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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

神奈川県藤沢市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係他

2023-02-28 23:12:06 | マンホール蓋

藤沢市は、昭和15年10月1日、藤沢町が市制を施行し藤沢市が誕生します。その後、昭和16年に村岡村を編入、昭和22年4月片瀬町を編入、昭和30年4月小出村大字遠藤、御所見村および渋谷町のうち長後ならびに高倉を編入します。その後、隣接自治体と境界変更などあり現在に至っています。

藤沢市は、東京からほぼ50キロメートル、神奈川県の中央南部に位置し、南は相模湾に面し、東西6.55キロメートル、南北12.00キロメートルにわたり、面積は69.56平方キロメートル、おおむね平坦な地形をしています。
周囲は6市1町(横浜市、鎌倉市、茅ヶ崎市、大和市、綾瀬市、海老名市、寒川町)に囲まれています。人口は令和5年2月1日現在で44.3万人強、世帯数は20万世帯強となっています。

市章は、藤沢市のフジを図案化して躍進観光都市を近代的爽快、発展的雄飛の象徴として表現したものである。(昭和25年10月1日制定)

市の花は「フジ」、市の木は「クロマツ」、市の鳥「カワセミ」です。(以上は、藤沢市HPより)

藤沢市のマンホール蓋の整理の前に下水処理の概要を整理します。
藤沢市の公共下水道処理区域は、南部処理区、東部処理区、相模川流域処理区の3処理区に別れます。
南部処理区は、主に市の南部・西部の区域(辻堂・鵠沼・片瀬・藤沢・明治・湘南大庭地区)の下水を引地川及び境川沿いに集め、ポンプ場を経由し、辻堂浄化センターで処理し相模湾へ放流している区域です。南部処理区は、一部の区域を除き汚水と雨水を一緒に流す「合流式下水道」を採用、大庭、片瀬、辻堂地区の一部は汚水と雨水を別々に流す「分流式下水道」を採用しています。

東部処理区は、主に市の東部・北部の区域(村岡・善行・六会・湘南台・長後地区)の下水を引地川・境川沿いに集めポンプ場を経由し、大清水浄化センターで処理し境川へ放流している区域です。東部処理区は、汚水と雨水を別々に流す「分流式下水道」を採用しています。

相模川流域処理区は、主に市の西北部の区域(遠藤・御所見地区)の下水を神奈川県が整備した下水道管に流し、柳島水再生センターで処理をしている区域です。相模川流域処理区は、分流式下水道を採用しています。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、藤沢市が配布するマンホールカードの紹介です。
2019年8月7日に第10弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
このマンホール蓋は、市の花「フジ」をモチーフにして、新しい街づくりに合わせて、新たに色付けをして作成されました。 4月から5月にかけて長い房に紫色の花を咲かせるフジは藤沢市民にとってなじみ深い花で、市内の公園には多くの藤棚があります。 藤沢市の下水の排除方式は、汚水と雨水を同一の管渠で排除して処理する合流式と、別々に排除して処理する分流式があります。 合流式と分流式のマンホール蓋にはフジが描かれていますが、分流式の汚水管のマンホール蓋は、市の木「クロマツ」が描かれています。

それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
最初は、第10弾のマンホールカードとなったカラーデザインマンホール蓋です。
JR東海道線・辻堂駅北口のロータリー歩道に設置されています。
こちらは合流蓋です。

