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東京都国分寺市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-05-29 23:04:22 | マンホール蓋

2023.05.29更新 二種類目となるマンホールカード、JIS規格模様の蓋1枚、スリップ防止模様の蓋1枚を追加しました。
2022.11.08更新 「武蔵国分寺跡」の史跡指定100周年記念ロゴマークとキャッチフレーズがデザインされたカラーマンホール蓋、従来のデザイン蓋、規格模様のマンホール蓋・小型マンホール蓋、「集水」・「湧水」表示の蓋など50枚ほどを追加しました。

国分寺市の経緯は、明治22年町村制の施行により、10村(国分寺村、恋ヶ窪村、内藤新田、戸倉新田、本多新田、榎戸新田、野中新田六左衛門組、平兵衛新田、中藤新田、上谷保新田)が合併し国分寺村が誕生します。その後、町制施行により昭和15年北多摩郡国分寺町となります。そして、昭和39年11月3日市制施行により国分寺市が誕生し、今日に至っています。

国分寺市は、東京都の中心(重心)、いわゆる東京の「へそ」に位置し、東は小金井市、南は府中市と国立市、西は立川市、北は小平市に接しています。面積は11.46平方キロメートル、人口は令和2年2月1日時点で12.5万人強、世帯数は6.1万世帯強です。

市域は、大部分が武蔵野段丘上のほぼ平坦地です。段丘の南端は急激に下降して国分寺崖線をなし、立川段丘に連なります。この崖線のすぐ下を流れているのが野川です。崖は「ハケ」と呼ばれ、ハケ下の各所から豊かな湧き水が野川にそそいでいます。
首都近郊にあって武蔵野の面影を残す住宅都市として、また、水と緑に彩られた文化都市として、大きく飛躍しています。

市章は、国分寺の頭文字である「コク」をカタカナ円形に図案化し,円満団結を表現して中央に「分」を配しています。(昭和33年12月5日決定)

市の花は「サツキ」、市の木は「ケヤキ」です。(以上は、国分寺市HPより)

国分寺市の下水処理は、雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しているようです。
市域により二つの処理区に分け処理されるようで、一つは、東京都の流域下水道に接続し府中市にある北多摩一号水再生センターで処理され多摩川に放流されます。もう一つは、東京都の流域下水道に接続し国立市にある北多摩第二水再生センターで処理され多摩川に放流されます。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
小金井市は、二種類目となるマンホールカードを令和5年4月28日に第19弾として配布を始めました。
 (2023.05.29追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
聖武天皇は奈良時代に、諸国に国分寺の建立を命じした。 その中でも武蔵国には全国でも最大規模を誇る国分寺が建てられました。 このマンホールは2022年に武蔵国分寺史跡指定100周年となることを記念して、全国からロゴマークとキャッチフレーズを募集し、市民投票で選ばれたデザインです。 国分寺跡の「国」に中門と七重塔を配置したマークと、史跡を未来につないでいく想いを込めたフレーズは、100周年を祝うにふさわしい組合わせです。

こちらは、平成29年8月1日に第5弾として配布開始した最初のマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
日本初のロケット水平発射実験は、1955年4月12日、東京大学生産技術研究所の糸川英夫博士らによって国分寺市内(現・早稲田実業学校所在地)で行われました。 同実験から60周年を迎えた2015年、国分寺市は歴代のロケットを描いた12種類のマンホール蓋を製作し、JR国分寺駅北口から早稲田実業学校にある「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰碑へと続く歩道上に設置しました。 本デザインはその中の1つで、当時の実験に使用された全長23cmのペンシルロケットを描いたものです。ペンシルロケットはまさに日本の宇宙開発の原点であり、遥か宇宙を目指した先人たちの希望や情熱を現代に伝えています。 

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、マンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
こちらは、二種類目のマンホールカードに印刷されている蓋です。
市内に残る「武蔵国分寺跡」が国の史跡指定を受け令和4年は100周年の節目の年、市内では多くの「武蔵国分寺跡史跡指定100年記念事業」が実施されているようです。
また、記念ロゴマークとキャッチフレーズ(「天平の記憶 つないだ 100 年 つなぐ 100年 」)が選定されました。
(ロゴマーク)

こちらの記念ロゴマークとキャッチフレーズがデザインされたカラーマンホール蓋は旧本多家住宅長屋門前の「お鷹の道」に設置されています。
 (2022.11.08追加)

