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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

神奈川県川崎市のマンホール蓋(その2)王禅寺ふるさと公園

2023-08-31 23:26:23 | マンホール蓋

今回は、王禅寺ふるさと公園に設置されているマンホール蓋を整理します。
王禅寺ふるさと公園は、麻生区に位置する面積約11ヘクタールの広々とした公園で、川崎市制60周年記念事業として現況の地形、周りの林などを大切に守りながら、誰もが安心して遊べる水とみどりの公園として整備された、市内で4番目の総合公園となるようです。

以降のマンホール蓋の注釈は、以下の川崎市HPにまとめられている内容を書き写しています。
https://www.city.kawasaki.jp/asao/cmsfiles/contents/0000123/123722/manhole.pdf

こちらの公園には、麻生区の自然と歴史にちなんだモザイク絵がはめ込まれた「王禅寺ふるさと公園」にしかないマンホール蓋が30種類設置されています。絵にはグー、チョキ、パーのどれかと数字がついていますので、あなたのアイデアで楽しい遊び方を考えてくださいとの事です。ただ、はっきり読み取れる写真は少ないです。

1.ノスリ
 ワシやタカと同じ種に属する小型の猛禽類です。つばさの長さは35センチくらいで、ネズミやヘビ、カエJIなどを捕食します。早野や 
 黒川の山地の上空を、円を描いて飛んでいるのをたまに見かけます。安全な巣を作れる揚所とエサになる小動物 のいる山地が少なくなっ  てしまいました。ノスリやサシパのようなタカ科の猛禽類が住んでいるということは、自然が豊かであるという大事なめやすです。
 

2.イタチ
 麻生区は、「緑豊かな」と表現されてきましたが、通路や宅地の開発におされ、 野生動物も住宅難の時代になってしまいま した。
 造成工事があって山地がけずられると、その地つづきの近辺にタヌキやムジナ(アナグマのこと)が出てきて、夜道を横切 ったのを見  
 たとか、庭にえさを置いておくと食べていったとい った話をききます。
 白山の団地の商店街裏の池は「ムジナが池Jといいますが、むかしこのあたりにムジナが住んでいたので、そう呼ばれるようになったの   
 です。 ムジナもタヌキも、 そしてキツネもイタチ も、このあたりのどこにでもいた動物でした。
 この公園でも、工事が始まる前には1メー トル四方もあるタ ヌキのフン(タメクソ)を見つけたことがあります。
 

3.古代牧場
 昭和47年(1972)のこと、 早野の聖地公園区域内の一画にある横穴古墳の中に、 馬や、 牧場の主かと思われる人の顔を刻んだ線
 刻画が見つかりました。7~8世紀(奈良時代初期)のものだろうといわれています。 当時、このあたりには献上馬の 牧場があったと
 いわれ、 横浜市緑区の石川町の地名は古代牧場、石川牧からおこったといいます。
 また、万葉集には、「赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山歩ゆか遺らむ」(4417)という歌もあり、良馬の産地であっ たのです。 
 

4.ヤマユリ
 百人もの人が力を合わせて切り聞いた丘の意味の百合丘には、また野生のユリがたくさん咲いていたといいます。 白い大きな花があちらはもこちらにも咲いていて、においにむせかえるほどだったと、開発の前の様子を知っている人が話してくれ ました。ユリは神奈川の県花になっています。
 

5.ホタル
 幼虫は、田や小川のカワニナをエサにして約1年で成虫にな ります。 6 、7月ごろ、夕方7時すぎに、黒川や早野、目吉の あたりで見 
 られるのは、大体へイケポタルです。このへイケボタルより 一まわり大きく、6月初めに出てくるゲンジボタルも、わすがながら、ま
 だ生息しています。
  今は、見られる場所も数も少なくなりました。きれいな水の流れるところが少なくなったからです。 この公園でもホタルが見られるよ
 うになるといいですね。
 

6.キキョウ
 秋の七草の仲間、キキョウ、ナデシコは夏の終わりから秋にか けて、山地や川辺の草地ならどこででも見られたものでした。花屋さんに
 ある花のように、はでな目立つ花ではありませさんが、ナデシコもキキョウもか細いながら、力強い姿をしてい ます。
 黒川の谷戸田のきわに咲いていた力ワラナデシコを見つけた ことがあります。このうす桃色の花は、きっと田で働く人の目をやすめたこ
 とでしょう。
    

7.タヌキ
 2.イタチを参照
 

8.カワラナデシコ
  6.キキョウを参照
 

9.万福寺ニンジン
 今の麻生区役所、麻生郵便局から百合丘にかけての地名を万福寺といいます。 今は, どんな寺であったか、 どこにあったか全くわかり
 ませんが、昔、そのあたりに、万福寺という寺があ った名残りです。
 この万福寺辺りの特産品は、 ニンジンでした。本当は、「万福寺鮮紅長大人参」というその名の通り、色のあざやかな、とても細長い人
 参で、昭和29~33年(1954~58)には、連続、日本一の人参として農林大臣賞をとりました。
 が, だんだん西洋人参におされて、今は、満ノロの山岸正明 さん一人が、わすかに栽培を続けていらっしゃるだけです。今の百合小の
 あたりが、日本一の人参畑でしたは、川崎には農策経営に研究熱心な人たちが多いのです。
 

10.禅寺丸柿
 禅寺丸柿は. ピンポン玉より少し大きくて色もあざやかな甘味の濃い柿です。柿生のあたりの農家の庭には、必ずといってもいいくらい
 植えられていて、小田急線治いの秋をいろどっています。 ごの柿が、柿生の名産になったことについては、こん な話が伝えられていま
 す。
 柿の名前のもとになった王禅寺は、延喜17年(917)に建てられた古い寺で、室町時代には、関東の高野山といわれたほど栄えまし
 たが、元弘3年(1333)新田義貞が鎌倉を攻めた時に、焼かれてしまいました。 その後、建徳元年(1370)、等海上人が朝廷の
 命令で再建しました。上人は寺を建てる材料を探して山中を歩きました。 その時、赤くかがやく小粒の甘い柿を見つけたので、枝を折っ
 て持ち帰り、接ぎ木をしたのがはじまりといわれます。等海上人は村人に、この柿を増やして、村の 特産品とするようにすすめました。
 その後、江戸時代になってから、領地の見まわりに来た家康が、王禅寺丸と名づけるようにと言ったそうです。いつか王の 字がなくなっ
 て、禅寺丸柿と呼ばれるようになりましたが、この柿を江戸へ持っていくと、他の柿の3倍から4倍の値で売れ たといいます。小田急線
 が開通するまで、禅寺丸柿は、朝早く 読売ランドの辺りから多摩川を渡って、東京へ出荷されていま した。今の地名の「柿生」も、も
 ともと柿のたくさんなるとこ ろの意味でつけられたものです。

