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東京都八王子市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係(デザイン蓋)

2023-10-09 22:36:42 | マンホール蓋

※2023.10.09更新 市制100周年記念事業で設置されたデザインプレートのマンホール蓋1枚、「ゆう水」表記の蓋4枚、「げすい」表記の親子蓋1枚、「おすい」表記の小型蓋1枚、
※2023.01.24更新 喫煙マナーを啓発するデザインマンホール蓋1枚、八王子車人形のデザインマンホール蓋(浸透)1枚追加しました。

八王子市の経緯は、大正6年9月1日市制施行により全国66番目、多摩地域では初の市となる八王子市が誕生します。その後、周辺町村の編入などがあり平成29年に市制100年を迎え、現在に至っています。

八王子市は、東京都心から西へ約40キロメートル、新宿から電車で約40分の距離に位置しています。地形はおおむね盆地状で、北・西・南は海抜200メートルから800メートルほどの丘陵地帯に囲まれ、東は関東平野に続いています。
東は昭島市・日野市・多摩市、北は福生市・あきる野市、西は西多摩郡檜原村、南は町田市・神奈川県相模原市に接しています。面積は186.38平方キロメートル、平成30年度版統計では人口は56.2万人強、世帯数は26.7万世帯強です。

市章は、大正6年9月1日の市制施行を祝う祝賀会や花火大会が催され、この時に沿道を飾ったちょうちんに描かれたマークが、のちに正式に市章として採用されたようです。このマークは、八王子の「八王」を図案化したもののようです。(大正6年12月22日制定)

市の花は「ヤマユリ」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「オオルリ」です。(以上は、八王子市HPより)

八王子市の公共下水道整備区域は、北野処理区、秋川処理区、浅川処理区、南多摩処理区の大きく4つに分けられています。最初に下水処理が始まったのは北野処理区(中心市街地。おおよそ、東西は八王子駅~西八王子駅、南北は市役所~京王高尾線の間)のようで、合流方式を採用し北野下水処理場で処理されます。また、他の3処理区は分流方式を採用し、東京都の流域下水道に接続し八王子水再生センター、浅川水再生センター、南多摩水再生センターで処理しているようです。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
八王子市は、2016年4月1日に第1弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
現行デザインとなったのは1987年です。国の選択無形民族文化財であり、また都の指定無形文化財でもある八王子車人形がデザインされています。車人形とは、幕末に多摩地方で始まった郷土芸能で、ろくろ車という3個の車輪がついた箱型の車に腰をかけて、一人の人形遣いが一体の人形を操る、特殊な一人遣いの人形芝居です。この車人形の演目の一つである三番叟(さんばそう)の躍動する舞姿に、下水道事業の今後の躍進を託してデザインしたものです。今後も八王子市では「安全で安心できる下水道」「環境に優しい下水道」「健全な下水道経営」の基本方針を掲げ、下水道事業を展開します。

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、マンホールカードに描かれた「八王子車人形」を描いたデザインマンホール蓋です。
八王子駅南口付近、高尾山ケーブルカーの清滝駅前、八王子城跡管理棟脇の道路、久保山町の「スーパーアルプス」付近で、こちらのデザインのカラーマンホール蓋を見付けましたが、マンホールカードに書かれた座標軸のげすい蓋は、高尾山ケーブルカーの清滝駅前に設置されています。
 
こちらは、八王子駅南口付近の歩道に設置されているカラーデザインのげすい蓋です。
背景色と衣装の色違いが異なる二つのパターンの蓋が設置されています。
 
 
 
こちらは、久保山町の「スーパーアルプス」付近で撮った汚水蓋です。

こちらは、八王子城跡管理棟脇の道路上で写したおすい蓋です。
背景色が黄色、舞台色が茶色で塗分けられています。
 
こちらの場所には、神奈川県小田原市と埼玉県寄居町のカラーデザイン蓋も設置されています。
神奈川県小田原市、東京都八王子市、埼玉県寄居町は北条三兄弟の縁で姉妹都市盟約を締結しており、全国初となる自治体間のマンホール蓋交換を行い、交換した蓋が近くに設置されています。
 
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/contents/kouhou/005/006/p014437_d/fil/1117gefuta.pdf