こちらは、一種類目のマンホールカードに印刷されている蓋です。
国分寺駅北口を出て、本町二丁目交差点から早稲田実業中・高学校に向かう歩道にロケットのデザインが12種類設置されていますが、そのうちの一つとなります。

それでは、ロケットマンホール蓋の散策です。
本町二丁目交差点より、進行方向右側の歩道に設置されていますので設置順に歩きます。
   
国分寺本町1丁目交差点を左折し、早稲田実業中・高学校に向かう坂道からは両側の歩道に設置されています。
   

こちらは、国分寺市イメージキャラクター「ぶんじほたる ホッチ」とペンシルロケットがデザインされ、上部には「60TH ANNIVERSARY PENCIL ROCKET」の文字と市章が描かれています。 
こちらの蓋も、国分寺駅北口を出て本町二丁目交差点から早稲田実業中・高学校に向かう歩道に設置されています。

また、早稲田実業中・高学校前には、日本の宇宙開発発祥の地碑と王貞治さんがホームラン756本の世界記録を達成し、国民栄誉賞を受賞した記念碑が見られます。
 

こちらの蓋は、国分寺市が市制50周年を記念して2014年11月3日に市の鳥として「カワセミ」を制定した記念事業として設置された「カワセミ」をデザインしたマンホール蓋です。
市役所南側の歩道にあります。

次は、以前から設置されているデザインマンホール蓋です。
市の花「サツキ」が大きく描かれています。
こちらは、蓋の上部に「国分寺」の文字が入っています。
花色は、左蓋は赤・白色、右蓋はピンク・白色のように見えますが、ピンクに見えるのは色あせによるものでしょうか。
 
こちらは、上部に「国分寺」の文字がありません。
(2022.11.08追加)
こちらは枠に模様があります。また、右蓋は「サツキ」の花色の配置が違っています。
 
こちらは、カラーとは言えませんが全体を白色でコーティングされた蓋です。


こちらは、ノンカラー蓋です。
蓋の上部に「国分寺」の文字があります。
上記のカラー蓋と比べ、「サツキ」の周囲に描かれている模様が二重になっている点と「サツキ」の凹凸が逆転しています。
 
こちらも上部に「国分寺」の文字がありますが、「ツバキ」の部分と合わせ凹凸が逆転しています。一方、サツキ」の周囲に描かれている模様は一重となっています。

こちらの蓋には、上部に「国分寺」の文字がありません。


以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
(2023.05.29追加)
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)
こちらの蓋には、上部に英記号が表記されています。
左蓋は「LSC」、右蓋は「LS」です。
 (2022.11.08追加2)
左蓋は「MSC」、右蓋は「MS」です。
  (2022.11.08追加2)

こちらは「下水」と表記されている蓋です。

こちらは枠に模様があります。
Φ900サイズの蓋です。
(2022.11.08追加)
こちらは親子蓋です。
(2022.11.08追加)

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
(2022.11.08追加)
こちらはΦ900サイズの蓋になります。

こちらは雨水蓋です。
(2022.11.08追加)

こちらは下水蓋です。
 (2022.11.08追加2)
こちらは枠に模様があります。
 
 (2022.11.08追加2)
こちらはΦ900サイズの蓋になります。

こちらは毘沙門亀甲模様の蓋です。
「下水」表記です。
(2022.11.08追加)
こちらは、模様の凹凸が逆転しています。
上部には耐荷重量数字(左「14」、右「25」)と数字の下に長島鋳物㈱のロゴが見えます。
 (2022.11.08追加2)

こちらは、カタカナの「エ」の文字を連ねたような模様です。
「下水」表記です。

こちらは、カタカナの「〇」を連ねたような模様です。
「雨水」表記です。
(2022.11.08追加)

こちらは「下水」表記です。
(2022.11.08追加)

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらはタイプ毎に整理することにします。
タイプ1.
蓋の右下に、左蓋には「うすい」、右蓋は「げすい」の表記があります。
 
こちらはΦ900サイズの蓋になります。
右下に「げすい」の表記があります。
(2023.05.29追加)
こちらは親子蓋です。
上部に耐荷重量数字「T-14」と日之出水道機器株のロゴ、右下に「げすい」の表記があります。

タイプ2.
蓋の右下に、左蓋には「うすい」、右蓋は「げすい」の表記があります。
 
こちらは、開閉部が上記と少し違っています。
蓋の右下に「げすい」の表記があります。
(2022.11.08追加)
タイプ3.
蓋の右下に「げすい」の表記があります。
 
