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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

埼玉県東松山市のマンホール蓋(その1)公共下水道

2022-04-30 16:24:37 | マンホール蓋

※2022.04.27更新 デザインカラー蓋1種類、ノンカラーのデザイン親子蓋1種類、規格模様の蓋2種類の合計4枚を追加しました。
※2019.02.21更新 ノンカラーのデザイン蓋に親子蓋など5枚追加、JIS模様・毘沙門亀甲模様蓋を5枚追加、ハンドホール蓋を3枚追加、雨水桝を2枚追加。市に確認したところ、ボタンを描いたデザインカラー蓋の色の組み合わせは全て赤色と白・ピンク、赤色・赤色・赤色の二つのパターンしかないとの事、ピンク色が褪せて白・白・赤色に見えるようです。

現在の東松山市は、明治22年4月1日に明治の大合併により、松山町、市ノ川村、野田村、東平村が合併し松山町が誕生しました。その後、昭和29年7月1日に昭和の大合併により、比企郡松山町、大岡村、唐子村、高坂村、野本村が合併し東松山市となり、現在に至っています。なお、当初は「松山市」とする予定でしたが、自治省が四国の松山市と混同のおそれがあると認めなかったようです。

東松山市は、埼玉県の中央にあり、市役所は東経139度23分59秒、北緯36度2分31秒、海抜34.871メートルに位置し、面積は65.35平方キロメートルです。人口は、平成30年4月1日現在で9.0万人強、世帯数は3.9万強となっています。北は熊谷市・比企郡滑川町、南は坂戸市・比企郡鳩山町・比企郡川島町、東は比企郡吉見町、西は比企郡嵐山町に隣接しています。

多くの街道が集まる交通の要衝として、古く鎌倉時代から松山城(現在の行政区域は比企郡吉見町)の城下町、その後は、松山陣屋の陣屋町として発展した比企地域の中心都市です。

市章は、マツヤマの「マ」を三つ組み合わせ、全体的に「東」を形作り、中央から三方へ分かれる線で「山」を表しています。さらに、突き出た三線は「人」も表しています。一本でも欠けるとバランスがとれなくなることから、お互いに支え合い、協力しながら東松山市をつくっていこうという願いが込められています。(昭和29年9月13日制定)

市の花は「ボタン」、町の木は「マツ」です。(以上は、東松山市HPより)

私は東松山市と言えば、国際ウォーキング大会でアジア最大規模の「日本スリーデーマーチ」、豚のカシラ肉を炭火で丹念に焼きあげ、辛いみそだれをつけて食べる独自のスタイル「焼き鳥」、埼玉県こども自然動物公園、板東十番札所「岩殿観音」、牡丹で有名や箭弓稲荷神社、そして八王子から高坂・松山を経て日光に至る日光脇往還道の宿場町「松山宿」と「高坂宿」などでしょうか。

東松山市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
中央に市章、その周りを市の花「ボタン」の大きな花が取り囲むデザインです。
ボタンの花色の組み合わせにいくつかのパターン(市に確認したところ、全て赤色と白・ピンク・赤色の二つのパターとの事)があるようです。
こちらは、全て赤色のパターンです。
こちらは用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。

こちらは、用途記載欄に「合」とありますので合流蓋と思われます。
(2022.04.27追加)

こちらは、白、ピンク、赤色の組み合わせです。ピンク色が褪せて白色に見える蓋もあります。(変更2019.2.21)
こちらは、用途記載のない蓋です。
 

こちらは、雨水蓋です。

こちらは、汚水蓋です。
左は「おすい」の部分が青色です。右は同じ部分が白色です。 
  

次は、ノンカラーのデザイン蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
 

(2019.2.21追加)
こちらは、雨水蓋です。
 
 
こちらは、汚水蓋です。
 
 (2019.2.21追加)
こちらは、枠付きの蓋です。
用途記載のない蓋です。

こちらは、雨水蓋と汚水蓋です。
 
こちらは、枠の模様が違います。
 
こちらは、親子蓋です。
こちらはΦ900の雨水蓋です。。
(2019.2.21追加)
こちらはΦ900の汚水蓋です。
 (2022.4.27追加)
こちらはΦ1200の汚水蓋です。
(2019.2.21追加)