 王禅等の境内には、禅寺丸の原木といわれる木があり、そのそばには、 詩人、北原白秋の詠んだ、
  柿生ふる柿生の里
  名のみかは禅寺丸柿
  山柿の赤きを男れば
  まつぶさに秋は聞けたり
 の歌碑が建っています。
 

11.オオムラサキ
 麹Iは、濃紫にほんの少しの黄、黒、うす青で彩色されていま す。ひろげると10センチほどにもなります。優美に舞う姿は、国蝶の名 
 に恥じません。 オオムラサキの幼虫は、エノキの葉を食べて育ちます。成虫はクヌギやコナラなどの樹液が食料で す。オオムラサキは
 環境の変化に敏感なチョウで、生息には広い雑木林を必要とします。
 昔はエノキは目じるしの樹として衛道沿いに多くありましたが、今はエノキや雑木林が少なくなったこと、美しく大きいためにチョウの
 収集家にとられたことで、麻生区内では早野や黒 川でほんのわずか生息しているだけになりました。
 この公園にもエノキが数本ありますが、オオムラサキの見られる公園になってIましいですね。
 

12.メダカ
 緑の葉がそよぐ田んぼが、そこここに連なっていたころは、田に水を引く用水や小川には、メダカが群れて泳いでいまし た。ドジョウも
 いました。 ザルですくえぱシジミがとれまし た。力ラスガイもありました。人がふえ、田んぼがなくなり、川が汚れるにつれ、この近
 くでは男ることができなくなりまし た。
 

13.黒川ナシ
 大師河原村(今の川崎区)では、江戸時代の天保のころ(1830年代)から、ナシの栽培が盛んでした。その河原村に当麻辰次郎とい
 う人がいて、明治26年に甘くて収穫の多いナ シの品種改良に成功しました。 辰次郎の屋号が長十郎なので、このナシは「長十郎ナ
 シ」と命名されました。 その後ナシの栽培は、栽培に適した砂地の多摩川治いを上流に移ってきまし た。
 黒川の地質も稲城砂層なので、ナシの栽培に適しており、お いしいナシができます。それで特別に黒川ナシの名称で呼ばれています。  また.大師河原辺では普からモモやイチジクの栽培も盛んでした。黒川でも、モモやリンゴを作って町の活性化に努力している人たちが
 大勢います。
 

14.キジ(ヤマドリ)
 この公園の工事が始まったばかりのころ、日あたりのよいしげみのそばに、ひとつがいのキジをよく見かけました。オスは 緑、青、赤な
 どが複雑にまじり合った美しい羽でおおわれてい ます。首と長い尾を優雅にのばして、静かに歩きます。メスは地昧なうすい茶色で、少
 し小柄です。
 似たような色合いで、ーまわり大きいのがヤマドリです。 キ ジもヤマドリも、早野から寺家にかけての山中で、時々見るこ とができま
 す。首は、このあたりにたくさんいたことでしょ う。キジが住めるような公園になってほしいですね。
 

15.ノウサギ
 ウサギはおくびょうな動物ですから、人の気配のある所へは 出てきません。が、草むらやしげみのそばなどを注意深く見る と、あうす
 茶色のころころした甘納豆のようなフンがあるので、ああ、ノウサギがいるな、とわかります。この公園の近くにも まだいるようです。
 

16.岡上のカボチャ
 川崎の飛び地、岡上の自慢の産物lは、カボチャでした。今、八百屋で売られている西洋カボチャとは還って、皮にしわが多 く、表面に
 深いみぞが何本も走った、濃いみどり色のカボチャでした。溝ノ口や、原町田の朝市に出荷されていました。
 

17.弘法の松
 弘法大師が、諸国行脚をした時、なだらかな山谷つづきのこの地が気に入り、仏教布教の殿堂を建てようとしました。しか し、百には谷
 が一つ足りなかったので残念に思って、代りにその丘の上に黒松を植えたのが、弘法松の由来だという伝説があ ります。 ここは江戸時
 代には、津久井街道という大事な交通路の柿生、長沢方面への別れ道でした。尾根づたいの困難な遣で、近く(南百合小近くの送電塔の
 たっているあたり)には、旅人 の休む茶店があったといいます。
 弘法の松は. 高さ30メ ー トル、幹のまわりは8メー トルあ ったといいますから、よい目印だったでしょう。昭和31年
  (1956) 12月、いたずら者の焚火の不始末で燃え、枯れてし まいました。今は2代目の松が育っています。 この松のある弘法松公
 園は、富士山、丹沢の山々の眺めのよい公園です。
 

18.縄文土器
 多摩川、鶴見川にはさまれた麻生区一帯と、その周辺の稲城、横浜市緑区のあたりには、大昔から人々が主活していまし た。黒川では、
 営農団地造成工事予定地から、2万年苗の石刃と掻器が出士しています。 これらは皮を細工する時使ったもの です。
 また、縄文時代の住居跡や、獣をとるための落し穴の跡も. 岡上や山口台でたくさん発見されています。川に近いなだらかな丘陵地は、
 獲物になるイノシシやシカなど動物も多く、気候もおだやかで住みよかったのでしょう。
 今、私たちの家が建っている所でも、2500年もの昔には、石刃や石鏃を持った人たちが獲物をうちとめて歓声をあげた り、野草をつ
 んでいたと考えると、楽しい気持ちになります。
 

19.関東ゾウ
 昭和 2 年( 1927)3 月、万福寺507に住む才沢さんは、物置を作ろうと、裏山の崖をけずっていました。3~4メートル掘った
 時、30~40センチもある大きな化石が出てきたのです。 専門家の鑑定で、それはゾウのあごと歯の化右であることがわかりました。
 今から200万年前(鮮新世末から洪積世初期}に、このあたりの温暖な森林地帯に生息していたステゴドン象の一種で、体長2 ~ 3
 メートルの「あけぼの象Jと呼ばれる種類でした。 今、この化石の標本は、生田緑地内の川崎市立青少年科学館で見ることができます。
 

20.カブトムシ
 1970年代までは、カフトムシもクワガタも、このあたりの 雑木林の主役でした。 夏になると、男の子たちは、これと思う樹に、前
 夜砂糖水や、ハチミツを塗っておき、翌朝早くつかまえにいきます。そして友だちと大をさを競い合ったりしたものでした。 雑木林がな
 くなると、卵をうむ所も、食料の樹夜も無くなり、今では人工で育てて、デパー トや八百屋の店先で売られるという、おかしなことにな
   ってしまいました。
 

21.岡上のクジラ
 昭和44年(1969)の夏のこと、市立柿生中学2年生だった田部井祐介君は、岡上のがけ地で、クジラの肋骨の化石を発見しました。今
 から2000万年前には、多摩多摩丘陵は海底にあった のです。クジラの肋骨は、海がこの近くまで来ていたという証拠です。
 