タイプ4.
蓋の右下に「げすい」の表記があります。

こちらは親子蓋です。

タイプ5.
蓋の中央下に「げすい」の表記があります。

タイプ6.
こちらの蓋は用途表記部が削られています。
上部に耐荷重量表示「14」の表記があります。
(2022.11.08追加) 
こちらの蓋は、中央下に「下水」、上部に耐荷重量表示「14」の表記があります。
(2022.11.08追加)
こちらの蓋は、中央下に「排水」、上部に耐荷重量表示「25」の表記があります。
(2022.11.08追加)
タイプ7.
中央下に「下水」の表記があります。
(2022.11.08追加) 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
    (2022.11.08追加5)

こちらは地色が「緑」でスリップ防止用か同心円で突起があります。
中央下に「下水」の表記があります。
 
こちらは枠に模様があり、上部が形態が違っています。

こちらも枠に模様があり、開閉部の形態が違っています。
また、スリップ防止用の突起が異なっています。
(2022.11.08追加)

次は、小型マンホール蓋を整理します。
最初は、デザインマンホール蓋と同じ「サツキ」がデザインされた蓋です。
こちらは、蓋の上部に「国分寺」の文字が入っています。
(2022.11.08追加)
こちらの蓋には、上部に「国分寺」の文字がありません。

こちらはノンカラー蓋です。
左右の蓋で「サツキ」の凹凸が違っています。
 (2022.11.08追加)

以降は規格模様の蓋です。
こちらは亀甲模様の蓋です。
こちらは「おすい」の表記があります。
 (2022.11.08追加)
こちらは「下水」の表記があります。
 (2022.11.08追加)

こちらは毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは「下水」の表記があります。

こちらはスリップ防止模様でしょうか。
用途記載がありません。

こちらはプラスティック製の蓋です。
こちらは「おすい」の表記があります。
(2022.11.08追加)

こちらはコンクリート製の蓋です。
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)

上記以外にも色々な模様の蓋がありました。
こちらは用途記載がありません。
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)
こちらは、「おすい」の表記があります。
 (2022.11.08追加)
こちらは「汚水」の表記があります。
(2022.11.08追加)

こちらは枡蓋です。
こちらは「雨水浸透桝」の表記があります。
(2022.11.08追加)
こちらは上記同様「角蓋」ですが、「下水」の表記です。
(2022.11.08追加)
こちらは、側溝桝の蓋でます。
 

最後は、「湧水」、「集水」の表記がある蓋です。(2022.11.08追加)
西恋ヶ窪緑地とJR武蔵野線の間、西恋ヶ窪3丁目の脇道で「集水」と表示された蓋を見つけました。
以前、この付近は水が溜まるような場所だったようで、溜まる水を集めて流す管路が敷設されたのではないかと想像します。

こちらは小型蓋です。

次は「湧水」と表記された蓋です。
「湧水」と表記された蓋は二か所で見つけました。
一つは、上記「集水」と書かれた蓋が設置されていたエリアの近く、JR武蔵野線の高架下にある「西国分寺変電所」付近から「熊野神社通り」を通り、熊野神社前から東福寺に向かう道路の間に点在しています。
流れを追ってみると、最後は西恋ヶ窪1丁目31番地付近にある「恋ケ窪用水」に流れ、最終的に「姿見の池」に流れ込むのではと想像します。
 
こちらの蓋には、6ヵ所に穴の開いた円があります。
 
こちらは小型蓋です。

もう一つは、日立製作所中央研究所内の「野川の源流」から流れ出る付近です。
こちらの流れは「野川の源流」となるので野川の流れに繋がっているのだと思われます。
 

以上で、国分寺市の公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

 



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山梨県南都留郡富士河口湖町のマンホール蓋(その3)旧勝山村

2023-05-26 22:16:00 | マンホール蓋

※2023.05.26更新 規格模様のマンホール蓋1枚、小型マンホール蓋2枚、防火貯水槽の蓋2枚、他自治体の蓋6枚を追加しました。

旧勝山村の経緯は、明治25年の独立村から合併までの111年間、単独で村の歴史を重ねてきましたが、平成15年11月15日足和田村、勝山村、河口湖町の1町2村が合併し富士河口湖町が誕生した事により消滅しました。

村章は、村名の「かつ山」を逆さ富士で図案化したようです。(昭和43年9月1日制定)