こちらは、同じデザインの汚水ハンドホール蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
 
左は上部に「M」の記載、右は上部に「2H」下部に「PAT」の記載があります。
 
左は上部に「M8」の記載、右は上部に「H」の記載があります。
 (2022.4.27追加)
こちらは、市章の向きが変わっています。
(2019.2.21追加)
こちらは、雨水蓋です。
 
こちらは、汚水蓋です。
 
こちらは、枠付きの蓋です。
左は用途記載がありません。
 (2019.2.21追加)
こちらは、コンクリート枠付きの蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。

こちらは、雨水蓋です。
 
こちらは、地紋の凹凸が逆転しているみたいです。
こちらは、上部に耐荷重量数字の「14」と長島鋳物㈱さんのマークがあります。
(2022.4.27追加)

こちらは、汚水蓋です。
 

こちらは、矢印が地紋の枠付きの蓋です。

以下は、ハンドホール蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
左の蓋には、第一機材株式会社とあります。
 
 
こちらは、株式会社名和鋳造所と思います。
(2019.2.21追加)
こちらは、雨水蓋です。
 
こちらは、亀甲模様で「うすい」とあります。
(2019.2.21追加)
こちらは、汚水蓋です。
 (2019.2.21追加)

最後は、側溝に見られる雨水桝です。(2019.2.21追加)
 

以上で、東松山市の公共下水道関係の整理は終了です。
その2.では、上水道関係他の蓋を整理します。

 

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埼玉県本庄市のマンホール蓋(その4)旧児玉郡児玉町

2022-04-29 21:17:23 | マンホール蓋

※2022.04.25更新 毘沙門亀甲模様の汚水蓋1枚を追加しました。

旧児玉郡児玉町の沿革は、明治22年4月1日に町村制施行により、児玉郡児玉町と八幡山町が合併し、児玉町が発足しました。その後、昭和30年3月20日、町村合併促進法により、児玉郡児玉町、金谷村、秋平村、本泉村が新設合併し、新たな児玉町となります。
その後、児玉郡共和村のうち大字今井及び大字共栄字北共和を除く区域を編入しますが、平成18年1月10日旧本庄市との合併により、旧児玉郡児玉町は消滅しました。

市章は、児玉町の頭文字となる「児」の文字を円形に図案化したものです。(昭和40年12月1日制定)

市の花は「キク」、市の木は「ウメ」です。

前置きはこれ位にして、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、下水道関係の蓋です。
デザインマンホール蓋は、市の花「キク」と市の木「ウメ」をデザインした雨水蓋がありました。

こちらはカラー蓋ですが、用途記載が「ようすい」となっています。
暗渠になった用水路の蓋なのでしょうか。附近を散策しましたが、「ようすい」と書かれた蓋は他に見つける事が出来ませんでした。

こちらは、毘沙門亀甲模様の汚水蓋です。
児玉工業団地内で撮りました。
(2022.04.25追加)

こちらは、幾何学模様の用途記載のない蓋です。

下水道関係の蓋はここ迄です。

以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は消防関係で消火栓蓋と防火貯水槽の蓋です。
 
 

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
 
こちらは、児玉町の印が無いので民間施設の防火水槽の蓋かも知れません。

次は、仕切弁の蓋です。
 
 

こちらは、排泥弁の蓋です。

こちらは、空気弁の蓋です。

最後は、基準点の蓋です。
ただ、児玉町を表す印がありません。

以上で、旧児玉郡児玉町の蓋の整理は終了です。

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埼玉県本庄市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2022-04-28 19:26:52 | マンホール蓋

※2022.04.25更新 第10弾のマンホールカードに描かれた汚水カラーデザイン蓋の開閉部違いの蓋を1枚追加しました。
※2021.05.21更新 二種類のマンホールカードとその設置蓋、農集排のカラー蓋や親子蓋など、これまで撮ったすべての蓋を撮り込みました。

本庄市の沿革は、明治22年4月1日に町村制施行により本庄宿が「児玉郡本庄町」となりました。その後、昭和29年7月1日、本庄町と周辺の藤田村、仁手村、旭村、北泉村が新設合併し、本庄市となりました。平成18年1月10日平成の大合併により本庄市と児玉郡児玉町が合併し、新たに本庄市が誕生し現在に至っています。