こちらは、レンガに焼き付けた感じのカラーデザイン蓋です。
道の駅「八王子滝山」の駐車場内と京王相模原線南大沢駅近くの歩道上で見つけました。
 

こちらは、市役所で教えて頂いたセラミック製のデザインおすい蓋です。
高尾山自動車祈祷殿前の橋を渡った駐車場内にハンドホール蓋と共に設置されています。
 

こちらは、久保山町の「スーパーアルプス」から宇津木台郵便局方向に向かう歩道上で見つけたおすい蓋です。
こちらは鋳鉄製の蓋です。
 

上記のデザインマンホール蓋の用途記載には、「げすい」、「おすい」、「うすい」の3種類がありました。「げすい」と表記されるマンホール蓋は合流方式で、「おすい」、「うすい」と表記されるマンホール蓋は分流方式で使用されているようです。

次は、上記のノンカラー蓋です。
最初は用途記載のない蓋です。
 
こちらは、蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
 
こちらは枠に模様があります。

こちらは用途記載が「うすい」とあります。
 
こちらは、蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
 
こちらは枠に模様があります。
 

こちらは用途記載が「おすい」とあります。
 
こちらは、蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
 
こちらは枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。
蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。

こちらは小型マンホール蓋です。
  
(2023.10.09追加)

こちらは用途記載が「げすい」とあります。
 
こちらは、蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
  
こちらは枠に模様があります。

こちらは親子蓋です。
蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
(2023.10.09追加)
こちらは小型マンホール蓋です。

こちらは用途記載が「しんとう」とあります。
(2023.01.24追加)

こちらは用途記載が「ゆう水」とあります。
(2023.10.09追加)
こちらは、蓋の上部に耐荷重量記号「T-25」の表記があります。
(2023.10.09追加)
こちらは親子蓋です。
こちらの親子蓋と二つ上の蓋は、いずれも船森公園の入口左側に設置されています。
 (2023.10.09追加)
こちらの小型蓋は、用途記載部が削り取られています。
「ゆう水」の管路を追っていた時に出会った蓋なので、「ゆう水」に関わる小型蓋のような気がしますが未確認です。
(2023.10.09追加)

こちらは用途記載が「中水」とあります。
南大沢水リサイクルセンターでは、京王相模原線の南大沢駅周辺のビルで使用されたトイレ排水を除く雑排水を再生処理し、トイレ用水として配水しているようですが、この管路に使用されているマンホール蓋でしょうか?こちらも、確認をしてみる必要がありそうです。
 
こちらは枠に模様があります。


続いて、中央に多摩御陵への参道となっている南浅川橋と南浅川、下部に市の花「ヤマユリ」、上部に市の木「イチョウ」と遠景を描いたデザインマンホール蓋です。
雨水関係のマンホール蓋のようですが、写した場所から設置場所は特定地区限定されている訳ではなさそうです。
こちらは、用途記載がありません。

こちらは、左蓋には「うすい」、右蓋には「しんとう」とあります。
 

続いて、デザインプレート式のマンホール蓋です。
令和3年度より、喫煙者がマナーを守ることで喫煙者と非喫煙者の共存を実現するため、市内の主要駅周辺に設置する喫煙マナーを啓発するデザインマンホールを八王子市に提供いただける事業者を募集しているようです

デザインは、八王子市と包括連携協定を締結している東京造形大学の学生が制作したもので8種類が予定され、今回最初となるデザインマンホール蓋がJR八王子駅、JR西八王子駅、JR・京王高尾駅に設置されました。
こちらは、まちを花とみどりでいっぱいにするために高尾山から舞い降りた天狗の女の子「みどリ~」(市の環境キャラクター)が中央に大きくデザインされています。
(2023.01.24追加)

こちらは、市制100周年記念事業で設置されたデザインプレートのマンホール蓋です。
JR八王子駅北口・南口付近、京王電鉄相模原線・南大沢駅付近、JR横浜線・みなみの駅付近に数箇所設置されているようです。
こちらは色違いの蓋です。

こちらは、上記と同様のデザインですが色違いの蓋です。
ネット上で存在を知っていましたが、設置場所が分からず市の担当部署に問い合わせたところ、今は蓋を撮ることが出来ないとの事。
2018年2月、市制100周年記念事業の一環で、富士森公園内に市制100周年タイムカプセルが埋設(30年後に開封される予定)され、このタムカプセルの蓋として使用されているとの話です。
そんな事で、こちらはタイムカプセルを閉じる前に撮られた紙資料から撮らせて頂いた写真となります。
(2023.10.09追加)