村の花は「ミツバツツジ」、村の木「フジザクラ」、村の鳥は「セキレイ」、村の獣は「リス」です。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に移ります。
最初は、ノンカラーのデザインマンホール蓋です。
村の獣「リス」が二匹で好物のドングリの実を集めているのでしょうか。その周囲を村の木「フジザクラ」の花が取り囲んでいます。

こちらは、富士北麓浄化センター内の展示蓋です。

以降は、規格模様と呼ばれているマンホール蓋です。
毘沙門亀甲模様の蓋のみ見つける事が出来ました。
 (2023.05.26追加)

こちらは、小型マンホール蓋です。
こちらは毘沙門亀甲模様の用途記載のない蓋です。
(2023.05.26追加)

こちらもほかの自治体でよく見る模様の蓋です。
 (2023.05.26追加)

以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
こちらは、消火栓の蓋です。

こちらは、防火貯水槽の蓋です。
 
(2023.05.26追加)
こちらは、毘沙門亀甲模様の「貯水槽」と表記された蓋です。 
(2023.05.26追加)

こちらは、仕切弁の蓋です。

こちらは、他の自治体の蓋です。
道路の修理等で工事期間中だけ一時的に他の自治体の蓋(仮蓋)を設置するケースは時々出会いますが、工事が終了すると該当自治体の蓋に取り替えられるのが一般的です。
こちらに設置されている蓋は、かなり古くから設置されている感じなので設置されている経緯は判りません。
なおネットで見ると、こちらの蓋以外の自治体の蓋も設置されているようです。
こちらは、岩手県紫波郡矢巾町の汚水蓋です。
(2023.05.26追加)
こちらは、千葉県松戸市の汚水蓋です。
(2023.05.26追加)
こちらは、山梨県南都留郡忍野村の蓋です。
(2023.05.26追加)
こちらは、旧徳島県麻植郡鴨島町の汚水蓋です。
(2023.05.26追加)
こちらは、京都府舞鶴市の汚水蓋です。
(2023.05.26追加)

こちらは、埼玉県上尾市の空気弁の蓋です。
(2023.05.26追加)

以上で、その3.旧勝山村のマンホール蓋の整理は終了です。

 

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山梨県南都留郡富士河口湖町のマンホール蓋(その1)富士河口湖町

2023-05-23 20:40:44 | マンホール蓋

※2023.05.23更新 二種類のマンホールカード1枚、カードに印刷されたカラー蓋1枚とノンカラー蓋1枚、小型マンホール蓋1枚を追加しました。

富士河口湖町の経緯は、平成15年11月15日足和田村、勝山村、河口湖町の1町2村が合併し富士河口湖町が誕生、その後平成18年3月1日に上九一色村南部地区、精進・本栖・富士ヶ嶺の三地区と合併し、現在に至っています。

富士河口湖町は、山梨県の南東部に位置し首都圏の100キロメートル圏内に位置し、面積は158.40平方キロメートル、人口は令和3年2月1日現在で2.6万人強、世帯数1.0万強となっています。
東は都留市、南都留郡西桂町、西は南巨摩郡身延町、北は甲府市、笛吹市、大月市、南は富士吉田市、南都留郡鳴沢村、静岡県富士宮市に接しています。 

また、日本のシンボルである霊峰富士の北麓に位置し、緑豊かな自然と山々に恵まれ、青木ヶ原樹海に代表される森林と原野で覆われ、その間に火山噴出物で堰き止められた4つの湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖があり、富士山の裾野には開けた青木ヶ原・富士ヶ嶺高原など広漠とした日本屈指の景勝地を形成しています。

市章は、富士山を取り巻く湖と、さわやかな高原の風のイメージを表し、富士山と良いつながりを持って発展していくまちを表現しています。(平成15年11月15日制定)

町の花は「ツキミソウ」、町の木は「アカマツ」、町に鳥は「ヤマガラ」です。(以上は、富士河口湖町HPより)

前置きはここまでとします。
マンホール蓋の整理に入る前に、簡単に公共下水道の処理方式について見てみます。
富士河口湖町の公共下水道は、雨水と汚水を別々の管で流す分流方式を採用しているようです。汚水は、山梨県の富士北麓流域下水道に接続し、富士吉田市にある富士北麓浄化センターで最終処理され桂川に放流されます。また、上九一色地区は、特定環境保全公共下水道として富士河口湖町にある精進浄化センターで最終処理され精進湖に放流されます。