22.タマノカンアオイ
 ウマノスズクサ科のカンアオイの亜種で、生田緑地の近くで発見されました。伝播の速度が遅いので、分布地域の限られた貴重な植物で
 す。 このような植物には、開発は致命的な痛手です。
 

23.常安寺のカッパ
 むかし、谷本川(鶴見川の支流)に平六というカッパが住んでいたそうな。 ある晩、利平じいが、畑のキウリを盗んでいる子どもをつか
 まえてみると、なんと力ツパの平六だったそうな。
 平六は逃げようとして、頭のサラの水をこぼしてしまい、利兵じいに左手をとられてしまったと。 利兵じいは家に帰ると、カッパの左手
 をいろりの自在かぎにさげておいたそうな。すると平六があやまりに来て、「以後、キウリは盗まぬと誓い申し上げ候。 河童平六、これ
 を書す。」と証文を書いて、手にすみ をつけて、手形をおしたんだそうな。
 平六は、それからは畑を荒らさなくなったけれど、平六をか わいそうに思った利兵じいは、平六のために時々川にキウリを 流してやっ
 たということだ。その証文は、常安寺が天文11年(1542)、 火事で焼けるまで、寺にあったιいうことです。
 

24.鶴見川のツル
 鶴見川の名の由来は、ツルがたくさん来る川だったことにあ そうです。青く晴れた空のかなたに白い富士山が浮び、ツル の群れが舞い
 降りている昔の鶴見JIIを想像してみて下さい。 川にはツルの好物の魚や虫がたくさんいたでしょう。
 江戸時代には、このあたり一帯は徳川将軍家のお狩場でした。明治になって狩猟が大衆化した時、目立つ鳥のツルは争っ て捕りつくされ
 てしまったのです。
 

25.イシガメ
 イシガメやクサガメは、沼や池、川に住んでいる日本の代表的なカメです。川がコンクリートで護岸され、沼地が埋められたり干上がっ
 たりしてしまった今では、ほとんどいなくなりましたが、ひと昔前までは、子供たちに人気のあったペットでし た。時折、早野の上池な
 どで甲羅干ししているのを見かけるこ とがあります。 
 

26.アカマツとハルゼミ
 ハルゼミは、4月すぎに地中から出てきて、松林の中で「いい季節だよ、力ルルル、ー番のりだよ、ミーンミーン」と鳴きます。マツ
 は、15年戦争の終りごろ、松根油をとるためにたくさ ん切り倒されました。残った木もマックイムシなどの害虫にやられて、急速に滅
 りました。松林がなくなったので、今はも う、ハルゼミを見ることができません。
 

27.王禅寺の草競馬
 この公園の南側にそって、一本の道が通っています。昔は、王禅寺の境内だったところですが、小山の背になっていて、北側斜面(今の
 公園)には田んぼが、南側には畑がありました。 この道で、大正時代、農作業のひまな時期に、草競馬が行われていたといいます。
 馬は、農作業になくてはならない動力でしたが、草競馬は、農閑期(1~3月ごろ)に人も馬も一緒に楽しんだ螺楽でし た。 今も、こ
 の馬場道の地面にたってみると、馬が土をけってかける音や、馬に声援を送る村人のかん声が聞こえてくるかも しれません。
 

28.カワトンボ
 カワトンボは、きれいな流れがある所では、どこでも見かけることができます。長さ4センチほどの、金緑色の細い胴体のトンボです。
 黒川の三沢川、栗木の片平川か流れ出すところでは、たくさん見かけたものでした。
 

29.サワガニ
 甲羅の大きさが1.5センチぐらいで、緑茶色や掲色のこの小さなカニは、水のきれいな小川や、わき水の岸辺に住んでい ます。サワガ
 ニの名のとおり、山の沢にたくさんいます。麻生区内には、鶴見川や多摩川につながる川の源流がいくつもありましたから、サワガニも
 いました。今はその源流が殆どなく なり、サワガニの姿もまれになりました。
 

30.亀井六郎と僧兵
 亀井六郎は義経四大王の一人といわれた鎌倉時代の武士で、月読神社近くの亀井原にその館の跡があります。今は警察団地になっていま
 す。弓の名人で、亀井館から能ケ谷の真光寺川の橋をねらって射た矢が見事命中したので、その橋は矢崎橋と呼ばれるようになったと伝
 えられています。栗木や町田広袴にも亀井の地名があり、六郎の領地の広さを示しています。亀井六郎は義経に従って、奥州高館で討死
 をとげたといわれています。
 

以上で、その2.王禅寺ふるさと公園の整理は終了です。
その3.では上水道関係他の蓋を整理します。

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埼玉県狭山市のマンホール蓋(その2)上水道関係他

2023-08-28 11:37:00 | マンホール蓋

※2022.08.28更新 防火貯水槽の蓋1枚、仕切弁の蓋1枚、災害対策用設備に係わる蓋7枚を追加しました。

今回は、狭山市で出会った上水道関係他の蓋を中心に整理します。

最初は、消防関係で消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。
こちらは消火栓の蓋です。
消防車を背景に、狭山市公式イメージキャラクター「おりぴぃ」が消火活動を始めようとしているようです。
左右の蓋では、消防車のタイプが違っているようです。
 
こちらは、他の自治体等で見かけない蓋です。
左蓋は双口消火栓、右蓋は単口消火栓の形をデザインしているようです。
 
こちらは、消防士が消火活動中のデザインです。

こちらの消火栓蓋は、規格模様と言って良さそうです。
  
 
以降は、角蓋です。
古そうな角蓋ですが、こちらの蓋の章は「水」の文字(上部)と市章(下部)が組み合されています。
  
 
こちらは、縦型の蓋です。
  

狭山市消防本部は、昭和41年11月に開設されました。その後、埼玉県消防広域化推進計画に伴い平成25年4月埼玉西武消防組合が埼玉県所沢市、入間市、狭山市、飯能市、日高市の5市により組織された事により解散となりました。

次は、防火貯水槽の蓋です。
古そうな蓋から整理してみます。
  
  
 (2026.08.28追加)

  
  
 
こちらの蓋は、埼玉西武消防局と書かれています。

次は、上水道関係の仕切弁の蓋です。
こちらは、他の自治体等で見かけない、仕切弁の形をデザインした蓋のようです。

こちらは、サイズが小さな蓋です。
  
 
(2023.08.28追加)
こちらは、サイズが大きな蓋です。
  
  

こちらは角蓋です。
  

こちらの蓋にはSVと書かれていますが、ソフトシール弁と思われます。
  
 