こちらは、平成25年度に開かれた「スポーツ祭東京 2013」の開催周知のために作られたデザインプレート式のマンホール蓋です。 八王子市で開催される競技とキャラクター(ゆりーと)がデザインされています。
右のようなデザインプレートも設置されていたようですが、現在は取り外され市制100周年記念のデザインプレートに変わっているようです。 
 

以上で、公共下水道関係の蓋(デザイン蓋)の整理は終了です。
次回、その2.では公共下水道関係の蓋(規格模様蓋)を整理します。



 

 

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茨城県東茨城郡大洗町のマンホール蓋

2023-10-07 23:19:18 | マンホール蓋

※2023.10.07登録 新たに掲載しました。

大洗町の経緯は、昭和29年11月に磯浜町と大貫町が合併し大洗町が発足します。その後、昭和30年7月に旭村の一部(旧夏海村)を大洗町に編入、平成27年10月に町制施行60周年を迎え今日に至っています。

大洗町は、茨城県の太平洋岸のほぼ中央にあり,東茨城郡の東端に位置しています。東京からは約100Km、県都水戸市の中心部(水戸駅)から南東に約12Km、東西2.5km 南北9.0kmで細長い形をしています。
東は太平洋に面し,北は那珂川を境にひたちなか市と,西北は涸沼川を境に水戸市と,西南は汽水湖である涸沼をはさみ茨城町と,南は鉾田市とそれぞれ接しています。面積は23.89平方キロメートル、人口は令和5年8月末日時点で1.5万人強、世帯数は7.6千世帯強です。

町章は、 「大洗」の大の字を図案化したもので、先端に大洗の象徴である波頭をつけたもののようです。( 昭和29年11月1日施行)

市の花は「ツツジ」、市の木は「マツ」、市の鳥は「カモメ」です。(以上は、大洗町HPより)

大洗町の公共下水道は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式が採用されているようです。町内の公共下水道は、茨城県が事業主体の那珂久慈流域下水道に接続し、ひたちなか市にある那珂久慈浄化センターで最終処理され太平洋に排出されています。

大洗町は、令和5年1月28日に第18弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
大洗町のイメージキャラクターである「アライッペ」を中心に、上側には町のランドマークである大洗マリンタワー、右側には開催時には盛り上がりを見せているビルフィッシュトーナメントのカジキと名産のハマグリ、左側にはパワースポットでもある神磯の鳥居とアンコウが描かれております。 町の名所・名産などがふんだんに盛り込まれた、今にもマンホールの中から飛び出してきそうな魅力あふれるデザインです。 本マンホール蓋には、下水道への親しみや関心を高める役割だけではなく、町観光のイメージアップにつながるような期待が込められています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
こちらは、マンホールカードに描かれている座標軸のデザインマンホール蓋です。
鹿島臨海鉄道の大洗駅前の歩道に設置されています。

こちらは、大洗町を舞台にした人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」をモチーフにしたデザインマンホール蓋です。
デザインは、作中で主人公が乗っている戦車の走行痕とのことです。
鹿島臨海鉄道の大洗駅と大洗マリンタワーを結ぶ駅前海岸線(きらめき通り)の歩道のどこかに設置されているようですが、定期的に設置場所が移動するようで、移動の度に町公式ツイッターでヒントが投稿されるようです。
  

こちらは、当初から設置されているデザインマンホール蓋です。
町の花「ツツジ」、町の木「マツ」、町の鳥「カモメ」がデザインされています。
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。

こちらは枠に模様がある蓋です。

こちらは小型マンホール蓋です。
 

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。

こちらは、コンクリート枠があります。
また、中央の町章の上に「雨」の表記があります。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。