本庄市は、東京から80キロメートル圏、埼玉県の西北に位置します。面積は89.69平方キロメートル 、人口は7.7万人超、世帯数は3.5万超の都市です。東は深谷市、西は上里町・神川町、南は美里町・長瀞町・皆野町、北は利根川をはさんで群馬県伊勢崎市に接しています。
地形は概ね平坦で、安定した地盤を有していますが、長瀞町などとの境界に近い南西部は、陣見山などの 500メートル級の山々が連なる山村地となっています。

市章は、本庄市の本を「モチーフ」に、赤は地域の活力と市民の情熱を、青は利根川などの豊かな水を、緑は恵みをもたらす農地や山林を象徴し、自然と調和しながら躍進する本庄市を表しています。(平成18年10月22日制定)

市の花は「ツキミソウ」、市の木は「モクセイ」です。(以上は、本庄市HPより)

私は、本庄市と言えば旧中山道歩きで歩いた「本庄宿」と趣味としている七福神巡りで巡拝した「本庄七福神巡り」、
 
それから、旧児玉町保木野で生まれた盲目の国学者で、「群書類従」や「続群書類従」の編さん、さらには和学講談所の設立及び運営、当道座の改革など多大な功績を残した塙保己一でしょうか。
 (生家)

前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
本庄市の公共下水道は分流方式を採用、埼玉県の利根川右岸流域下水道に接続し、本庄市にある小山川水循環センターで最終処理され小山川に放流されています。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
本庄市は、令和元年8月7日に第10
弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
本庄市では、トゲウオが生息できるような「清流をとりもどそう」をスローガンに公共下水道を整備しています。 このマンホール蓋は、市内から見ることのできる坂東大橋や赤城山を背景に川の中を泳ぐトゲウオを描き、市内にある若泉公園や小山川沿いの千本桜の花を周りに配しました。 本市を囲う雄大な自然をイメージし、公共下水道の普及促進とともに、水や緑などの自然を大切にしていこうという思いを込めています。 また、左下には本庄市で発掘された「盾持人物埴輪」をモチーフに生まれた本庄市マスコット「はにぽん」が下水道の普及促進をPRしています。

マンホールカードに印刷されている実蓋は、上越新幹線・本庄早稲田駅北口のロータリー歩道に設置されています。
 
こちらは、駅南1-8-4番地付近、本庄駅前病院向かいのタイル張りの小径を入った所にも設置されています。(全景を取り忘れました)

こちらは、前出の蓋と比べ開閉部の形態が違っています。
セブンイレブン本庄共栄店の交差点歩道上に設置されていました。
(2022.04.25追加)
なお、「はにぽん」については、本庄市HPに次のようなプロフィール紹介がありました。
市内の遺跡から発掘された、全国でも例のない「笑う盾持人物埴輪」をモチーフに生まれた「はにぽん」。
名前の由来はもちろん「埴輪(はにわ)」+「本庄(ほんじょう)」から。
1,400年前の本庄から、未来の私たちに笑顔を届けるためにタイムスリップしてきました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.city.honjo.lg.jp/hanipon/

こちらはノンカー蓋です。
本庄駅北口から続く、駅前通りの「本庄駅北口」交差点の歩道に設置されていました。

こちらは、令和2年12月17日に第13弾として配布開始されたマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
本庄市マスコット「はにぽん」の基となりました、本庄市小島の「前の山古墳」にて出土した、全国的にも珍しい笑う表情をもつ「盾持人物埴輪」や、本庄市児玉町共栄地区にて縄文時代中期の「新宮遺跡」にて出土した「縄文土器」をモチーフに、これまで公共下水道の整備促進スローガンである「清流をとりもどそう」をイメージして、清流に生息する「トゲウオ」を、縄文土器の模様で表現し、市内の見所の多い桜を中心にしたデザインです。 本庄市内から出土した多くの歴史遺産の発信と、公共下水道の普及促進をPRしています。 市内には、いろいろなマンホールがありますので探してみてください。

マンホールカードに印刷されている実蓋は、上越新幹線・本庄早稲田駅南口の線路沿い歩道に設置されています。
 
前出のカラーデザイン蓋は、駅南1-8-4番地付近、本庄駅前病院向かいのタイル張りの小径を入った所にも設置されています。(全景を取り忘れました)