こちらは、上記と比べ色合いが少し違っています。
JR藤沢駅北口にある「さいか屋藤沢店」の裏の通りで見つけました。

こちらは雨水蓋です。
中央の市章の下に「あめ」の表記、併せて右蓋は中央の市章の上に「車道」の表記があります。
 
こちらの蓋は中央の市章の上に「車道」の表記のみあります。
  
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。

こちらはノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
中央の市章の上に「あめ」の表記があります。

こちらは、中央の市章の下に「あめ」の表記があります。
 
こちらは親子蓋です。
こちらは、中央の市章の下に「あめ」の表記があります。
 
こちらはΦ1500の親子蓋です。こちらは、中央の市章の上に「あめ」の表記があります。
  
こちらは、中央の市章の上に「歩道」の表記、併せて右蓋は中央の市章の下に「あめ」の表記があります。
 
こちらは、中央の市章の上に「車道」の表記があります。

こちらは合流蓋です。
左蓋は中央の市章の下に「ごうりゅう」、右蓋は市章の上に「ごうりゅう」の表記があります。
 
こちらは親子蓋です。
二町公園内で見つけましたが、芝生がかぶさっているのと陽の影が入り見づらくなっています。
中央の市章の上に「ごうりゅう」の表記があります。

ここからは、小型マンホール蓋です。
こちらは用途記載がありません。
中央に市章のみ表記されています。
 
こちらは、地色がピンク色で中央の市章の上に「車」の表記があります。

こちらは雨水蓋です。
中央の市章の下に「あめ」と表記されています。
 
こちらの蓋は、「あめ」と併せて、中央の市章の上に「車」と表記されています。

こちらは、合流蓋です。
中央の市章の下に「ごうりゅう」と表記されています。
   
こちらは、プラスティック製の蓋です。
左蓋は用途記載がありません。右蓋は中央の市章の下に「あめ」の表記があります。
 

こちらは、以前からある二つ目のデザイン蓋です。
市の木「マツ」が大きくデザインされています。
こちらは、汚水蓋として使用されています。
こちらは、中央の市章の上に「車道」、下に「おすい」の表記があります。

こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
 
こちらは、中央の松のデザインの下に「空気弁」と表記されています。

こちらはノンカラー蓋です。
左蓋は中央の市章の上に「おすい」、右蓋は市章の下に「おすい」の表記があります。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは、中央の市章の上に「車道」、市章の下に「おすい」の表記があります。

こちらはΦ1200の親子蓋です。こちらは、中央の市章の上に「車道」、市章の下に「おすい」の表記があります。

ここからは、小型マンホール蓋です。
市章の下に「おすい」の表記があります。
  
こちらの蓋は、「おすい」と併せて、中央の市章の上に「車」と表記されています。

こちらは、プラスティック製の蓋です。
中央の市章の下に「おすい」の表記があります。

以降は、マンホールふたの表面にデザインプレートを取り付けることができるタイプの蓋です。
最初は、中央にFujisawaSSTのロゴマーク、その周囲を「Fujisawa Sustainable Smart Town」の文字が表記されている蓋です。
こちらは雨水(USUI表記)蓋です。

こちらは汚水(OSUI表記)蓋です。

こちらは合流(gouryu表記)蓋です。
 
FujisawaSSTは、平成19年から平成20年にかけて旧松下電器産業関連工場の撤退後、この跡地において地権者等の事業者が自ら「地域から地球に拡がる環境行動都市-藤沢」の先導的モデルプロジェクトとして、「Fujisawa サスティナブル・スマートタウン」の実現をめざしたまちづくりが行われ、現在も進行中のようです。

次は、下水道に興味をもっていただくことや、観光などで訪れた方々に藤沢市・江の島をPRする目的で、2020年に江の島島内に新しく設置されたでザイン蓋です。
こちらは、江の島に伝わる伝説をイメージしたデザイン蓋です。

こちらは、5か国語(英語・韓国語・中国語・スペイン語・日本語)で「ようこそ」!皆様を歓迎します!と表記されたデザイン蓋です。
    
江の島では、オリンピック東京2020大会(2021年夏開催)でセーリング競技が開催されました。

こちらは、前出の市の花「フジ」と同様のデザイン蓋です。

こちらは、藤沢市下水道マスコットキャラクター「ふじまる」が描かれたデザイン蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
こちらは、中央の市章が円で囲まれています。