こちらは枠に模様があります。

以降は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、他の自治体でも見かける規格模様の汚水蓋です。
 

こちらは、プラスティック製の汚水枡の蓋と思われます。
 

以降は、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消火栓の蓋です。
 

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
 

以降は、上水道関係の蓋です。
こちらは、仕切弁の蓋です。

こちらは、制水弁の蓋です。
 

こちらは、空気弁の蓋です。

こちらは、排泥弁の蓋です。

こちらは、末端弁の蓋です。

こちらは、「将来用」と表記された蓋です。

以上で、東茨城郡大洗町のマンホール蓋の整理は終了です。

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東京都日野市のマンホール蓋(その3)多摩動物公園

2023-10-05 23:36:51 | マンホール蓋

多摩動物公園は東京都が所有する動物公園なので、東京都のマンホール蓋として整理した方が良いと思うのですが東京都のマンホール蓋は数が多くまだ整理が進んでいません。
そこで、多摩動物公園が東京都日野市程久保に在るので、ひとまず日野市のくくりとして整理することにしました。

多摩動物公園については、
第2次大戦が終わってから、上野動物園の入園者数は増加し、第2の上野動物園構想が持ちあがりました。
多摩動物公園は、そのような背景のなかで、昭和33年に誕生した、柵がないことを観覧の基本とした日本で最初の動物園です。50ヘクタール(恩賜上野動物園の約4倍の敷地)を超える世界屈指の広さを持ち、豊かな自然の中でたくさんの希少な動物たちがくらす多摩動物公園は、その歴史の中で、世界初のライオンバスや昆虫生態園など、今ではどこでもやっているような工夫をパイオニアとして重ねてきました。
園内には「野生生物保全センター」を設置しており、トキやニホンコウノトリなど希少動物の保護増殖にも積極的に取り組んでいます。
                                                  (多摩動物公園HPより)
こちらはライオンバスからの風景です。
 
こちらはキリン園です。

こちらはゾウ園です。

こちらは昆虫生態園の温室内を飛び回る蝶々です。
 

多摩動物公園のデザインマンホール蓋は、キリン、コアラ、トラが描かれ、「たまどうぶつこうえん」の「た」の左側に昭和48年にできたライオンのシンボルマークが描かれています。なお、用途表記は何種類かあります。
ライオンマーク
それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは雨水蓋です。
下の汚水蓋と比べ「たまどうぶつこうえん うすい」の文字の間に小さな穴が空いています。

こちらは汚水蓋です。

こちらは、電気系統の蓋のようです。
弱電気(じゃくでんき)と表記されています。
右蓋は、外周の緑色の塗料が取れてしまったのか?このような着色なのか?
 
こちらはノンカラー蓋です。
左中央に耐荷重量(左蓋は「8K」、右蓋は「2K」)の表記があります。
 

こちらは低圧電気(ていあつでんき)と表記されています。
こちらのカラー蓋もカラーバリエーションの一つなのでしょうか?
 

こちらは高圧電気(こうあつでんき)と表記されています。
 

以上で、その3.多摩動物公園のマンホール蓋は終了です。
その4.では、上水道関係他のマンホール蓋を整理します。

 

 

 

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東京都日野市のマンホール蓋(その4)上水道関係他

2023-10-04 18:38:34 | マンホール蓋

※2023.10.03更新 電線共同溝(CCBOX)の蓋1枚追加しました。

今回は、日野市で出会った上水道関係他の蓋を中心に整理します。

日野市は昭和49年6月に上水道事業を東京都水道局の上水事業に一元化しました。
そのような状況があり、「水」の文字が入った蓋や東京都のマークが入った上水関係の蓋は見付かりますが、日野市の章やマークが入っている上水道関係の蓋(消火栓、仕切弁、制水弁、空気弁など)を殆んど見つける事が出来ませんでした。

最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。
こちらは消火栓の蓋です。
上部には東京都紋章、その下に「消火栓」、その下に「日野市水道」と書かれています。右の「759
」は管理番号でしょうか?