富士河口湖町は、令和5年4月28日に第19弾として二種類目のマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.05.23追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
富士河口湖町勝山地区伝統の春の行事「甲斐の勝山やぶさめ祭り」を描いたデザインマンホールです。 甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が「後三年の役」(1087年)の戦勝を祝い、富士御室浅間神社に報告のため奉納したことが始まりとされ、900年以上の歴史を誇ります。 引手の呼び声とともに馬は駆け出し、馬場の土を蹴り上げながら疾走します。 射手と馬が人馬一体となり小さな的に命中した瞬間、会場には大きな歓声が響きわたります。 歴史絵巻さながらの勇壮な光景は迫力満点です。 勝山地区の歴史と伝統を多くの方に知っていただくため、毎年4月29日にやぶさめ祭りは盛大に行われています。

こちらは、富士河口湖町が初めて令和4年1月15日に第16弾として配布開始したマンホールカードです。
 (2023.05.23追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
河口湖周辺の「初夏の風物詩」を凝縮したデザインマンホールです。 夕暮れ時紫色に染まる空の中、残雪の富士山と河口湖を背景にダイナミックに架かる河口湖大橋、ラベンダーとツキミソウが取り囲む美しい景観をデザインしました。 湖畔の風になびくラベンダー畑や、可憐なツキミソウは太宰治が『富嶽百景』の中で「富士には月見草がよく似合ふ」と表現しているように河口湖畔を彩る代表的な花です。 富士山と河口湖は2013年世界遺産に登録され、国内外多くの観光客を魅了し続けています。 また周辺には旧デザインも設置されていますので、併せて探してみてください。

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、二種類目のマンホールカードに印刷されているカラーデザインのマンホール蓋です。
富士御室浅間神社の境内に設置されています。
 (2023.05.23追加)
こちらはノンカラーの蓋です。
こちらは、「道の駅かつやま」周辺にあるコテージ「ルピナス川口湖」近くの4差路の道路中央付近(位置情報(35°30'12.57"n,138°44'13.69"e))に設置されています。
(2023.05.23追加)

以降は、合併前の河口湖町のデザイン蓋のデザインを踏襲(町章や町名は富士河口湖町に置き換わっている)した蓋です。
こちらは、最初のマンホールカードに印刷されているカラーデザインのマンホール蓋です。
河口湖と河口湖大橋、遠景には霊峰富士山を描き、手前には町の花「ツキミソウ」、それらを囲むように初夏になると河口湖を美しく紫色に彩ってくれるラベンダーが描かれたデザインです。
右蓋は、合併前の河口湖町の時の蓋です。
 

こちらは、中央に町章、蓋の全面には町の花「ツキミソウ」が大きく描かれています。
右蓋は、合併前の河口湖町(中央の町章が違います)の時の蓋です。
 

こちらは、中央に町章、遠景に霊峰富士山、手前には西湖とジャンプするヒメマスが描かれています。
合併前の自治体では、こちらのデザイン蓋は見つけられませんでしたので、合併後の富士河口湖町として作られたデザイン蓋かも知れません。

以降は、規格模様と呼ばれているマンホール蓋です。
規格模様の蓋は、こちらのスリップ防止模様の蓋しか見付ける事が出来ませんでした。
いずれも汚水蓋です。
 

こちらは小型マンホール蓋です。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
(2023.05.23追加)

こちらは、スリップ防止模様の汚水蓋です。

こちらは、プラスティック製の汚水枡と思われます。

以降では、上水道関係他の蓋を整理します。
こちらは、防火貯水槽の蓋です。

こちらは、制水弁の蓋です。

こちらは、河口多目的広場に設置されていた災害用トイレの蓋です。
 

こちらは、精進湖地区で見つけたケーブル枡と書かれている蓋です。
一般的に見る電線共同溝のような機能でしょうか。

以上で、その1.富士河口湖町のマンホール蓋の整理は終了です。

 

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埼玉県鴻巣市のマンホール蓋(その3)旧北足立郡吹上町

2023-05-21 10:05:50 | マンホール蓋

※2023.05.21更新 JIS規格模様の蓋1枚、コンクリート製の小型蓋1枚、消火栓蓋1枚、仕切弁の蓋1枚を追加しました。
※2021.10.22更新 デザイン蓋2枚、規格模様の蓋2枚を追加しました。

旧吹上町の経緯は、 昭和9年4月に町制施行により吹上村から吹上町となります。その後、近隣の市町村と合併・編入・境界変更など有りますが、平成17年10月1日に川里町とともに鴻巣市に編入となり吹上町は消滅しました。