こちらは、バタフライ弁です。
 

こちらは、制水弁の蓋です。
 
制水弁に関しては、下記のように「水」のマークの一般的な蓋は見付かりましたが、今のところ狭山市のマークのある蓋は上記の二種類しか見つかっていません。

こちらは、空気弁の蓋です。
こちらは、他の自治体等で見かけない、空気弁の形をデザインした蓋のようです。

上記以外にも色々見つかりました。
  
 
こちらは角蓋です。
 
 

こちらは、排水弁の蓋です。
  

こちらは、排水室と書かれた角蓋です。

こちらは、排泥弁の蓋です。
 
こちらは角蓋です。

他にも以下の種類の蓋が見つかりました。
こちらは、流調弁の蓋です。
 
こちらは、調整弁の蓋です。

こちらは、逆止弁の蓋です。

こちらは、排気弁と書かれたかなり古そうな蓋です。

こちらは、減圧弁と書かれた蓋です。三方向に出っ張りがありしっかり止められています。

こちらは、流量計と書かれた蓋です。上記同様に三方向に出っ張りがありしっかり止められています。

こちらは、量水器の蓋です。
こちらの蓋の章は「水」の文字(上部)と市章(下部)が組み合されていますので、古い蓋と思われます。
 

こちらは、狭山市中部備蓄倉庫付近に設置されている災害対策用設備に係わる蓋です。
こちらは全景です。

左蓋は「緊急遮断弁室」、右蓋は「給水室」の表記があります。
 (2023.08.28追加2)
左蓋は「浸透井」、右蓋は「非常用消火栓室」の表記があります。
 (2023.08.28追加2)

こちらは、狭山市東部備蓄倉庫付近に設置されている災害対策用設備に係わる蓋です。
こちらは全景です。

左蓋は「緊急遮断弁」、右蓋は「給水栓」の表記があります。
 (2023.08.28追加2)
こちらは「消火栓」の表記があります。
(2023.08.28追加)

こちらは、水富交番裏で見かけた飲料水兼用耐震性貯水槽設備に係わる蓋です。
下の写真は、緊急遮断弁装置です。

左蓋は給水室の蓋、右蓋は緊急遮断弁室の蓋です。
 

こちらは、狭山市駅近くの踏切の側で見つけた電防と書かれた蓋です。

最後は、公共基準点の蓋です。
左蓋は2級公共基準点、右蓋は1級公共基準点ですが、デザインの違いはありません。
 

以上で、その2.上水道関係他の整理は終了です。
次回その3.では狭山市内で見つけた他自治体の蓋を整理します。



 

 

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埼玉県所沢市のマンホール蓋(その4)上水道関係他

2023-08-24 12:00:34 | マンホール蓋

※2023.08.24更新 亀甲模様の仕切弁蓋1枚を追加しました。
※2023.01.29更新 古い仕切弁蓋と泥吐弁蓋を各1枚追加しました。
※2022.08.15更新 古い消火栓蓋と仕切弁蓋を各1枚追加しました。
※2022.05.06更新 古い消火栓角蓋1枚、区域弁と書かれた蓋1枚を追加しました。
※2020.08.07更新 古い消火栓角蓋と排水栓蓋を追加しました。
※2020.06.06更新 写真サイズを統一し、現時点迄に撮ったマンホール画像を反映しました。

その4.では、上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋です。
こちらの蓋は、市のマスコットキャラクタ「トコろん」が消防活動をするデザイン蓋です。
左右の蓋で、色々な場所で「・」の位置や数が少し違います。
 
こちらは、消防車のタイプが違っています。

こちらの蓋は、消防士が描かれています。
こちらも左右の蓋で、消防士や消防車、ホースの形状などの違いがあります。
 
こちらは、上記と同じデザインの角蓋です。
左右の蓋で、色々な場所で「・」の位置や数が少し違います。
 
こちらも上記とはデザインが少し違います。

こちらの消火栓蓋はかなり古そうです。
いずれの蓋にも「D」の文字が表記されていますが、この「D」の文字が何を意味しているのか不明ですが、蓋によって標記の位置が少しづつ違います。
こちらは、左下に「D」の文字があります。

こちらは、右下に「D」の文字がありますが表記位置が少しずつ違っています。 
 (2020.08.07追加)
(2022.05.16追加)
こちらの蓋には、開閉穴付近に「←(矢印)」がありません。
(2022.08.15追加)

他にも、他自治体で見かける消火栓蓋もありました。
 
なお、防火貯水槽の蓋は撮っていないようなので、次回出掛ける時には確認しようと思います。

以降は、上水道関係の蓋を整理します。
最初は仕切弁の蓋です。
こちらも、かなり古そうな蓋です。
 

 (2023.01.29追加)

こちらの蓋は、上記と同様のデザインですが外の▢枠にはっきりとした溝がついています。
(2022.08.15追加)
こちらは、一般的に見かけるタイプの蓋です。
  
 
こちらの蓋には「区域」の表記があります。

こちらの蓋には「区域弁」の表記があります。
(2022.05.16追加)
こちらは、マンホールサイズの蓋です。同じ仕切弁でも用途に違いがあるのかも知れません。
 
(2023.08.24追加)

こちらは制水弁の蓋です。
こちらも、かなり古そうな蓋です。新しいタイプの蓋は見かけませんでした。
  

次は空気弁の蓋です。
こちらの蓋は、市のマスコットキャラクタ「トコろん」が大きく描かれたデザイン蓋です。

こちらは、かなり古そうな蓋です。

ちょっと見ずらいですが、こちらの蓋は前出蓋の「空気弁」の文字と比べ微妙に違います。
また、こちらの蓋には「D」の文字が左蓋は左上、右蓋は右下にあります。
 
こちらは、消火栓蓋でも見るタイプの蓋です。
  
マンホールタイプの蓋もありました。
 
こちらは、Φ900径の蓋です。

次は排水栓の蓋です。
こちらの蓋は、市のマスコットキャラクタ「トコろん」が大きく描かれたデザイン蓋です。

こちらの蓋は、他自治体ではあまり見かけないタイプです。
(2020.08.07追加)
こちらは、他の自治体でもよく見るタイプの蓋です。

次は泥吐弁の蓋です。
左蓋は仕切弁や制水弁の古いタイプと同様です。

右蓋は「泥吐弁」の表記の下に「ソフト」と表記されています。 
 (2023.01.29追加)