こちらは防火貯水槽の蓋です。
 

こちらの蓋は、JR日野駅周辺に設置されていた蓋です。
蓋の形状から電線共同溝(CCBOX)の蓋と思われます。
(2023.09.03追加)

他に日野市と判断できる上水道関係の蓋は見つける事が出来ませんでした。

最後は、公共基準点の蓋です。
公共基準点は、国土地理院が設置・管理する三角点から、都道府県や市町村が事業をするために設置した基準点のようです。
下部に「日野市建設部管理課」と書かれています。

以上で、その4.上水道関係他の蓋の整理は終了です。

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東京都日野市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-10-02 18:52:42 | マンホール蓋

※2023.10.01更新 その3「新選組にちなむマンホール蓋」をその1.に取込み、その3.を削除しました。また、マンホールカード、市制60周年記念のデザイン蓋、規格模様のタイプ違いの蓋など追加し最新の状態としました。

日野市の経緯は、明治 22年に当時神奈川県に含まれていた多摩地域に日野宿、桑田村、七生村が誕生しました。明治 26年には多摩地域が東京府に編入され、日野宿が日野町に改められた後、明治34年に桑田村を併合しました。
昭和 33年に日野町と七生村が合併して新しい日野町が発足した後、昭和 38 年 11月 3日に東京都で12番目の市として市制を施行し現在に至っています。

日野市は、都心から西に35キロメートル、東京都のほぼ中心部に位置し、多摩川と浅川の清流に恵まれ、湧水を含む台地と緑豊かな丘陵をもつ街です。東は八王子市、北は昭島市・立川市、西は府中市・国立市、南は多摩市に接しています。面積は27.55平方キロメートル、令和元年6月1日現在で人口は18.6万人強、世帯数は8.9万世帯強です。

日野市は、平成25年に市制施行50周年の節目を迎えました。かつては農業中心の宿場町で「多摩の米蔵」といわれていましたが、昭和の初めからは大企業の誘致により工業都市の顔も加えます。
また、日野は「新選組のふるさと」でもあります。副長・土方歳三や六番隊長・井上源三郎が生まれ育ったほか、彼らの活動を支えた名主の佐藤彦五郎の屋敷(日野宿本陣)が残されており、例年5月には「ひの新選組まつり」も開催されています。

市章は、日野の日の字を丸くして、炎の如く燃えさかり発展して行く様を象徴しています。(昭和38年11月3日制定)

市の花は「キク」、市の木は「カシ」、市の鳥は「カワセミ」です。(以上は、日野市HPより)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
日野市の下水道は、汚水と雨水をそれぞれ別系統で排水する分流式下水道を採用しています。汚水は、公共下水道を経て流域下水道を流下して、南多摩水再生センター、浅川水再生センター、八王子水再生センターの三ヵ所で処理していま す。 また、雨水は多摩川、浅川をはじめ谷地川、程久保川、大栗川に排出しているようです。

日野市は、令和元年8月7日に第10弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.10.01追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「新選組のふるさと」日野市。 新選組副長・土方歳三は1835年、武蔵国多摩郡石田村(現東京都日野市石田)で生まれました。 現在の日野宿本陣にかつてあった天然理心流の剣術道場で、歳三は近藤勇、沖田総司ら後の新選組の主要メンバーと出会い、ともに稽古に汗を流しました。 その後、京都で新選組を結成して反幕府勢力を取り締まりましたが、大政奉還後は各地を転戦して新政府軍と戦い、1869年、箱館(函館)での激戦で歳三はその生涯を閉じました。 2019年は市全体で土方歳三没後150年プロモーションを実施し、記念マンホール蓋を設置しました。

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、市制60周年ロゴマークのデザインマンホール蓋です。
日野市の特産物や観光地をモチーフにすることで、日野市の魅力を表現しています。
JR日野駅前、JR豊田駅北口、京王線高幡不動駅南口交番前、多摩動物公園入口付近、南平体育館北側歩道の5ヶ所に設置されているようです。
こちらは、JR日野駅前に設置されている汚水蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらは、JR豊田駅北口に設置されている同じデザインの雨水蓋です。
(2023.10.01追加)

こちらは、マンホールカードに描かれている土方歳三 没後150年記念デザインマンホール蓋です。
設置場所は、JR中央線・日野駅東口の電話ボックス付近です。
雨の時に撮った写真のため判りずらいですが、土方歳三の左襟下には市章、右襟下には「雨水」の文字が入っています。
 
