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神奈川県三浦郡葉山町のマンホール蓋

2019-12-30 23:03:06 | マンホール蓋

葉山町の経緯は、明治22年に町村制実施により木古庭村、上山口村、下山口村、一色村、堀内村、長柄村の6か村が合併し葉山村となります。その後、大正14年1月1日に町制を施行し葉山町となり現在に至っています。

葉山町は、三浦半島の西北部に位置し、東京から50キロ圏内に位置します。面積は17.04平方キロメートル、令和元年年12月1日現在で人口は3.3万人強、世帯数は1.4万世帯強で、町内には森戸川、下山川がともに西にながれ、相模湾に注ぎ、山々は相模湾を還流する黒潮と年間1,000ミリを越す降水により、美しい山ひだと美林におおわれています。北は逗子市、東部、南部は横須賀市に接し、西は相模湾に面しています。

葉山海岸は、森戸海岸、芝崎、一色海岸、小磯、長者ヶ崎海岸という砂浜と岩礁が交互に連なっている南北4キロメートルにおよぶ美しい海岸線で、平成8年には「日本の渚・百選」に選ばれています。
森戸、一色、長者ヶ崎の3つの海水浴場や葉山港などの港湾設備も整備されていて、海水浴や磯遊び、ヨットやボート、ウィンドサーフィンなどのマリンスポーツができるところとして広く親しまれています。

町章は、町のいたるところに多く見られる柏の木。端午の節句に祝福を祈る意を込めて作る柏餅、吉兆樹の「柏の葉」に「山」の字をあしらったもので、緑豊かな自然を象徴したものです。(昭和59年3月29日制定)

町の花は「ツツジ」、町の木は「クロマツ」、町の鳥は「ウグイス」です。(以上は、葉山町HPより)

葉山町の下水処理は、雨水と汚水を分けて処理する分流方式が採用されているようです。汚水は、長柄地区にある「葉山浄化センター」で最終処理され河川に排出されています。
浄化センターは、標高約 40m の地点に建設された地下式の下水処理場です。海岸付近の景観(観光資源)保全、河川水量確保などを目的に、山間部の地下に設置されたようです。汚水は地区により、浄化センターに直接流入する系統といったん自然流下で一色地区にある葉山中継ポンプ場に集められ、浄化センターまでポンプ圧送されている系統があるようです。

葉山町は、令和元年年12月14日に第11弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
明治45年、国産ヨットが初めて帆走(はんそう)したことから、葉山町は「近代ヨット発祥の地」とされています。 相模湾に浮かぶヨットを主役に、町の花「ツツジ」、木「クロマツ」、鳥「ウグイス」をあしらったマンホール蓋で、親子蓋である本蓋は、親子あわせて壮大な海を渡るヨットを描いています。 ヨットが行きかう相模湾は、温暖な気候と黒潮の恩恵から多様な生き物が生息しており、そうした環境へ配慮し、町の浄化センターは山間部に建設しました。受枠に施された青い円は、山・川・海を廻る水を表し、「葉山の美しい水環境を未来の世代へ引き継ぐ」という思いを込めています。

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、葉山町役場内の担当部署に展示されていたカラー蓋(左)と葉山浄化センター玄関に展示されていたカラー蓋(右)です。
左右で色合いが違いますね。
 

最初は、マンホールカードに描かれたデザインマンホール蓋です。
こちらは、珍しい事に親子蓋となっています。葉山御用邸前交差点の歩道上に設置されています。また、カラー
親子蓋の近くにはノンカラーの親子蓋も設置されていました。
  

こちらは、ノンカラーの汚水蓋です。
 

同じデザインの小型マンホール蓋もありました。
 

 こちらは、各家庭から排出される汚水を公共下水道と結ぶプラスティック製の公共汚水枡と思われます。 

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水親子蓋(径120Φ)です。

他に、葉山町と識別できる文字や印などが無い蓋(JIS規格模様などもありました)がありましたが、管理主体や使途は確認していません。
 

こちらは、葉山中継ポンプ場から、葉山浄化センターまでポンプ圧送される汚水幹線の維持・管理用マンホール蓋と思われます。
(葉山浄化センター)


いずれもカラーデザイン蓋と同じデザインの蓋です。
こちらは下部に左に「圧送管」、右に「仕切弁」の文字があります。

こちらは、下部に左に「圧送管」、右に「空気弁」の文字があります。
 

こちらは、下部に左に「圧送管」、右に「排水弁」の文字があります。

こちらは、下部に左に「圧送管」、右に「排水室」の文字があります。

こちらは、葉山御用邸で付近で見つけた宮内庁の「宮」の文字が中央に入った小型マンホール蓋です。
用途は確認できていませんが公道に数枚設置されていました

 

以降は、上水道関係他の蓋となります。
葉山町の上水は、神奈川県内の12市6町を給水区域とする県営水道を利用しています。

以下は、葉山町で見たちょっと古そうな県営水道の蓋です。
こちらは、単口消火栓蓋です。

こちらは、コンクリート製の空気弁蓋です。

最後は、防火貯水槽の蓋です。
中央に葉山町の町章が刻まれていますが、町章が刻まれている蓋を見たのは唯一こちらの蓋でした。

以上で、神奈川県葉山町のマンホール蓋の整理を終了します。






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