次は、旧本庄市時代から設置されるデザインマンホール蓋です。
こちらは、カラーの雨水蓋です。
 
こちらは枠付きです。

こちらは、カラーの汚水蓋です。
左は、左右に管理番号欄があります。
 

こちらは、上記と少しデザインが違っています。
 
市のHPに、次のようなデザインの紹介がありました。
本庄市には、元小山川をはじめ、多くの河川があります。
その昔、元小山川の周辺では清水が湧き出ていて、川には「巣作り魚」ともいわれるトゲウオ(学名:ムサシトミヨ)が生息していました。
しかし、都市化が進むとともに湧水の減少や生活雑排水等の流入により水質が悪化し、こうした生き物もすみづらくなってしまいました。
子どもたちのためにも、きれいな川を取り戻したい。そうした思いから始められたのが公共下水道事業です。

続いて、上記のノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
右蓋は、左右に管理番号欄があります。
 
こちらは枠付きです。

こちらは、上記と少しデザインが違っています。

こちらは汚水蓋です。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、上記と少しデザインが違っています。
 

こちらは、同じデザインのノンカラーの小型マンホール蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 

以降は規格模様のマンホール蓋です。
新たな本庄市の規格模様の蓋としては、スリップ防止模様の蓋しか見付ける事ができませんでした。
ただ、幾つかタイプがあるようなのでそのタイプごとに整理します。

最初は、中央に市章、左右には管理番号欄、左下には用途記載があります。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
 
中央に市章、その下に小さく「お」と書かれた小型汚水蓋です。

こちらは、中央に本庄市マスコット「はにぽん」、上部には耐荷重を表す記号(T-14やT-25)と製造会社のマーク、右下に用途記載があります。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
 

こちらは、中央に何も表示が無く、左右には管理番号欄、右下には用途記載があります。
汚水蓋です。

こちらは親子蓋です。
上出の蓋と比べ、上部の形態が少し違います。

こちらは、中央に「はにぽん」をデザインしたプラスティック製の汚水枡の蓋です。
担当部署でサンプル用の蓋を撮らせて頂きました。

次は、農業集落排水設備の蓋を整理します。
本庄市には、農業集落排水設備が
都島地区、田中地区、宮戸地区、牧西地区、滝瀬・堀田地区、仁手・下仁手・久々宇地区の6地区で導入されています。

こちらは、地区毎に蓋を整理します。
最初は、都島地区で撮った蓋です。

こちらは、田中地区で撮った蓋です。

こちらは、宮戸地区で撮った蓋です。
カラー蓋は唯一こちらの地区で撮る事ができました。
  
こちらはノンカラー蓋です。

こちらは、牧西地区で撮った蓋です。
 
最後は、滝瀬・堀田地区で撮った蓋です。
 
こちらは小型蓋です。
こちらの用途記載は「しゅうはい」と書かれています。

こちらは、仁手・下仁手・久々宇地区で撮った蓋です。
 
こちらは、スリップ防止タイプの蓋です。
左下に「しゅうはい」の文字が見えます。
 

以上で、公共下水道関係の整理を終了します。
次回、
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

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埼玉県上尾市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2022-04-24 22:57:01 | マンホール蓋

※2022.04.23更新 コンクリート製の蓋1枚、用途記載なしのデザイン蓋1枚を追加しました。
※2020.11.03更新 新たに見つけた小型マンホール蓋とマンホール蓋(浅間台と書かれた蓋を含め)を5枚程追加しました。
※2020.10.25更新 新たに見つけた小型マンホール蓋とマンホール蓋を20枚程追加しました。
※2020.08.03更新 構成の変更(その1.とその2.をその1.公共下水道関係にまとめる)、写真を小さなサイズに統一、現時点で最新のマンホール画像を反映しました。

上尾市の経緯は、昭和30年1月1日に上尾町、平方町、原市町、大石村、上平村、大谷村の3町3村が合併して上尾町が誕生します。その3年後、昭和33年7月15日市制施行で上尾市が誕生し、現在に至っています。

上尾市は、首都圏から35kmの距離にあり、埼玉県の南東部に位置しています。東は伊奈町と蓮田市に、南はさいたま市に、西は川越市と川島町に、北は桶川市と隣接しています。また、人口は令和2年7月1日現在で22.9万人強、世帯数は10.3強となっています。

平成25年に市制施行55周年を迎え、「笑顔きらめく“ほっと”なまちあげお」を将来都市像と定め、新たな時代に向けたまちづくりに取り組んでいます。

市章は、上尾の「ア」の頭文字を鋭く描いて進展の象徴とし、円形は円満、団結を表現したものです。(昭和41年7月1日制定)