近くにある案内板には、次のように説明されています。
令和元年(2019年)は新選組副長・土方歳三が箱館(函館)の激戦でその生涯を閉じてから150年です。今でも多くの小説や、ドラマ、アニメなどで描かれ、人々から愛されている土方歳三のふるさと日野市では、これまで「新選組のふるさと」を支えていただいた皆さまをはじめ、市内関係団体や関係者の皆さまと連携し「土方歳三」個人に焦点を当てたプロモーションを行うため、「土方歳三没後150年ロゴマーク」を作成しました。
また、下水道事業では「下水道の見える化」を進めており、その一つとしてデザインマンホールの実現に向けて取り組んできました。この二つの取組みを組み合わせて「土方歳三 没後150年記念デザインマンホール」を製作し、150年ロゴマークを路上で表現しました。
土方歳三の顔をマンホールにデザインしたため、周囲から観賞していただくスタイルとしました。どうぞ末永く新選組のふるさと日野に思いを寄せて下さい。

日野市石田にある石田寺(せきでんじ)には土方歳三の墓や碑があります。多摩八十八ケ所霊場第八十六番札所、日野七福神の福禄寿担当で高幡山金剛寺(高幡不動尊)の末寺のようです。

次は、まちおこしのキャラクター「幕末チャレンジャー選之介」をデザインしたカラーマンホール蓋です。
平成16年のNHK大河ドラマ「新選組!」の放映にあわせ、日野市では様々なまちおこし事業が進められ、キャラクターも誕生しその愛称が「幕末チャレンジャー選之介」に決定したようです。
「選之介」の「選」の字は新選組からとったとの事。「撰」でなくこちらを採用したのは、市内に数多く残る新選組関連の碑文、古文書にこの字が使われているようです。(日野市観光協会HPより)

それでは、「幕末チャレンジャー選之介」のデザインプレート型のカラーマンホール蓋です。
多摩都市モノレール・万願寺駅の西側の通りに設置されています。
 
 
 

こちらは、古くから設置されているデザインマンホール蓋で、水辺にたたずむ市の鳥「カワセミ」のつがい?が描かれているようです。
実設置蓋での
カラー蓋は無いようですが、展示用のカラー蓋は幾つかあるようです。
こちらは、下水道課事務所内の展示蓋です。
(2023.10.01追加)
こちらは、浅川水再生センターの屋外展示蓋です。
 
こちらは、八王子水再生センターの屋外展示蓋です。

以降はノンカラーの実設置蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらの蓋には枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。
 (2023.10.01追加)

こちらは、鳥の羽や岩、草などの輪郭線がより細かく刻まれたタイプの蓋です。
上部に耐荷重量記号(T-25)が表記されています。

こちらの蓋は、上記蓋と比べ鳥の羽の彫が細かいようです。

こちらは親子蓋です。 

こちらは汚水蓋です。
 
 
こちらの蓋には枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。
 

こちらは、鳥の羽や岩、草などの輪郭線がより細かく刻まれたタイプの蓋です。
上部に耐荷重量記号(T-25)が表記されています。

こちらの蓋は、上記蓋と比べ鳥の羽の彫が細かいようです。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらは、Φ800(80cm)の蓋です。
 (2023.10.01追加2)

こちらは雨水蓋です。
 
 
こちらは枠に模様があります。

こちらは汚水蓋です。
 
 (2023.10.01追加2)
(2023.10.01追加)
こちらは枠に模様があります。  

こちらは、亀甲模様の雨水蓋と汚水蓋です。サイズは両方共にΦ900(90cm)です。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 

こちらは、スリップ防止模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 
こちらは、上記と模様が違います。中央の市章の下に「お」の文字があるので汚水蓋と思われます。

こちらは、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらの蓋は、Φ900(90cm)です。

こちらは、同心円のデザインとなっています。

こちらは、よく見るタイプの蓋です。
(2023.10.01追加)

最後は、コンクリート製の蓋です。
中央の横棒のデザインが他の蓋と少し違っているようです。
 

次は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、上記のデザインマンホール蓋と同じデザインの蓋です。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
 (2023.10.01追加)

こちらは、他でもよく見る規格模様の汚水蓋です。
 
 (2023.10.01追加)

こちらは、プラスティック製の汚水蓋です。
 

こちらは、コンクリート製の汚水蓋です。

こちらは、側溝蓋や側溝枡の蓋です。
  

最後は、蓋に雨水とありますが用途が判りません。

以上で、公共下水道関係の蓋の整理は終了です。
次回、その2.では、市制40周年を記念して設置された蓋を整理してみます。

 




 

 

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