こちらは、止水栓の蓋です。
左蓋が、ちょっと変わったデザインなので掲載しました。
 

こちらは、量水器の蓋です。
こちらも古そうなので、掲載する事にしました。
 

こちらは、不凍栓と書かれた蓋です。

こちらの蓋には、「地中線路」とかかれています。
以下の「地中線」、「地中電線路」と合わせて用途が判りません。
   
こちらは、「地中線」と書かれています。

こちらは、「地中電線路」と書かれています。
 

こちらの蓋には、「水道電防」と書かれています。
蓋の中には、水道管の電蝕防止の仕組みが入っているのでしょうか。

こちらは、「所沢市」、「上水道」と書かれたΦ900径の蓋です。
用途は判りません。

こちらは、「所沢市」、「水道部」と書かれています。
こちらも用途が不明です。


こちらは、排気弁と書かれた古そうな蓋です。
有楽町内で見つけましたが、もしかしたら下水道関係の蓋かも知れません。

こちらは、沈殿槽と書かれた蓋です。
狭山ヶ丘地区で2枚見つけましたが、こちらも下水道関係の蓋かも知れません。

こちらは、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。
蓋の中央には、市制施行50周年を記念して制定された市のシンボルマークが表示されています。
デザインは、所沢市の魅力の一つでもある「狭山丘陵」や「日本の航空発祥の地」を素材として、緑豊かな未来都市への飛翔をイメージし、飛行機をベースに色は青い空と武蔵野の緑を表しています。
 
こちらのシンボルマークはノンカラーです。
 

こちらは、災害用マンホールトイレですの蓋です。
宮前小学校と山口小学校前の道路上で見つけました。

最後は、公共基準点の蓋です。
左蓋は1級、右蓋は2級です。
 

以上で、その4.上水道関係他の蓋の整理は終了です。

 

 





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埼玉県所沢市のマンホール蓋(その2)公共下水道関係(規格模様蓋他)

2023-08-23 22:17:11 | マンホール蓋

※2023.08.23更新 JIS規格模様1枚を追加しました。
※2022.08.13更新 JIS規格模様1枚、亀甲模様の耐圧形式の蓋1枚、側溝の枡蓋1枚を追加しました。
※2022.03.25更新 グレーチングタイプの親子蓋、JIS規格模様の用途記載なしの小型蓋の2枚を追加しました。
※2021.12.06更新 中央がデフォルメされた「所」のコンクリート蓋1枚、小型のJIS規格模様の蓋1枚を追加しました。
※2021.09.03更新 JIS規格模様2枚、コンクリート製の蓋1枚、小型蓋1枚を追加しました。
※2021.05.27更新 JIS規格模様2枚、スリップ防止模様2枚、亀甲模様1枚を追加しました。
※2020.08.07更新 変形JIS規格模様の雨水蓋を追加しました。
※2020.06.04更新 公共下水道関係をデザイン蓋・規格模様蓋・企業CM蓋に分類分けし、写真サイズの統一、現時点で最新のマンホール画像を反映しました。

その2.では、公共下水道の規格模様蓋や枡蓋を整理する事にします。
規格模様蓋では、一般的に中央に市章が表記されていますが、市章のデザインが微妙に違う蓋がありますので、こんな違いを探すのもマニアックな楽しみの一つと思います。

それでは、最初はJIS規格と呼ばれる蓋です。
こちらには用途記載がありません。
 (2021.09.03追加)
  
  
 (2022.08.13追加)
こちらの蓋は、用途記載が削られているようです。
 
こちらの蓋には、蓋の上部や下部に記号が表記されています。
左は上部に「H」下部に「PAT」、右は上部に「2H」とあります。
 
こちらは、左は上部に「2H」下部に「PAT」、右は上部に「PAT」下部に「2H」と逆転しています。
 
こちらは、左は上部に「2H」下部に「PAT」ですが、中央の市章の位置がずれています。

こちらは、左は上部に「MD」とあります。
(2021.5.27追加)
こちらは、枠付きの蓋です。
右蓋は、Φ900径です。
 
こちらはコンクリート枠です。
 (2021.09.03追加)

こちらは、Φ900径の親子蓋です。
 
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは枠付きです。
右蓋は、Φ900径です。
 
こちらは、Φ1200径の親子蓋です。

こちらは汚水蓋です。
  
 
(2023.08.23追加)
こちらは枠付きです。
 
こちらは「汚水」と書かれています。


こちらは浸透井蓋です。
左蓋は「浸透」、右蓋は「浸透井」と表記されています。
 
こちらは枠付きです。
 

こちらの蓋は、上記の模様に比べ同心円が一つ多く三重となっています。
こちらの蓋は、枠付きで用途記載はありません。

こちらは雨水蓋です。
(2021.5.27追加)

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
左蓋と右蓋は共にΦ900径です。
 (2021.5.27追加)
こちらは親子蓋です。

こちらは、耐圧形式の雨水蓋です。
(2022.08.13追加)

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらはΦ900径の雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
右蓋は、Φ900径です。
 

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
上部の記号は、左2桁が年度(西暦下二桁)、次の4桁は耐荷重量(T-25)、右は製造会社のマークです。
製造会社は、マークから日之出水道機器㈱と思われます。

こちらは汚水蓋です。
見ずらいですが、こちらもマークから日之出水道機器㈱と思われます。
 (2021.5.27追加)
こちらの蓋は、マークから日本鋳鉄管㈱ と思われます。
 

次は、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
こちらは用途記載がありません。
  
こちらは親子蓋です。
(2022.03.25追加)

こちらは雨水と表記されています。
 

こちらは浸透井と表記されています。

次は、コンクリート製の古い蓋です。
こちらの蓋は、中央が市章の代わりにデフォルメされた「所」となっています。
市の担当部署にお尋ねしましたが、子細な経緯は不明との事でした。ただ、以降の中央に市章が入ったコンクリート製の蓋よりも古い時代に設置されたのではとの事でした。
  (2021.12.06追加)
こちらの蓋は、1959年頃から設置開始された蓋のようです。
 
こちらのタイプは、他の自治体でも見かけますが上記の蓋と同じ頃に設置開始されたのでしょうか?
左右蓋の蓋では、市章の「野老(ところ)」の葉の切れ込み角度が違うように見えます。
 (2021.09.03追加)

上記の模様に分類できない蓋もありました。
こちらは幾何学模様と言って良いでしょうか。

こちらは、碁盤の目のような模様です。

こちらは、変形JIS規格模様とでも呼びましょうか。
市章の下に「雨水」とあります。
 (2020.8.7追加)

以降は、小型マンホール蓋の整理です。
最初は、最近見付けた蓋です。
中央は、市章に代わり「トコろん」となっています。

次は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
(2021.12.06追加)
こちらの蓋は、用途記載欄が削られているようです。
(2022.03.25追加)
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは汚水蓋です。
 

次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらには用途記載がありません。
 
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 

次は、ひし形模様の用途記載のない蓋です。
(2021.09.03追加)

最後は、コンクリート製の蓋です。
右蓋の中央は、市章ではなく「市」とありますが、所沢市の蓋かは未確認です。
 

以降では、側溝枡の蓋を整理します。
こちらの蓋には、市の木「いちょう」の葉が対でデザインされています。
 (2022.08.13追加)
こちらは、最も新しいタイプの蓋のようです。
見ずらいですが、中央に市章が入っています。

