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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

東京都西多摩郡奥多摩町のマンホール蓋

2020-04-13 21:00:36 | マンホール蓋

※2020/04/13更新 カラーデザイン蓋などを追加し、写真サイズを統一しました。

奥多摩町は、昭和30年に古里村、氷川町、小河内村の3か町村が合併し誕生しました。
東京都の最北西端に位置し、全域が秩父多摩甲斐国立公園内にあります。また、東京都の10分の1に当たる 225.53平方キロメートルという広大な面積(面積の多くは山岳地帯)で、町の中心部には多摩川が西から東へと貫流しています。

その様な環境もあり、水と緑を大切にし、人と自然との調和した潤いのある町です。また、山村文化の伝承と生活様式が今でも保存され、郷土芸能の宝庫といわれているそうです。

町章は昭和35年4月1日制定され、「奥」の字を図案化したもので、上部の三角は山を示します。また、中心の円は奥多摩湖をつつみ町民の一円融和を、下部は町民すべてが協力して町を築きあげる意をあらわします。

町の花は「ミツバツツジ」、市の鳥は「ヤマドリ」、市の木は「スギ」です。(以上は、奥多摩町HPより)

奥多摩町と言えば、私は東京都の水源となる多摩川や奥多摩湖(小河内ダム)、都指定天然記念物「日原鍾乳洞」、美しい渓谷美を誇る「鳩ノ巣渓谷」が頭に浮かびます。
奥多摩湖(小河内ダム)

日原鍾乳洞


奥多摩町は、小河内地区は小河内浄化センター(町単独)で浄化処理され、奥多摩地区(川井地区から境地区の一部まで)は流域下水道に接続し、昭島市にある多摩川上流水再生センターで浄化処理されているようです。

前置きが長くなりましたので、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、中央に町章、周りに町の花「ミツバツツジ」、市の鳥「ヤマドリ」、市の木「スギ」を配した汚水のカラーデザインの親子蓋です。
こちらの蓋は、青梅街道を小菅村や丹波山村方面に向かう途中に架かる、蜂谷橋の少し手前にある公共トイレ前に設置されていました。

こちらは、ノンカラー蓋です。
 
 

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
蓋には用途記載がありません。

こちらは、スリップ防止用模様の蓋です。
蓋上部の記号は、左から製造年(西暦下二桁)、耐荷重量(T-14)、製造会社の日之出水道機器㈱のマークです。用途の表記は右下に「汚水」とあります。
 
こちらの蓋も上部の記号の並びは同様ですが、製造会社は日本鋳鉄管㈱のマークのようです。用途の表記は右下に「おすい」とあります。
 

次は、小型マンホールや雨水・汚水枡の蓋を整理します。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
左蓋は「汚水」とあります。右蓋は、東京都水道局桧村浄水所付近で見つけましたが、蓋には用途記載がありません。
 

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
いずれの蓋にも中央の町章の下に「お」とあります。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。汚水枡の蓋のようです。

こちらは、いずれも汚水蓋ですが、模様は何と表現したら良いのでしょうか。
 

以降は上水道関係の蓋になります。
奥多摩町は、平成22年4月1日に上水道事業を東京都水道局の上水事業に一元化しました。他の多摩地区の自治体と比べ一元化された時期が遅いので、奥多摩町の章やマークが入っている上水道関係の蓋(消火栓、仕切弁、制水弁、空気弁など)を少し多く見付ける事が出来ました。

最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。
こちらは、古そうな消火栓蓋ですが、残念ながら奥多摩町を示す章やマークがありません。

こちらの蓋には町章があります。
 

こちらは防火水槽の蓋です。

こちらは、制水弁蓋です。
  

こちらは、空気弁蓋です。
 

こちらは、量水器の蓋です。
他で見る蓋と少し形態が違っているので掲載しました。

そして、最後は「ケーブル枡」と書かれた蓋です。
他自治体では、電気・通信系統の蓋や電線共同溝(CCBOX)の蓋は良く見ますが、こちらの蓋も同様の用途なのでしょうか?

以上で、西多摩郡奥多摩町のマンホール蓋の整理を終了します。

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