また、上尾市は平成10年10月に市のイメージマークを制定、平成11年2月に愛称が「アッピー」と決まりました。
愛称の意味は、あげおの「ア」、上昇や向上を意味する「アップ」、さらに幸せの「ハッピー」を合わせた「アッピー」にという意味だそうです。

イメージマークの意味は、「Ageo」の頭文字「A」をモチーフとして、両手で大きな「マル」を描いて、市民相互の調和と触れ合いの輪がより大きく広がっていく願いを込めています。
青いラインとそれに囲まれた緑は、水と緑の豊かな上尾の自然を、笑顔の赤は希望に満ちた元気な市民とまちの活力を表します。そして人も自然もまちも、上尾のすべてが未来に向けて限りなく快適で元気に発展していくことをイメージしており、上尾市のステートメント「あなたに げんきを おくるまち」に合致するものです。

市の花は「ツツジ」、町の木は「カシ」、市民の木は「アオキ」です。(以上は、上尾市HPより)

私は、日本橋から旧中山道を京都・三条大橋まで歩きましたので、5番目の宿場となる上尾宿も歩きましたが、今は一里塚や本陣などが残っていないため道標や案内板で往時を知るようでした。
真言宗智山派寺院の遍照院・山門。

上尾市の下水処理は、JR上尾駅周辺の中心市街地約145ヘクタールが汚水と雨水を一つの管で流す合流方式、それ以外の下水道整備地区は汚水と雨水を別々の管で流す分流方式をを採用しているようです。
汚水は、埼玉県の荒川左岸南部流域下水道に接続し、戸田市にある荒川水循環センターで最終処理し、荒川に放流しています。また、処理した水の一部をセンター沿いを流れる「さくら川(荒川左岸排水路)」にも放流しています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
上尾市は、平成29年8月に第5弾となるマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
上尾市のキャラクター「アッピー」(左)、友好都市である福島県本宮市のキャラクター「まゆみちゃん」(右)、両キャラクターが結婚して誕生した「あゆみ」(中央)、そして市の花「つつじ」がデザインされたマンホール蓋です。 自治体のキャラクター同士の結婚や子どもの誕生は全国初で、アッピーファミリーは両市の友好の象徴として皆さんに愛されています。 また、つつじは、かって市内に山つつじが群生したことから市の花に制定されており、毎年5月頃に上尾丸山公園などで多彩な花を咲かせます。 市内には本デザインを含め、5種類の蓋があります。

さらに、2020年7月7日に第12弾として2種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
上尾市のキャラクラー「アッピー」が軽快に自転車に乗る様子と市の花である「ツツジ」をデザインした蓋です。本市では自転車が快適に利用できるまちづくりを進めており、自転車レーンの整備を進めるとともに、利用促進に関する情報発信を行っています。また、荒川沿いの上尾サイクリングロードは自然豊かな風景が楽しめるコースとなっていて、休日には付近の観光スポットを目指して多くの自転車愛好家が訪れます。マンホールのデザインは全部で5種類あり、上尾駅、北上尾駅周辺で見ることができますので、これらのデザインを探しながら散策するのもおすすめです。

こちらは、第5弾のマンホールカードの座標点となるJR上尾駅西口のロータリー歩道に設置されています。

こちらは、第12弾のマンホールカードの座標点となる柏座二丁目交差点近くにあるジョナサン前の歩道に設置されています。色合いがカードと違って見えますが、カメラの問題でしょうか?

「アッピー」をデザインしたマンホール蓋は5種類ありますので、こちらから整理する事にします。
各デザイン毎に汚水、雨水、合流の蓋があります。
最初は、第5弾のマンホールカードのデザインです。
  
次は、第12弾のマンホールカードのデザインです。
音符の色に違いがあるのは何か秘密があるのでしょうか?
 