その他にも、次のような蓋がありました。
 
こちらは、コンクリート製です。
 

以上で、その2.公共下水道関係(規格模様蓋他)の整理は終了です。

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埼玉県所沢市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係(デザインマンホール蓋)

2023-08-22 15:54:12 | マンホール蓋

※2023.08.22更新 「音まち所沢」のロゴマークのデザイン蓋を2枚を追加しました。
※2023.03.25更新 所沢駅西口入口交差点の歩道に設置された「戦国滝の城まつり」をモチーフにした秋バージョンの蓋1枚を追加しました。
※2023.01.28更新 令和4年度「下水道の日」ポスター作品コンクール受賞作の2種類のマンホール蓋を追加しました。
※2023.01.18更新 2022年11月19日に開催された「第10回マンホールサミットin所沢」で配布開始された「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をテーマとした英語版マンホールカードを2枚追加しました。
※2022.09.31
更新 埼玉西武ライオンズ関係の蓋を「その1」から削除し、「その1続」を新たに作り移動しました。
※2022.08.12更新 埼玉西武ライオンズのデザイン蓋3枚、他1枚を追加しました。
※2022.04.25更新 令和3年度「下水道の日」ポスター作品コンクール受賞作の2種類のマンホール蓋を追加しました。
※2022.03.25更新 所沢市上下水道局のイメージマスコット「しずくちゃん」と「トコろん」がコラボしたデザイン1種類、中央が市章の用途記載が無い親子蓋1枚、第16弾のマンホールカード2種類を追加しました。
※2021.12.01更新 所沢市上下水道局のイメージマスコット「しずくちゃん」と「トコろん」がコラボしたデザイン2種類、「ポケふた」は3種類、栗山巧外野手通算2000本安打を達成の記念蓋5種類など17種類の蓋を追加しました。
※2021.09.29更新 「戦国滝の城まつり」をモチーフにした春・夏・秋・冬仕様の四種類デザインマンホール蓋を追加しました。
※2021.09.03更新 埼玉西武ライオンズのマスコット「レオ」と所沢市のゆるキャラ「トコろん」がコラボするプレートタイプの蓋2枚を追加しました。
※2020.11.06更新 市制70周年記念ガンダムデザイン蓋2種類、他5枚追加しました。
※2020.08.07更新 中央の市章が「トコろん」の雨水蓋を追加しました。
※2020.06.03更新 公共下水道関係をデザイン蓋・規格模様蓋・企業CM蓋に分類分けし、写真サイズの統一、現時点で最新のマンホール画像を反映しました。
※2019.10.09更新 構成の変更、現時点で最新のマンホール画像を反映しました。

所沢市の経緯は、昭和25年11月3日に市制施行により所沢町から県内で8番目の市として所沢市が誕生しました。その後、昭和30年に三ヶ島村と柳瀬村を吸収合併し、現在に至っています。

所沢市は、埼玉県の南の端にあり東京都と接しています。市の形は、北側に頂点をもつ三角の形をして、北東部は三芳町、新座市、北部は川越市、狭山市、北西部は入間市、南部は東京都の清瀬市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、西多摩郡瑞穂町と接しています。面積は72.11平方キロメートル、令和2年4月末日現在で人口は34.4万人強、世帯数は16.2万世帯強です。

市章は、所沢の地名のおこりとなったといわれるヤマノイモ科のつる草の「野老(ところ)」の葉を図案化したものです。まわりはカタカナのワを3つあわせたもので、「和」をモットーにした市づくりへの願いがこめられています。(昭和30年11月3日制定)

また、市制施行50周年を記念して、市のシンボルマークが制定されました。
デザインは、所沢市の魅力の一つでもある「狭山丘陵」や「日本の航空発祥の地」を素材として、緑豊かな未来都市への飛翔をイメージし、飛行機をベースに色は青い空と武蔵野の緑を表しています。

市の花は「茶の花」、市の木は「イチョウ」、市の鳥は「ヒバリ」です。(以上は、所沢市HPより)

私は所沢市と言えば、子供たちと一緒に出掛けている所沢航空記念公園、埼玉西武ライオンズや西武遊園地などが思い浮かびます。
所沢航空記念公園は、飛行場の跡地に整備された昭和53年3月に開園した県営公園です。明治44年(1911年)4月1日、所沢に日本初の飛行場が開設され、5日の早朝に徳川好敏大尉がアンリ・ファルマン機で飛揚したようです。

こちらは、西武遊園地で開催されたイルミネーション(写真は2013年)です。

所沢市の公共下水道は、早期に下水道が整備された所沢地区・ 緑町・小手指町の一部などは合流式で整備されているようですが、現在は全域で汚水と雨水を別々の管で流す分流式に整備を進めているようです。
市域の汚水は、荒川右岸流域下水道に接続し和光市にある新河岸川水循環センターで最終処理されるようです。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理の前に所沢市が配布するマンホールカードを紹介します。
所沢市は、2016年4月1日に第1弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
ご当地キャラクターとプロ野球マスコットがコラボレーションする日本初のマンホール蓋です。西部プリンスドームを背景に、埼玉西武ライオンズのマスコット「レオ」が投げて、所沢市のゆるキャラ「トコろん」が打つ!夢の対決がマンホール蓋上で実現しました。 「トコろん」は、市の鳥「ひばり」と、航空発祥の地であることにちなんだプロペラ飛行機をイメージして考案されました。 「レオ」はかの有名な漫画家、故・手塚治虫さんによりデザインされ、昭和53年から球団マスコットとして、活躍中です。所沢市は、子ラブマンホール蓋で市と埼玉西武ライオンズをPRし、盛り上げていきます。

現在、西武プリンスドームの名称はメットライフドーム、そして2022年度からはベルーナドームと名称変更になっています。
古くは西鉄ライオンズ、太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズと変遷してきたチームです。

さらに、2018年8月11日に第8弾として2種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
市の木「いちょう」の葉が舞う中、市のイメージマスコット「トコろん」が「アンリ・ファルマン号」とランデブー飛行をしている、航空発祥の地、所沢の空をイメージしたマンホール蓋です。「トコろん」は、市の鳥「ひばり」をモチーフに、航空発祥の地にちなんだプロペラ機をイメージして考案されました。「アンリ・ファルマン号は、所沢市に日本初の飛行場が開設された明治44年に、徳川好敏大尉が実験飛行を行い成功した飛行機です。「トコろん」と「アンリ・ファルマン号」が自由に空を飛び回る、そんな所沢の空を思い描いてみました。