こちらは、中央の市章が円で囲まれていません。
   
こちらは、蓋の上部や下部に記号が表記されています。
左蓋は上部に「H」下部に「PAT」、右蓋は上部に「PAT」下部に「2H」と表記されています。
 
こちらは上部に「L」下部に「PAT」と表記されています。
 
左蓋は下部に「H」、右蓋は上部に「M」下部に「PAT」と表記されています。
 
こちらは上部に「SD」下部に「PAT」と表記されています。

こちらは、中央の市章の上部に「F-3」と表記されています。

こちらの蓋は枠がついています。
こちらは上部に「F-1」と表記されています。

こちらは、Φ900の蓋です。

こちらは小型蓋です。
中央の市章の下に「車道」の表記があります。

こちらは、雨水蓋です。
こちらは上部に「F-3」下部に「雨水」と表記されています。

こちらの蓋は枠がついています。
こちらは上部に「F-1」下部に「雨水」と表記されています。

こちらは、汚水蓋です。
こちらは上部に「F-3」下部に「汚水」と表記されています。

こちらの蓋は枠がついています。
こちらは上部に「F-1」下部に「汚水」と表記されています。

こちらは、Φ900サイズの「ポンプ室」と表記された蓋です。

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
左蓋は、用途記載部が削られているようです。
 
こちらは耐圧型の蓋です。
 
こちらは、中央の市章の上部に「F-2」と表記されています。

こちらは雨水蓋です。
こちらは耐圧型の蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。

こちらは小型蓋です。

こちらは合流蓋です。
こちらは耐圧型の蓋です。

Φ900サイズの蓋です。

こちらは「特定」と表記された蓋です。

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
親子蓋です。

こちらは角蓋です。
 

こちらは、「ポンプ室」と表記された蓋です。
 

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは、スリップ防止模様毎に整理します。
こちらは、用途記載がない小型蓋です。

こちらは雨水蓋です。
  

こちらは汚水蓋です。
   
こちらは親子蓋です。

こちらは合流蓋です。
   
こちらは親子蓋です。
右蓋はΦ1200サイズの蓋です。
 
こちらはΦ900サイズの蓋です。
こちらは、中央の市章の下に「ご」の表記があります。

こちらは小型蓋です。
上部に「HINODE」(日之出水道機器㈱)の表記があります。

次は、グレーチング(格子)型の蓋です。
    
こちらは親子蓋です。

こちらは合流蓋です。

こちらは、小型蓋です。

次は、コンクリート製の蓋です。
こちらの蓋は、6か所に楕円形の穴があります。

こちらの蓋は、4か所に楕円形の穴があります。  
 
こちらの蓋は、上記と比べ市章の凹凸が逆転しています。

こちらは、市章が型抜きされているようです。

こちらは小型蓋です。

こちらは、インターロッキングブロックタイプの蓋です。
こちらは用途記載がありません。
   
こちらは小型蓋です。
右蓋は上部に市章があります。
 

こちらは雨水蓋です。
こちらは「あめ」表記です。

こちらは「雨水」表記です。

こちらは汚水蓋です。
こちらは「おすい」表記です。

こちらは合流蓋です。
こちらは「合流」表記です。
 

こちらは、幾何学模様の蓋です。
用途記載がありません。

こちらは、カタカナの「エ」の文字で二重に囲んでいるような地柄です。
小型の雨水蓋です。

こちらは、ひし形を連ねたような地柄です。
こちらは用途記載がありません。
下部に「DAIICHIKIZAI CO LTD.」(第一機材㈱)の表記があります。

こちらは、中央の市章の下に「宅内」の表記があります。

こちらは、細かなひし形を組み合わせたような模様の角蓋です。
用途記載がありません。

最後は、側溝蓋です。
湘南の海の風景が描かれています。
 
こちらは、中央に「藤沢市」の表記があります。

こちらが良く見かけるタイプです。

以上で、その1.公共下水道関係他の整理は終了です。
その2.では上水道関係他の整理を行います。

 

