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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

埼玉県のマンホール蓋(その3)荒川上流流域下水道

2021-12-14 12:21:00 | マンホール蓋

埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。

今回は、荒川上流流域下水道に係わる蓋を整理します。
荒川上流流域下水道に接続する関係自治体は、深谷市と大里郡寄居町の1市1町です。
幹線は、荒川上流幹線と寄居幹線の2幹線です。

汚水の最終処理は、深谷市菅沼にある荒川上流水循環センター(平成4年供用開始)で処理され荒川に放流されるようです。

こちらは、荒川上流水循環センターの入口の風景です。
 

こちらは、センター内の展示蓋です。
流域下水道に接続する寄居町、旧川本町(深谷市)、旧花園町(深谷市)、流域下水道のカラーマンホール蓋です。
   
右蓋は、「マンホールサミット2017」の会場に展示された蓋です。

埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、荒川上流流域下水道のマンホールカードです。

こちらのカードが「マンホールサミット2017」で先行配布されたカードですが、位置情報の緯度・経度に誤植があり、後日下記のカードと交換となりました。
  
こちらのカードが、位置情報の緯度・経度が訂正されたカードです。
  
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
荒川上流流域に属する旧川本町と旧花園町(いずれも現在は深谷市)が町花に指定していた「フクジュソウ」と、寄居町の花「カタクリ」、そして県の花「サクラソウ」を荒川の波紋に浮かべ、同流域下水道の結束を表現したデザインです。 本マンホール蓋の塗装方法は独特で、図柄の窪みに塗料を流し込んで着色するのではなく、あえて出っ張った部分に彩色を施しています。 この工夫により、3つの花が立体的でより華やかな仕上がりとなっています。荒川は水源の甲武信ヶ岳から東京湾まで、約173kmを流れる雄大な河川で、最大川幅(鴻巣市と吉見町の間で2,537m)が日本一であることでも知られています。

それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、荒川上流幹線に係わる蓋(記号「アラ-99」が付いています)です。
こちらは、マンホールカードの座標点に設置されているカラーデザインのマンホール蓋(アラ-1)です。
荒川上流水循環センター前にある川本保育園の裏側の路上に設置されています。

こちらはノンカラー蓋(アラ-95)です。

こちらはノンカラー蓋(アラ-68入)です。
「入」の文字がある蓋は、他の管路との接続部に設置される蓋のなので、寄居幹線との接続部か旧花園町の公共下水道との接続部に設置されている蓋だと思われます。

こちらは、寄居幹線に係わる蓋(記号「ヨリ-99」が付いています)です。
こちらはノンカラー蓋(ヨリ-1、ヨリ-2)です。
 

こちらの蓋は、寄居町赤浜と深谷市荒川(旧花園町)との間に架かる花園橋を渡った深谷市荒川側で見つけた「仕切弁」、「排泥弁」、「空気弁」の蓋です。
こちらの蓋も流域下水道に係わる蓋です。
 

以上で、その3.荒川上流流域下水道のマンホール蓋の整理は終了です。
その3.では、利根川右岸域下水道のマンホール蓋を整理します。

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埼玉県秩父市のマンホール蓋(その4)旧秩父郡吉田町

2021-12-12 13:32:00 | マンホール蓋

※2021.12.08更新 防火貯水槽蓋1枚を更新しました。
※2020.08.17更新 写真サイズの統一、構成の統一をし、現時点で最新のマンホール画像を反映しました。

旧吉田町の経緯は、明治22年町制施行により、下吉田村、阿熊村、久長村が合併し秩父郡下吉田村が成立し、昭和3年11月10日下吉田村が町制施行し吉田町となります。
その後、昭和31年8月1日上吉田村と合併し新たな吉田町が誕生します。平成17年4月1日 平成の大合併により秩父市、吉田町、大滝村、荒川村が合併し、現在の秩父市が誕生し吉田町は廃止となりました。

町章は、四つの「ヨ」で「田」の文字を囲むデザインのようです。(昭和47年8月14日制定)

町の花は「ミツバツツジ」、町の木は「カエデ」、町の鳥は「ヤマセミ」です。

現在、秩父市の公共下水道普及率は52.2%(平成28年度末)となっています。
旧吉田町は、公共下水道の導入は無いようですが、農業集落排水処理施設を有する地区が小川戸・塚越地区、明ケ平・小川地区、女形地区、和田地区の4地区あるようです。

前置きはここまでにしてマンホール蓋の整理に入ります。
最初は、農業集落排水処理施設に係わる蓋です。
町の鳥「ヤマセミ」を大きく描き、上部に「YOSIDA COUNTRY CLUB」、下部には「吉田町」と書かれたデザイン蓋です。
ただ、地元の方にお聞きしたのですが「YOSIDA COUNTRY CLUB」の意味合いや名付けられた経緯は判りませんでした。
 
こちらの蓋は、「吉田町」の替わりに「秩父市」とありますので、平成17年4月1日 の合併以降に設置された蓋のようです。

こちらは親子蓋です。
カラー蓋は、こちらの親子蓋でしか見る事が出来ませんでした。
 
こちらは、小型マンホール蓋です。

こちらのデザイン蓋が、4地区共に設置されています。

次は小型マンホール蓋です。
こちらは、宅内の汚水枡蓋と思われます。
 
こちらは、プラスティック製の蓋です。
こちらの蓋には、下部に「農集排」と書かれています。


次は、上水道関係の蓋を整理します。
最初は、消防関係で消火栓の蓋です。
   
こちらは、かなり古そうな蓋ですが、残念ながら吉田町と確認できる文字やデザインは見当たりません。

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
   (2021.12.08更新)

こちらは、仕切弁の蓋です。
 
こちらも仕切弁蓋と思いますが、中央には「塚越系」と書かれています。
「塚越系」とあるのは上水道の系統を表しているのかも知れません。

こちらは、制水弁の蓋です。

こちらは、空気弁の蓋です。

最後は、公共基準点の蓋です。
ただ、吉田町を特定する文字などが有りませんので、吉田町の公共基準点蓋として確定できません。

以上で旧秩父郡吉田町のマンホール蓋の整理は終了です。

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埼玉県秩父市のマンホール蓋(その3)旧秩父町・上水道関係

2021-12-09 12:47:48 | マンホール蓋

※2021.12.08更新 画像サイズを統一し、制水弁蓋1枚を追加しました。
(その2)からの続きです。
今回は、秩父市で見つけた上水道関係の古い蓋を整理してみました。

秩父市の市章は、大正15年(1926年)4月8日に制定されていますが、今回の上水道の蓋に描かれているマークは市章とは違っています。
詳しく調べられている方の資料から、「日本水道史」の「秩父町上水道」を紹介する部分で示されているマークと同じに見えるので、上水道の紋章ではないかと思われます。

秩父市・市章  上水道の紋章


最初は制水弁です。
古い字で「弁」文字が「辨」とあります。

古い字で「弁」文字が「弇」とあります。
3種類ともに開閉穴の位置が違っています。
 
(2021.12.08追加)

次は水止栓です。
二つは同一のようですが、開閉穴が左付きと右付きです。
 
こちらは、紋章の下に記号のような印があります。開閉方向を表しているのでしょうか。

こちらは、紋章の下に「PT.No. 121918」と記されています。


次は消火栓の蓋です。
 

最後に量水器です。


まだ他に見つかるかも知れません。
秩父に畑があるので、機会を見つけて探してみます。

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