さらに、2022年1月15日に第16弾として2種類のマンホールカードの配布を始めました。
所沢市は、令和2年11月3日(火曜)に市制施行70周年を迎えます。
これを記念し、市内在住の漫画家・アニメーター・アニメ監督の安彦良和氏に依頼し、同氏の代表作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をテーマにするマンホールカードです。
 (2022.03.25追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
令和2年度の市制施行70周年を記念して、所沢市と株式会社KADOKAWAが共同作成したマンホール蓋です。 所沢市在住の漫画家・アニメ監督の安彦良和氏の代表作「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」から主要キャラを描き下ろした「アムロ・レイとガンダム」のデザインで、 着色や線の太さなど、鋳物のマンホール蓋の特色を生かして描かれた貴重な作品です。 本マンホール蓋は、所沢駅東口に設置されています。 また、国内最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」に隣接する公園内には「シャア・アズナブルとザク」のマンホール蓋が設置されていますので探してみてください。

 (2022.03.25追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
令和2年度の市制施行70周年を記念して、所沢市と株式会社KADOKAWAが共同作成したマンホール蓋です。 所沢市在住の漫画家・アニメ監督の安彦良和氏の代表作「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」から主要キャラを描き下ろした「シャア・アズナブルとザク」のデザインで、 着色や線の太さなど、鋳物のマンホール蓋の特色を生かして描かれた貴重な作品です。 本マンホール蓋は、国内最大級のポップカルチャー発信拠点「ところざわサクラタウン」に隣接する公園内に設置されています。 また、所沢駅東口には「アムロ・レイとガンダム」のマンホール蓋が設置されていますので探してみてください。

こちらは、2022年11月19日に開催された「第10回マンホールサミットin所沢」で配布開始された上記「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をテーマとしたマンホールカードの英語版です。
こちらは、「アムロ・レイとガンダム」のデザインです。
 (2023.01.18追加)
こちらは、「シャア・アズナブルとザク」のデザインです。
 (2023.01.18追加)

それでは、マンホール蓋の整理に入ります。
所沢市は、あらゆる世代の市民や市内を訪れる方に、うるおいと安らぎ、そして活力を与える「音楽のあるまちづくり」(=略称「音まち」)を推進しています。市では、「音楽のあるまち(=音まち)・所沢」にふさわしい音楽行事、音楽団体(個人)や店舗等について、「音まち推奨制度」を実施しています。(所沢市HPより)
こちらは、「音まち推奨」のロゴマークのマンホール蓋です。
西武新宿線・航空公園駅のロータリー歩道に設置されています。
 (2023.08.22追加)
こちらは色違いの蓋です。
所沢市民文化センター「 ミューズ」前の歩道に設置されています。
 (2023.08.22追加)

こちらは、令和3年11月に設置されたデザイン蓋です。
「地球のために。未来のために。環境に配慮したまちづくりを目指し、みんなで力を合わせよう!」との熱い思いが込められています。
所沢市上下水道局のイメージマスコット「しずくちゃん」と「トコろん」がコラボしたデザインで、所沢市が目指す「ゼロカーボンシティ」の文字が表示されています。
こちらの二種類の蓋は、航空公園駅東口のロータリー歩道に設置されています。
 (2021.12.01追加) 
 (2021.12.01追加)
こちらは、所沢駅東口・ロータリー歩道に設置されています。
(2022.03.25追加)

こちらも最近撮った「木漏れ日トコろん」のデザイン蓋です。
こちらの蓋は、「所沢市観光情報物産館YOT-TOKO」の敷地内に設置されています。
(2021.12.01追加)

こちらは、令和3年11月に設置された埼玉県内初となる「ポケットモンスター」のデザイン蓋です。
設置された「ポケふた」は3種類で、「カイリュー」、「ハクリューとエアームド」、「ミニリュウとアーマーガア」が所沢市のさまざまな景観をイメージして描かれています。
こちらは、所沢航空記念公園内の航空発祥記念館前に設置された「カイリュー」です。
 (2021.12.01追加)
こちらは、所沢市観光情報物産館YOT-TOKO内に設置された「ミニリュウとアーマーガア」です。
 (2021.12.01追加)
こちらは、所沢駅西口前に設置された「ハクリューとエアームド」です。
 (2021.12.01追加)

所沢市は、下水道マンホールを活用して、地域の文化芸術の発展に寄与するため、「戦国滝の城まつり」をモチーフにした春・夏・秋仕様のデザインマンホール蓋を令和2年11月、冬仕様のデザインマンホール蓋を令和3年4月に滝の城址公園内の道路に設置しました。

蓋には、「埼玉県指定史跡 滝の城址 滝の城は太田道灌が15世紀後半に江戸城・河越城の中間地点に築城しました。時代は下り1590年天正18年に豊臣秀吉による、小田原攻めにより浅野長政勢の攻撃を受けて落城しました。現在も往時の遺構が良く残っています。」との説明が書かれています。

蓋のデザインは、本丸跡に祀られる城山神社の前に「戦国滝の城まつり」のイメージキャラクター「タキジョーくん」(幟旗の家紋は「三つ盛鱗」後北条氏の家紋です)と「滝まるくん(犬)」を中心に、背景は春バージョンは桜と新緑の鎮守の森、夏バージョンは深緑の鎮守の森、秋バージョンは紅葉の鎮守の森、冬バージョンは小雪が舞うの鎮守の森が描かれています。
春バージョン
 
夏バージョン
 
秋バージョン
 
こちらは、所沢駅西口入口交差点の歩道で撮りました。
上記と比べ、用途記載が「雨水」で蓋の枠やプリントの色合いが違うように思います。
(2023.03.25追加)
冬バージョン
 (2021.09.29追加)

こちらは、第16弾のマンホールカードにデザインされたマンホール蓋です。
令和2年11月6日、ところざわサクラタウンのグランドオープンに合わせ設置されました。
こちらの蓋は、所沢駅東口ロータリー歩道内に設置されています。
 
もう一つの蓋は、ところざわサクラタウンのお隣りにある東所沢公園内に設置されました。
 
なお、令和2年11月6日(金曜)から11月15日(日曜)までの間、ところざわサクラタウンでこの2種類のマンホール蓋が特別展示されました。
 (2020.11.06追加)

次は、第8弾のマンホールカードとなったデザインマンホール蓋です。
デザインは、「トコろん」が「アンリ・ファルマン号」とランデブー飛行をしている様子です。
マンホールカードの座標点の蓋は、所沢市上下水道局庁舎前の歩道に設置されています。
左蓋は、「ところざわ」の文字の背景色が白ではありませんが、最初から無いのか?落ちてしまったのか?どちらでしょうか。
 
こちらは親子蓋です。
新しく出来た「所沢市観光情報物産館YOT-TOKO」の敷地内に設置されています。
こちらの蓋は既に交換され、下記の埼玉西武ライオンズの蓋に変わっています。
(2021.12.01追加)
上記蓋は、こちらの埼玉西武ライオンズの蓋に交換されました。
 (2022.08.12追加)
こちらの蓋には、「おすい」と表示されています。