 
次は、「アッピー」が犬の散歩をしているデザインです。
  
こちらは、「アッピー」が走っているようです。
  
こちらは、「アッピー」がみんなを呼んでいるようです。
  
最後は、蓋の表面にデザインプレートを取り付けることができる形態の蓋(デザインストリーマーと呼ぶようです)です。
第5弾のマンホールカードのデザインと同じく「アッピー」、「あゆみ」、「まゆみちゃん」の3人が仲良く手をつないでいますが、背景の市の花「ツツジ」がカラーでキレイに描かれています。
市役所に面する歩道に設置されました。


上記以外にも、以前から設置されているデザイン蓋が3種類あります。
最初は、市民の木「アオキ」が全面にデザインされた蓋です。
こちらは汚水蓋です。
左はカラー蓋、右は黄土色にコーティングされた蓋です。
 
こちらはノンカラー蓋です。
 
こちらは親子蓋です。
 (2020.10.25追加)
こちらは合流蓋です。
左蓋は、黄土色にコーティングされています。
 
(2020.11.03追加)
こちらは、小型マンホールの汚水蓋です。
左蓋は、黄土色にコーティングされています。
 
(2020.10.25追加)

こちらは上記と同じデザインですが、中央に「アッピー」が描かれています。
 

2種類目は、かつて昭和61年から平成3年まで、市内全地区が参加して行われた「中山道あげお大綱引き祭」をモチーフにし、ネズミ、牛、トラ、兎などの動物たちが大綱引きをしているデザインの蓋です。
こちらは汚水蓋です。
 
(2020.10.25追加)
こちらは合流蓋です。
 
(2020.11.03追加)

そして3種類目は、中央に市章、その周囲を全面に市の木「カシ」の実と葉でデザインした蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
 
(2020.10.25追加)
こちらの蓋には用途記載がありませんので、合流蓋と思われます。
(2022.04.23追加)
 (2020.10.25追加)
こちらの蓋には、「貯留管」と書かれています。
 (2020.10.25追加)

こちらは、小型マンホールの汚水蓋です。
(2020.10.25追加)
こちらは上記と同じデザインですが、中央が市章の代わりに「アッピー」が描かれています。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらの蓋には用途記載がありませんので、合流蓋と思われます。


次は、規格模様と呼ばれる蓋です。
こちらも、用途記載が無い蓋や汚水、雨水、合流と書かれた蓋がありました。
最初は、用途記載が無い蓋です。
蓋の〇の部分が空いているのは雨水蓋と思われます。
 
こちらは、Φ900の蓋です。
(2020.10.25追加)
 
こちらは、コンクリート枠の中に「基準点」の鋲が打ち込まれています。
他の自治体でも、まれに見かけることがありますが珍しいように思いますので掲載しました。
 (2020.11.03追加)
こちらの蓋には、中央の市章の上に「浅間台」、下に「1970」の数字があります。
昭和46年に浅間台土地区画整理事業が完成し、浅間台1丁目から4丁目が成立したようなので、この時期に設置された蓋なのかも知れません。
浅間台地区を歩いて、唯一こちらの蓋を見つける事が出来ました。
 (2020.10.25追加) 
今回、上記蓋以外に「浅間台」、「1968」と入った蓋を見つける事が出来ました。
(2020.11.03追加)

こちらの蓋には、上部もしくは左部に「M」、「AV-1」の記号があります。
  
こちらは雨水蓋です。
 
 (2020.10.25追加)
こちらの蓋には、上部に「H」の記号があります。

こちらは汚水蓋です。
 
 (2020.10.25追加)
こちらの蓋には、上部に「H」、「M」の記号があります。
 (2020.10.25追加)
こちらは合流蓋です。

こちらの蓋には、右部に「M」の記号があります。

こちらの蓋は「下水」と書かれています。
これまで市内を歩いた限りでは、「下水」と書かれた蓋は殆ど見かけていません。

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には、用途記載がありません。

こちらは、Φ900の雨水蓋です。
(2020.10.25追加)
こちらは、親子の汚水蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2020.10.25追加)
こちらは、親子の雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 (2020.10.25追加)

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。右上の数字「25」は耐荷重量を表す数字と思います。
(2020.10.25追加)
こちらは、上記とタイプが違います。右下に「ごうりゅう」の文字がりますので合流蓋です。

こちらは、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
中央の市章の下に「雨水」とあります。

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
(2022.04.23追加)

次は、小型マンホール蓋を整理します。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらには用途記載がありません。
(2020.10.25追加)
こちらは汚水蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
用途記載はありませんが、6ケ所穴があけられていますので雨水桝の蓋かも知れません。
(2020.11.03追加) 
こちらも、他自治体の蓋でよく見る模様の汚水蓋です。

