※2020.11.30更新 絵手紙のデザインマンホール蓋15種類、他8枚追加しました。
狛江市の経緯は、昭和27年11月10日の町制施行により狛江村が狛江町になります。その後、昭和45年10月1日に市制施行により狛江町が狛江市となり、今日に至っています。
狛江市は、東京都下の多摩丘陵の東南端多摩川沿岸に位置し、面積は6.39平方キロメートル、東は世田谷区、西及び北は調布市、南は多摩川をはさんで神奈川県川崎市に接しています。人口は、平成31年4月1日時点で8.2万人強、世帯数は4.2万世帯強です。
市章は、狛江の頭文字である「こ」の字を図案化したものです。中央の白い部分の流線は多摩川の流れを、図案全体として新都市発展途上にある狛江市を表しています。(昭和39年9月21日制定)
市の花は「ツツジ」、市の木は「イチョウ」です。(以上は、狛江市HPより)
狛江市の下水処理は、市の約2/3が雨水と汚水を一緒に処理する合流方式、残る1/3(猪方・駒井町・岩戸南地区)が分流方式を採用しているようです。
汚水処理は、区部下水道に流 入し東京都が管理する森ケ崎水再生センターで処理され東京湾に放流されます。なお、分流方式の雨水は多摩川に放流されているようです。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
狛江市は、平成29年12月9日に第6弾としてマンホールカードの配布を始めました。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「多摩川五本松」を背景に、そこに飛来する「コサギ」を描いたマンホール蓋です。 多摩川と黒松が織りなす原風景「多摩川五本松」は、多摩水道橋から左岸堤防を上流に800mほど歩くと目にすることができます。 この風景は新東京百景や多摩川50景に選ばれ、時代劇をはじめとする多くのロケに利用されてきました。また、この五本松前から上流側は瀬が発達しているため、多摩川でも有数なアユの産卵場所となっています。 そして、狛江の多摩川といえば、昭和49年9月の堤防決壊を忘れることはできません。 狛江市猪方の河原には「多摩川決壊の碑」が建てられ、今も水害の教訓を後世へ伝えています。
それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、2020年9月に設置された絵手紙のデザインマンホール蓋です。
「絵手紙デザインマンホール」の設置は、まちの下水道に関心を持っていただくことと「絵手紙発祥の地-狛江」を知っていただくことを目的として、狛江駅周辺に設置してある絵手紙のモニュメントと一緒に一体的な景観を作り出す取り組みのようです。
日本絵手紙協会名誉会長である小池邦夫さんがデザインした絵手紙デザインマンホールを、狛江駅駅前ロータリーの歩道を中心に15基設置しました。(狛江市HPより)
(2020.11.30追加)
後出の「安安丸マンホール蓋」が撤去され、代わりに「絵手紙マンホール蓋」が設置されたとの事です。
次は、狛江の魅力の一つ、多摩川の花火を紹介するプレート式のデザインマンホール蓋です。
小田急線・和泉多摩川駅ローターや周辺の歩道に設置されています。
次は、狛江市の観光大使『安安丸』をデザインしたプレート式のデザインマンホール蓋です。
狛江市HPでは以下のよう案内していました。
狛江駅駅前ロータリーの歩道を中心に15基設置しました(平成27年度 2基、平成28年度 6基、平成29年度 7基)。
「安安丸マンホール」の設置は、まちの下水道に関心を持っていただくこととシティセールスを目的に、老朽化した駅前のマンホールを”目で見て楽しめるデザイン“に切り替える取り組みです。
主なマンホールの盤面には、駅前マナーの向上をお願いする2種類の標語と、可愛らしい『安安丸』をそれぞれ異なるデザインで描いています。
こちらのデザイン蓋は、2020年9月に撤去されました。
狛江市の下水処理方式は、大まかには世田谷通りから北側が合流方式、南側が分流方式となっているようです。
次は、合流方式に設置されているデザインマンホール蓋です。
市の木「イチョウ」が大きく描かれています。
こちらの蓋には、上部のイチョウの幹に長嶋鋳物㈱さんのマークが在ります。
(2020.11.30追加)
こちらの蓋には、下部「合流」の文字の右に虹技㈱さんのマークが在ります。
(2020.11.30追加)
こちらは、ノンカラーの蓋です。
こちらは、「合流」の文字の後に日之出水道機器㈱さんのマークが在ります。また、右は「合流」の文字が削られています。
こちらは親子蓋です。
こちらは、上部に長嶋鋳物㈱さんのマークが在ります。
こちらは、「合流」の文字の後に虹技㈱さんのマークが在ります。
こちらは、「合流」の文字の前に日本鋳鉄管㈱さんのマークが在ります。
次は、分流方式に設置されているデザインマンホール蓋です。
多摩川と多摩川五本松、そこに飛来する「コサギ」がデザインされた雨水デザインマンホール蓋です。
こちらは、「うすい」の文字の後に日之出水道機器㈱さんのマークが在ります。
こちらは、上部に長嶋鋳物㈱さんのマークが在ります。
こちらは、ノンカラーの蓋です。右蓋は「コサギ」の足附近のデザインに少し違いがあります。
(2020.11.30追加)
こちらは、「うすい」の文字の後に日之出水道機器㈱さんのマークが在ります。
こちらは、四分割された区画に市の花「ツツジ」がデザインされた汚水デザインマンホール蓋です。
こちらは、ノンカラーの蓋です。
こちらは、「おすい」の文字の後に日之出水道機器㈱さんのマークが在ります。
こちらは、上部に長嶋鋳物㈱さんのマークが在ります。
こちらは、「おすい」の文字の後に虹技㈱さんのマークが在ります。
こちらは、「おすい」の文字の前に日本鋳鉄管㈱さんのマークが在ります。
以降は、規格模様と呼ばれているマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様のマンホール蓋です。
こちらは用途表示なしの蓋です。
中央に狛江市の「狛」の文字が入っています。現在の市章は、昭和39年9月21日に制定されていますので、それ以前に制作された蓋となるのでしょうか?
こちらは、中央に現市章が入っています。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは合流蓋です。
次は亀甲模様のマンホール蓋です。
こちらは、用途表示なしの蓋です。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは合流蓋です。
次は毘沙門亀甲模様のマンホール蓋です。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
(2020.11.30追加)
こちらは合流蓋です。
次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。上部の耐荷重量を表示する「T-25」の横に日本鋳鉄管㈱さんのマークがあります。
(2020.11.30追加)
次は〇が連なっている模様のマンホール蓋です。
左が汚水蓋、右は合流蓋です。
次はコンクリート製のマンホール蓋です。
こちらは、中央に狛江市の「狛」の文字が入っています。
こちらは、中央に現市章が入っています。
こちらは、ブロック模様に合わせた雨水蓋と汚水蓋です。
こちらは、グレーチング(格子)模様の蓋です。
次はハンドホール蓋です。
最初は、マンホール蓋と同デザインのハンドホール蓋です。
こちらは合流蓋です。
こちらは、プラスティック製の蓋です。
(2020.11.30追加)
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、プラスティック製の蓋です。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
汚水蓋です。
合流蓋です。
こちらは、コンクリート製の蓋です。右は中央に「狛」の文字があります。
最後は桝蓋です。
こちらは雨水枡です。左蓋には、中央に「狛」の文字があります。
(2020.11.30追加)
こちらには、雨水浸透施設の表示があります。
右側がその表示ですが、この雨水ますに溜まった雨水は地面に浸透しますとの説明があります。
こちらは汚水枡の蓋です。
(2020.11.30追加)
次回、その2.では上水道関係の蓋を整理します。