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東京都羽村市のマンホール蓋(その2)上水道関係他

2023-02-24 21:55:31 | マンホール蓋

※2023.02.24更新 防火貯水槽の蓋2枚、仕切弁の蓋・空気弁の蓋・泥吐弁の蓋・減圧弁の蓋・接合枡の蓋各1枚、電気・通信系の蓋各一枚を追加しました。
※2023.01.13更新 空気弁と制水弁の蓋を各1枚追加しました。
※2021.09.21更新 消火栓、防火貯水槽、仕切弁、空気弁など上水道関係の蓋22枚と電気関係の蓋1枚を追加しました。

今回は、羽村市で出会った上水道関係他の蓋を中心に整理します。

羽村市は、昭和34年に水道事業の認可を取得し、昭和36年に水道水の供給を開始しました。
多摩地区で東京都水道局の上水事業と未統合の自治体の一つで、未統合自治体は武蔵野市、昭島市、羽村市、檜原村の4自治体があります。
ただ、羽村市は井戸渇水時の緊急供給ラインとして、東京都水道局と連携しているようです。

最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。
こちらは消火栓の蓋です。
 (2021.09.22追加)
 
こちらは、良く見るタイプの消火栓蓋です。
 (2021.09.22追加)

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
 
こちらは、前記と比べ「防火」、「貯水槽」文字位置が逆転しています。
 (2021.09.22追加)
 (2023.02.24追加2)
こちらは、良く見るタイプの防火貯水槽の蓋です。
 (2021.09.22追加)

次は、上水道関係の仕切弁蓋です。
こちらの蓋は、いずれも上部に「トミス」とあり、右蓋は「トミス」の下に「FCD」と書かれています。
「FCD」は、蓋の素材がダクタイル鋳鉄製を表しているように思います。
 (2021.09.22追加) 
(2023.02.24追加)
こちらの角蓋の仕切弁蓋も古そうです。
(2021.09.22追加)
こちらは、他の自治体でもよく見る形の蓋です。
  (2021.09.22追加)

次は、空気弁の蓋です。
 
(2021.09.22追加)
上記右蓋と比べ「弁」の文字に違いがあります。
(2023.01.13追加)
(2023.02.24追加)
  (2021.09.22追加)

次は、制水弁の蓋です。
新しい形の制水弁は見つける事ができませんでした。
 
(2021.09.22追加)
(2023.01.13追加)

次は、バタフライ弁です。
こちらも、新しい形の制水弁は見つける事ができませんでした。
 (2021.09.22追加)

次は、泥吐弁の蓋です。
 (2021.09.22追加)
(2023.02.24追加)

次は、「減圧弁」と書かれた蓋です。
(2023.02.24追加)

次は、「接合枡」と表記された蓋です。
(2023.02.24追加)

次は、排水弁の蓋です。
(2021.09.22追加)

こちらは、流量計の蓋です。

こちらの逆止弁の蓋は、羽村市浄水場第二配水場内(入場できません)に設置されていた蓋を外から撮りました。
 (2021.09.22追加)

最後は、電気系統の蓋のようです。
上部には「IGS」(伊藤鉄工㈱)の文字があります。
(2021.09.22追加)
こちらの蓋は、下部に「DAIICHIKIZAI CO. LTD」(第一機材㈱)の文字があります。
(2023.02.24追加)

こちらの蓋には、「通信」の表記があります。
(2023.02.24追加)

以上で、その2.上水道関係他の整理を終了します。
その3.では蓋の枚数は少ないのですが羽村町の蓋を整理します。

 

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東京都羽村市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-02-23 18:09:50 | マンホール蓋

※2023.02.23更新 規格模様の蓋(小型蓋、親子蓋含む)8枚を追加しました。
※2023.01.12更新 JIS規格模様の蓋1枚、グレーチング蓋1枚を追加しました。
※2021.09.20更新 ノンカラーデザイン蓋1枚、規格模様の蓋31枚、小型蓋5枚を追加しました。