こちらは、他の自治体でも時々見るタイプの蓋です。
(2020.10.25追加)
こちらは、プラスティック製の蓋です。
宅内の汚水枡の蓋のようです。
 

最後は、雨水桝の蓋です。
 
 

次回(その2)では上水道関係他の蓋を整理します。

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埼玉県のマンホール蓋(その6)利根川右岸流域下水道

2022-04-20 22:23:46 | マンホール蓋

※2022.04.20更新 神川幹線の蓋1枚、センター内に設置されている放流渠(ほうりゅうきょ)と表記の蓋2枚など4枚を追加しました。

埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。

今回は、利根川右岸流域下水道に係わる蓋を整理します。
利根川右岸流域下水道に接続する関係自治体は、本庄市、美里町、神川町、上里町の1市3町です。

幹線は、上里幹線、児玉幹線、美里幹線、神川幹線の4幹線があります。
汚水の最終処理は、本庄市にある小山川水循環センターで行われ小山川支流の女掘川に放流されるようです。

なお、本庄市公共下水道事業は、昭和 50 年度に単独公共下水道事業として事業着手し、昭和61年本庄市水質管理センターで汚水の最終処理を始めました。
その後、平成21年4月1日に小山川水循環センターに名称変更し、埼玉県に移管されました。

埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、利根川右岸流域下水道のマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
利根川は、関東(昔は坂東といいました)で一番大きな川であるという意味から、「坂東太郎」の異名を持ちます。 その流域面積は埼玉県の面積の4倍を超える約16,840 km²で、古くから首都圏の産業や暮らしを支える水源として大きな役割を果たしてきました。 本デザイン蓋は、中央に埼玉県の県章をあしらい、その背景に利根川とその支流である小山川の豊かな水量をイメージしたブルーの文様を描いたものです。 また、利根川右岸流域下水道の整備による水辺の再生を祈願し、「よみがえる清流」のフレーズを加えています。 シンプルながら、非常に美しいデザイン蓋です。

なお、上記カードに記載されているマンホール蓋設置座標に誤りがあったため、以下のカードに訂正されました。
 

こちらは、小山川水循環センターの入口の風景です。

こちらは、私が令和4年に訪問した時にセンター内に展示されていた本庄市のデザイン蓋です。


前記の通り小山川水循環センターの前身は、本庄市の単独公共下水道事業の汚水の最終処理を担っていた本庄市水質管理センターです。
そのような経緯から、センター敷地内に設置されている蓋には流域下水道の蓋だけではなく、本庄市や埼玉県の蓋も設置されています。

こちらは、流域下水道のデザイン蓋です。
放流渠(ほうりゅうきょ)と表記されていますので、最終処理後の放流の係わる蓋なのでしょうか。
右蓋は、中央に本庄市のマスコット「はにぽん」、左下に「ほんじょうし」、右下に「ほうりゅうきょ」と表記されていますが、左蓋と対のように設置されていましたので一緒に整理しました。
 (2022.04.20追加)

こちらは本庄市の蓋です。

こちらは、規格模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 
こちらは仕切弁の蓋です。

こちらは、埼玉県の汚水蓋です。
 
(2022.04.20追加)
こちらは仕切弁の蓋です。

こちらの蓋は、「マンホールサミット2017」の会場に展示された蓋です。

それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、上里幹線に係わる蓋(記号「ウエ-99」が付いています)です。
こちらは、マンホールカードに印刷されている蓋で、下部の管理番号欄に「ウエ-14」が表記されています。
県道 392 号神保原陸橋(北)交差点そばに設置されています。

こちらはノンカラー蓋です。
下部の管理番号欄に「ウエ-12」が表記されています。

次は、児玉幹線に係わる蓋(記号「コダ-99」が付いています)です。
見ずらいですが、下部の管理番号欄に「コダ-01」が表記されています。
 

次は、美里幹線に係わる蓋(記号「ミサ-99」が付いています)です。
見ずらいですが、下部の管理番号欄に「ミサ-02-4入」が表記されています。
「入」や「流」の文字が入る管理番号は自治体の公共下水道と接続するマンホールのようです。

最後は、神川幹線に係わる蓋(記号「カミ-99」が付いています)です。
下部の管理番号欄に「カミ-09」が表記されています。
(2022.04.20追加)

以上で、その6.利根川右岸流域下水道の蓋の整理は終了です。

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