に到着しました。森の物産館「キョロロ」で昼食用のパンや飲み物を購入し、10時前に十二湖巡りを開始しました。
最初は「鶏頭場の池」です。
     鶏頭場の池

(1.鶏頭場の池
この辺りは、駐車場やバス停から近いので多くの観光客が来ています。この近くに有名な「青池」があります。落ち葉が入り込み、陽が入り込まない時間だったので、今一つ感動が薄かったです。
(2.青池
ここから、「金山の池」を目指して橅林地帯を30分程歩く事になりますが、青池からこちらに向かう人が私達以外に一人もいません。私達二人だけ、始めて歩く場所、簡単な地図を見ながらの散策に不安が募ってきます。
    (橅林)
幸い15分程進んだところで、地元農協の文字が入った帽子を被ったご夫婦に遭遇し一安心します。尋ねると、キノコ採りに来ているそうで、
大きな橅の倒木に生えているキノコをたくさん採っています。
(ムキタケ)
何というキノコか尋ねると「ムキタケ」と教えてくれて、美味しいので持って行けと袋一杯に詰めてくれました。このムキタケ、十二湖の駅でも販売していました。
歩き始めて40分弱、目的とした「金山の池」と「四五郎の池」の分岐点に到着しました。ここで弱気の虫が出て、目的を四五郎の池に変更し向かいました。
どこの池も水面に映る景色がとてもキレイです。
(3.四五郎の池
少し進むと小さな濃紺色の「子宝の池」に到着します。
(4.子宝の池
さらに進むと「リフレッシュ村」に出ます。
このリフレッシュ村は、ブナ林の中にあり、アウトドアを満喫できる自炊型キャンプ場です。北欧産の本格的なログハウスも併設されています。
リフレッシュ村
ここでトイレ休憩し「大池西湖」を目指す事にしました。
リフレッシュ村には車で入る事が出来るので舗装道になっています。舗装道を進み、山道に入って行くと左下に雑木林の間から「埋釜の池」が見えてきます。
(5.埋釜の池
きれいな紅葉も見られます。

さらに進むと右手に「萱原の池」があるようですがパスして「糸畑の池」を目指します。ここからは、大崩・崩山を一望でき、湖面に映る姿もとてもキレイです。
 
(6.糸畑の池
さらに進むと右手に「三蔵の池」、左手に「牛蒡の池」を見る事が出来ます。
    (7.三蔵の池

(8.牛蒡の池

その先、左手に「千鳥の池」、「面子坂の池」が続きます。
    (9.千鳥の池

(10.面子坂の池

さらに進むと「大池遊歩道分岐点」、「JRまつがみ3.3km」等と書かれた東北自然歩道の標柱があります。JRまつかみ方向に向かうと「破池」があるようです。

さらに進むと、大池西湖が眼下に現れます。左手には、大崩・崩山も一望できます。
(11.大池西湖 

ここから、大池東湖と濁池に向かうには急坂を下って行くようです。坂を下ると言う事は、帰りは上り返さなくてはいけないと言う事なので、軟弱にもここで引き返すことにしました。
こちらは、戻り路で撮った「面子坂の池」、「橅」、「糸畑の池」です。
(面子坂の池)

    (橅の木)

(糸畑の池)

所々で朱色の葉がキレイです。

リフレッシュ村と王池方面との分岐を左側の王池方面に向かいます。
少し進むと左手に小さな「石殻の池」が見えます。
(12.石殻の池 

10分ほど歩いたところで、左手に「小夜の池」と「影坂の池」と書かれた標柱を見つけました。

しかし、「影坂の池」は少し入るようなので「小夜の池」を遠目に見て先に進みます。
(13.小夜の池
「八光の池」が右手に、舗装道から少し上った所に「仲道の池」があります。
13時を過ぎているので、仲道の池付近で購入していたパンで昼食を採りました。
(15.八光の池

    (16.仲道の池

先を進むと「日暮の池」が左手に見てきます。
この辺りは舗装道で、王池のバス停や駐車場から近いので、散策の方々も入って来ます。日暮の池では、若い外国人グループが池をバックにお互いに写真を撮りあっていました。
(17.日暮の池
ここから、大池に出ず左手の山道に入り日本キャニオンを目指します。20分程歩くと日本キャニオン展望所に到着、そこからは浸食崩壊によって白色の凝灰岩がむき出しになった高さ100mの断崖が3kmに広がる渓谷が一望できます。
(日本キャニオン
山道を辿って「八景の池」に向かいます。
(18.八景の池

ここからは、バスや乗用車の通る舗装道に沿って、森の物産館「キョロロ」に向かいます。時刻は14時過ぎ、奥十二湖駐車場のバス停を15時30分発のバスに乗車予定なので間に合いそうです。
八景の池から少し上がると「二ツ目の池」左手に見えてきます。
(19.二ツ目の池

さらに上がって行くと王池が見えてきます。バス亭や駐車場、施設などもあるので観光客も多いようです。
20.王池西湖
    王池西湖
21.王池東湖

さらに上って行くと「越口の池」となります。この近くには、十二湖ビジターセンターや幻の魚「イトウ」の養魚場があります。
22.越口の池

さらに登ると「中の池」に到着します。
23.の池

次の「落口の池」付近には、十二湖庵(お茶室)や「沸壺の池」から流れ込む綺麗な小川もあり、また森の物産館「キョロロ」や奥十二湖駐車場からも近いので、多くの観光客で賑わっています。
    
24.落口の池

最後は、小さな「がま池」です。
25.がま池

奥十二湖駐車場バス停には15時10分ごろ到着しました。コインロッカーに預けた荷物を取出し、予定時刻のバスに乗車し五能線・十二湖駅に向かいました。
残念ながら、二十五湖散策に終わりましたが、紅葉を見ながら、橅林を見ながら、久し振りに気持ちの良い森林浴でした。

十二湖駅では、電車の待ちの時間が20分程あったので、駅近くの日本海の夕日が見える場所に行って見ました。昨日は、残念ながら夕陽を見る事が出来ませんでしたが、今日はバッチリ夕日が見えています。

15分後に地平線に近づき、その後2分程で日没となりました。

十二湖駅発17時4分の特急しらかみ4号に乗車、秋田県の追分駅で普通電車に乗り換え、土崎駅で下車し、本日の宿「ルートイン秋田土崎」に向かいました。

今日の旅はここで終わりません。
土崎駅に到着したのが19時頃、既に日は暮れ、土地勘もなし、ホテルは駅から離れているので、駅からタクシーを利用しました。
そのタクシーの中で、運転手さんが「今日は港に豪華客船の飛鳥Ⅱ号が船出するよ」と話題にしてくれたのです。

ホテルにチェックインし、窓越しに港を見ると飛鳥Ⅱが港に停泊しています。まだ出船しそうもないので見に行こうとホテルを出ました。
港に着いた時には、送迎イベントが終了し出船間際でした。
(豪華客船「飛鳥Ⅱ」)
出船の見送りは感動します。街道歩きも良いけど、船旅も良いなーと話しながら港を離れました。
暗くなった秋田港は、ライトアップされた「秋田港ポートタワーセリオン」だけが輝いていました。
    秋田港ポートタワーセリオン

長かった一日の終了です。
今日の歩きは、38,514歩となりました。





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