羽村市の経緯は、明治22年に市町村制が施行され、当時の羽村、五ノ神村、川崎村が合併し、現在の羽村市の前身となる「西多摩村」が誕生します。その後、昭和31年に町制施行により羽村町となります。そして、平成3年11月1日市制施行により羽村市が誕生、平成 23 年には市制施行 20 周年を迎え 今日に至っています。

羽村市は、都心部から西に約 45 ㎞、武蔵野台地の一角、多摩川の河岸段丘上に位置し、東は瑞穂町、南は福生市・あきる野市、西は青梅市、北は青梅市・瑞穂町に 接しています。東西に 4.23 ㎞、南北に 3.27 ㎞、面積は9.9平方キロメートル、人口は令和2年3月1日時点で5.5万人強、世帯数は2.5万世帯強です。

江戸時代まで武蔵野の典型的な農村でしたが、承応 2 年(1653 年)、4 代将軍家綱の時代に羽村を水源として、玉川兄弟により玉川上水が開削されてから、江戸幕府の役所( 陣屋)が設けられ、多摩川の水が江戸まで送られるようになると、 江戸との交流も頻繁となり、玉川上水の維持・管理や改修工事の請負等で経済的にも 活性化していったそうです。

市章は、羽村市の羽の字をもとに、羽村の堰から噴出する水を円形に、二本の虹で未来に躍進する産業と文化を表し、丸形は市民との融和と団結を象徴しています。(昭和31年10月1日決定)

市の花は「サクラ」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「アオバズク」です。(以上は、羽村市HPより)

羽村市の下水処理は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式を採用しているようです。
汚水処理は、多摩川上流処理区と秋川処理区の2系統があるようで、多摩川上流処理区は東京都の流域下水道に接続し昭島市内の多摩川上流水再生センターで処理され多摩川に放流されます。秋川処理区は、清流町地区約 6ha の区域で東京都の流域下水道に接続し、八王子市内の八王子水再生センターで処理され多摩川に放流されます。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
羽村市は、平成28年12月1日に第3弾としてマンホールカードの配布を始めました。
  
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
多摩川の水を玉川上水へと導く「羽村の堰」と、玉川上水沿いの「桜」をデザインしたマンホール蓋です。 羽村の堰は1653年(承応2年)、江戸の急激な人口増による水不足を解消するため、約43Kmに渡る掘割(玉川上水)への取水口に築造されました。 その構造は当時のまま現在に継承されており、貴重な土木遺産として高く評価されています。 また、玉川上水沿いには約200本の桜の木があり、毎年行われる「はむら花と水のまつり」は多くの人出で賑わいます。 本マンホール蓋は、JR青梅線羽村駅西口を降りてすぐ、羽村の堰へと続く歩道に設置してあります。 

また、平成29年12月9日に第6弾として第2弾のマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
羽村市の観光名所のひとつである「羽村市動物公園」と、市内の春を彩る「チューリップ」を描いたマンホール蓋です。 市内唯一の水田地帯に咲く約40万株のチューリップは、毎年3月から4月にかけて行われる「はむら花と水のまつり」の桜と並ぶ主役として、関東最大級の規模を誇り、羽村市の春の風物詩として親しまれています。  また、1978年に開園した日本初の町営の動物公園は、2017年に入場者数1千万人を突破し、2018年に開園40周年の記念すべき年になります。 「羽村市動物公園」のかわいい動物たちにぜひ会いに来てください。 

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、市の第1弾となるマンホールカードに描かれるデザインの蓋です。

こちらは、市の第2弾となるマンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
下部の蓋を開閉する穴の左上に「雨」の文字がありますので雨水蓋のようです。

羽村市には、もう1種類のデザインマンホール蓋が設置されています。
市の第1弾となるマンホールカードのデザインを少し引いた風景のデザインのようです。

こちらはノンカラーの汚水蓋です。
新奥多摩街道と宮地街道が交差する羽加美一丁目交差点の歩道で見つけました。
(2021.09.20追加)