こちらは、市の木「イチョウ」の葉が黒で塗りつぶされています。
  
こちらの蓋は、トコろん、イチョウの葉、雲の位置や大きさが違っています。


こちらは、上記デザインをシールタイプに焼き直し、既存の蓋に貼っているようです。
「アンリ・ファルマン号」の下にある二つの雲のような形の中に、左は「ところざわ」、右は用途(「うすい」、「おすい」、「しんとう」)と平仮名で書かれています。
これらの蓋は、西武新宿線・航空公園駅東口・ロータリーに設置されています。
こちらは角型枠の蓋で、左蓋は「うすい」、右蓋は「おすい」と書かれています。
 
こちらの蓋には「しんとう」と書かれています。

こちらは一般的なマンホール蓋です。
長く踏まれた為か、元のマンホール蓋のデザインがシール面に浮き出ています。

所沢市は日本で初めて飛行場が出来た「航空発祥の地」です。
今は、跡地が「所沢航空記念公園」(埼玉県営)として県民の憩いの場所となっています。
公園内にある「所沢航空発祥記念館」は、航空機の原理や航空技術、歴史などを多数の実機や映像などを交えて、楽しみながら理解できる複合型施設となっています。

次は、下水道事業のイメージアップと、所沢市民文化センター「ミューズ」の更なるPRのために、所沢市とミューズが「マンホール蓋デザインプレートに関する協定」を締結し、2017年12月に航空公園駅からミューズへ向かう右側歩道に10個(全9種類)の ミューズオリジナルデザインマンホールが設置されましたので、こちらの蓋を駅側からミューズに向かい設置順に整理します。

デザインは各ホールの客席内に加え、冬の風物詩であるイルミネーションの様子や、ミューズで販売しているオリジナルポストカードのイラストになっているようです。
         

所沢市では、9月10日の「下水道の日」にちなみ、市内小学校の児童を対象に、下水道の理解と関心を深め、下水道のイメージアップを図るため、ポスター作品コンクールを行っています。
コンクールで、所沢市上下水道事業管理者賞を受賞した低学年の部と高学年の部それぞれ1作品のデザインを採用した下水道マンホール蓋が所沢駅東口歩道に設置されます。

次は、この受賞作のマンホール蓋の整理です。
こちらの蓋は、前年度受賞作のマンホール蓋と交換されるようで、現在は令和4年受賞作のマンホール蓋が設置されています。
 (2023.01.28追加)
こちらは、令和3年度の受賞作のマンホール蓋です。
 (2022.04.25追加)
こちらは、令和元年度の受賞作のマンホール蓋です。
 
こちらは、平成30年度の受賞作のマンホール蓋です。
 

次は、2019年5月に所沢市上下水道局前の歩道に設置された、夜になると発光するイルミネーションマンホール蓋です。
このイルミネーションマンホールは、夜になるとマンホールの蓋が発光し道標といった機能を発揮する全国に先駆けて実施した事業で、公道上のマンホールを発光させる取り組みは全国で初めてになるようです。
デザインは、虹に飛ぶ「トコろん」で、所沢市と開発に加わった日之出水道機器㈱の名称とQRコードが表示されています。
 
現在は、こちらのデザインの蓋に替わっています。
(2020.11.06追加)

以降は、古くから設置されているデザインマンホール蓋の整理です。
最初は、1989年から設置開始されたカラーデザイン蓋です。
デザインは、狭山丘陵を飛行する「アンリ・ファルマン号」、その上部を市の木「イチョウ」の葉が取り囲み、さりげなく市の花「茶の花」、市の鳥「ヒバリ」が配置されています。
こちらの蓋には、用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
左右の蓋で色合いが異なりますが、色あせによるものか、制作時のからの違いなのかは不明です。
 
こちらは汚水蓋です。
 
こちらは浸透井の蓋です。
(2021.12.01追加)
なお、これまで上記蓋のノンカラー版は見たことがありません。

次は、1998年から設置開始されたデザイン蓋です。
デザインは、中央に市章、市章の周りには「アンリ・ファルマン号」3機が取り囲み、その周りを市の木「イチョウ」の対葉が配置されています。

こちらのデザイン蓋は、開閉部のタイプが違う幾つかの蓋がありますので、タイプ別に整理します。

タイプ1.
こちらは用途記載がありません。
 (2022.03.25追加)
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 
(2021.12.01追加)
こちらは浸透井蓋です。

こちらの蓋には、中央の市章と左下の「ところざわ」の文字が無くなっています。想像ですが、こちらは公共下水道の蓋ではなく、民間企業が代用した蓋と思われます。


タイプ2.
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 

タイプ3.
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。

こちらは浸透井の蓋です。


タイプ4.
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。


タイプ5.
こちらは用途記載がありません。

次は、上記と同じデザインですが、中央の市章が「トコろん」に置き換わった蓋です。
また、「トコろん」はノンカラーとカラーの2タイプあります。
上記同様、開閉部のタイプが違う幾つかの蓋がありますので、タイプ別に整理する事にします。

タイプ1.
こちらには用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
漢字の「雨水」表記となっています。

こちらは汚水蓋です。


タイプ2.
こちらには用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
左蓋は「うすい」、右蓋は「雨水」と表記されています。
 
こちらは汚水蓋です。

こちらは浸透井の蓋です。
(2022.08.12追加)

タイプ3.
こちらは用途記載がありません。
左蓋は「トコろん」がカラーです。右蓋は「トコろん」がノンカラーの親子蓋です。
 (2020.11.06追加)
こちらは雨水蓋です。
右蓋は「トコろん」がカラーです。
 (2020.08.07追加)
こちらの蓋は「雨水」と書かれています。
 
こちらは汚水蓋です。
右蓋は「トコろん」がカラーです。
 
こちらは浸透井の蓋です。


タイプ4.
こちらは用途記載がありません。
右蓋は「トコろん」がカラーです。
 
こちらは雨水蓋です。
「トコろん」がカラーで「うすい」と表記されています。
 
「雨水」表記で、右蓋は「トコろん」がカラーです。
 
こちらは汚水蓋です。
 

次は、小型のデザインマンホール蓋です。
中央に市章、その周りを県の木「いちょう」の葉が散りばめられたデザインです。
こちらは用途記載がありません。

こちらは浸透桝と書かれています。
見かけた蓋の大半に浸透桝と書かれていました。

最後は、所沢市上下水道局内に展示されていた蓋です。
(2021.12.01追加)
左蓋のレオとトコろんのコラボ蓋は上記の蓋に代わっていました。
 

以上で、その1.公共下水道関係(デザインマンホール蓋)の整理は終了です。

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