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
こちらは、中央の市章が円で囲まれています。
   (2021.09.20追加) 
(2023.01.12追加)
 (2023.02.23追加2)
こちらは、中央の市章を囲む円がありません。
(2021.09.20追加)

こちらは雨水蓋です。
 (2021.09.20追加)
こちらは、上部に「M」の表記があります。
(2023.02.23追加) 
こちらは、「雨」の文字だけです。
(2021.09.20追加)

こちらは汚水蓋です。
 (2021.09.20追加)
(2021.09.20追加)
(2023.02.23追加)
こちらの蓋には、上部に「M」の文字が見えます。
(2021.09.20追加)

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 (2021.09.20追加)
こちらは、Φ900の蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは親子蓋です。
(2021.09.20追加)

こちらは汚水蓋です。
 
 (2021.09.20追加)
こちらは枠に「v」のような模様があります。
(2021.09.20追加)

こちらは浸透桝の蓋と思われます。
中央の市章の下に「すいこみ」と書かれています。
(2021.09.20追加)

次は、菱模様と言って良いのでしょうか。
上部には「IGS」(伊藤鉄工㈱)の文字があります。
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは、市章の下に左蓋は「お」(汚水蓋)、右蓋には「う」(雨水蓋)の文字があります。
 (2021.09.20追加)
こちらは、市章の下に「う」(雨水蓋)の文字があるΦ900の蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、市章の下に「う」(雨水蓋)の文字がある親子蓋です。
(2023.02.23追加)

以降の蓋には、上部に設置年度(西暦下2桁)、耐荷重量t、製造会社名が刻まれています。
最初は、日之出水道機器㈱です。

こちらは雨水蓋です。
左蓋は耐荷重量「T-14」、右蓋は「T-25」です。
 (2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
 

次は、日本鋳鉄管㈱です。

左蓋は雨水蓋、右蓋は汚水蓋です。
 (2021.09.20追加)

次は、アクアインテック(株)です。

左蓋は雨水蓋、右蓋は汚水蓋です。
 (2021.09.20追加)

次は、旭テック環境ソリューション(株)です。

こちらは雨水蓋です。
 

最後は、虹技㈱です。

こちらは汚水蓋です。
(2021.09.20追加)

次は、グレーチング(格子)型の蓋です。
こちらの蓋は、伊東鉄工所㈱の蓋です。
左右の蓋で穴の開き方や凹凸が微妙に違っています。
 (2023.01.12追加)
こちらの蓋は、歩道用で穴の目が細かくなっています。
(2021.09.20追加)
 (2021.09.20追加)
(2021.09.20追加)

こちらは、コンクリート製の蓋です。
左右の蓋で中央の市章の形が違っています。
 (2021.09.20追加)
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
 (2021.09.20追加)

こちらの蓋は用途不明ですが、こちらに掲載します。
(2023.02.23追加)

次は、小型マンホール蓋を整理します。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
(2021.09.20追加)
こちらは汚水蓋です。
  
(2021.09.20追加)
(2023.02.23追加)
こちらは、「公共汚水ます」と書かれています。
白色にコーティングされたマンホールサイズの蓋だったと思います。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
上部に設置年度(西暦下2桁)、耐荷重量t、製造会社名が刻まれています。
こちらは汚水蓋です。
耐荷重量j表示が「T-14」日之出水道機器㈱の蓋です。
(2021.09.20追加)
耐荷重量j表示が「T-25」日之出水道機器㈱の蓋です。
(2023.02.23追加)

こちらは、他の自治体でもよく見る模様ですが、何と言う模様でしょうか。
いずれも汚水蓋です。
 
 (2021.09.20追加)

こちらは、コンクリート製の蓋です。
 (2021.09.20追加)

以上で、羽村市の公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

 

 

 

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東京都羽村市のマンホール蓋(その3)旧羽村町

2023-02-22 11:53:39 | マンホール蓋

※2023.02.23更新 以前掲載した消火栓蓋と同様ですが新たに発見した1枚を追加しました。

羽村町の経緯は、明治22年に市町村制が施行され、当時の羽村、五ノ神村、川崎村が合併し、現在の羽村市の前身となる「西多摩村」が誕生します。その後、昭和31年に町制施行により羽村町となります。そして、平成3年11月1日市制施行により羽村市が誕生した事により消滅します。

町章は、羽村町の羽の字をもとに、羽村の堰から噴出する水を円形に、二本の虹で未来に躍進する産業と文化を表し、丸形は市民との融和と団結を象徴しています。(昭和31年10月1日決定)

市の花は「サクラ」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「アオバズク」です。(以上は、羽村市HPより)

羽村市の公共下水道は、羽村町の時代であった昭和48 年度に公共下水道事業の認可を受け、下水道施設の整備に着手しているようです。
従って、羽村町時代の公共下水道の蓋が設置されていても不思議ではありませんが、公共下水道関係の蓋には中央に章だけで「羽村町」など羽村町と判断できるの文字を見付ける事が出来ませんでした。
おそらく、羽村町時代に設置した公共下水道の蓋はまだ残っているようにも思えますが、章は羽村町時代の章を継承しているので客観的な判断が出来ません。

そこで、こちらでは羽村町時代の蓋と判断できる上水道関係の蓋を整理する事にします。整理と言っても、見つける事ができた蓋は二種類だけです。

最初は、消防関係の消火栓の蓋です。
こちらの写真では判りませんが、上段に町章、中段に「消火栓」、下段に「羽村町上水道」と書かれています。
 
上記と同様の蓋です。
(2023.02.23)

次は、「接合枡」と書かれている蓋です。
こちらの蓋は、東京都水道局小作浄水場と羽村市浄水場第二配水場の間を通る道路上で見つけました。想像ですが、その2.上水道関係他のなかで「羽村市は井戸渇水時の緊急供給ラインとして、東京都水道局と連携しているようです。」と記述していますが、接合枡は連携部に係わる蓋なのかも知れません。
 

以上で、その3.旧羽村町の整理は終了です。

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東京都青梅市・羽村市のマンホール蓋(その1)青梅、羽村地区工業用水道企業団

2023-02-19 23:18:09 | マンホール蓋

※2023.02.09更新 空気弁、仕切弁の蓋を各1枚追加しました。

青梅、羽村地区工業用水道企業団の経緯は、青梅市と羽村市(当時は羽村町)は、首都圏整備法による市街地開発区域に指定され、昭和41年9月、両市の境界をはさむ地域が日本住宅公団(現在の都市再生機構)により西東京工業団地として造成されました。
この西東京工業団地へ工業用水を供給するために設立されのが現在の青梅・羽村地区工業用水道企業団です。

昭和40年2月青梅・羽村地区工業用水道組合の設立認可を受け、昭和41年12月事業認可を受けます。
その後、昭和42年4月青梅、羽村地区工業用水道企業団に名称変更します。昭和42年5月5事業所へ送水開始、昭和59年度~平成10年度には、20事業所に供給、令和3年4月1日現在、14事業所に給水しています。

取水・配水施設を羽村市内の多摩川近くに、また、事務所を当時の羽村町役場水道課(現、羽村市水道事務所)内に置いています。

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは空気弁の蓋です。
こちらは、かなり大型の角蓋です。
(2023.02.19追加)

こちらは、上水関係の蓋でよく見るタイプの蓋です。
 

こちらは、仕切弁の蓋です。
前出の空気弁の蓋と並ぶように設置されていました。
大きさは前出の空気弁の蓋と同様の大きさです。
(2023.02.19追加)

こちらは、仕切弁ないし制水弁の蓋ではないでしょうか。
 

他の種類もあるのかもしれませんが、これまで散策した中では上記の蓋しか見つける事が出来ませんでした。

以上で、青梅、羽村地区工業用水道企業団の蓋の整理を終了します。

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