旧吹上町は、埼玉県の北東部に位置し、首都圏から約50km程の通勤圏内にあります。面積は15.04平方キロメートル、平成17年10月1日現在で人口は2.8万人強、世帯数は5.0万世帯強です。東は鴻巣市、北は行田市、西は熊谷市・旧大里町、南は吉見町に接しています。

江戸時代は、中山道の「間の宿」として栄え、また中山道以外にも日光脇往還や、日光火の番街道が縦断し多くの人たちがこの地を行き交いました。

町章は、二つの「キ」と「上」を図案化したものです。(昭和43年9月2日制定)

市の花は「コスモス」、市の木は「モクセイ」です。(以上は、鴻巣市HPより)

最初は、町の花「コスモス」を全面に描いたカラーマンホール蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。

こちらの蓋には右下部に「おすい」とあります。
 
こちらの蓋は、下部に用途記載がなく「ふきあげ」と書かれています。
(2021.10.22追加)

こちらは、上記のノンカラー汚水蓋です。
こちらのデザインで雨水蓋は見つける事が出来ませんでした。
 
 (2021.10.22追加)
こちらは親子蓋です。

こちらは小型マンホール蓋です。
 
こちらはプラスティック製の蓋です。
各家庭から排出される汚水を公共下水道と結ぶ汚水枡の蓋と思われます。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初はJIS規格模様の汚水蓋です。
右蓋は上部に「AV-1」の表記があります。
 (2023.05.21追加)
こちらは、コンクリート枠があります。

こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の汚水蓋です。
 

こちらは、幾何学的な模様の汚水蓋です。
右蓋には中央の町章の上に「歩」の文字があります。
 (2021.10.22追加)
こちらは枠に模様があります。
(2021.10.22追加)
こちらの蓋は、「排水」と書かれています。

こちらは、中央に町のシンボルマークが入った雨水蓋です。
吹上コスモスアリーナの敷地内に設置されているカラー蓋です。

こちらは、同敷地内で見つけた毘沙門亀甲模様の汚水蓋です。

こちらは、北新宿地区(ウニクス鴻巣裏)の住宅地内で見つけた雨水蓋です。

その他に、いくつか小型マンホールの汚水蓋を見つけました。
こちらはコンクリート製の蓋です。
 (2023.05.21追加)

こちらは、プラスティック製の蓋です。

次は、旧吹上町で出会った上水道関係他の蓋を整理します。
最初は、消防関係の消火栓の蓋と防火貯水槽の蓋です。

最初は消火栓の蓋です。
こちらは、周囲を町の花「コスモス」で囲むデザインです。
 
他にもありました。
 

こちらは角蓋です。
(2023.05.21追加)
こちらは、ちょっと古そうな角蓋です。
 
残念ですが、防火貯水槽の蓋はまだ見付けていないようです。

次は、上水道関係の蓋です。
こちらは仕切弁蓋です。
 
 (2023.05.21追加)

次は、制水弁の蓋です。
 

次は、排泥弁の蓋です。
 

次は、空気弁の蓋です。

こちらは角蓋です。
 
こちらは空気弁室とあります。
 
こちらの蓋には「弁室」とだけあります。

最後は、「基準点」の蓋です。

以上で、旧吹上町のマンホール蓋の整理は終了です。
その4.では旧北葛飾郡川里村のマンホール蓋を整理します。

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長野県東筑摩郡筑北村のマンホール蓋

2023-05-16 21:59:05 | マンホール蓋

※2023.05.16掲載 新規に掲載しました。

筑北村の経緯は、平成17年10月11日に本城村、坂北村、坂井村の3村が合併し、現在の筑北村が誕生しました。

なお、本城村は、明治8年の合併によって乱橋村・西条村・東条村・大沢新田村から本条村となりましたが、同15年にはもとの4か村に分離、同22年に再び合併し、本城村となりました。
坂北村は、明治8年に苅谷沢村・中村・青柳町村・竹場村・仁熊村・別所村・荻新田村が合併し阪北村となりました。なお、「阪」から「坂」への字の変更については定かでないようです。
坂井村は、明治8年に安坂村・永井村が合併し坂井村となりました。

筑北村は、長野県のほぼ中央部に位置し、県都・長野市からは電車で約30~50分、松本市からは電車で約20~40分に位置します。
北は千曲市・麻績村・長野市、東は上田市・青木村、南は松本市、西は安曇野市・生坂村に隣接し、総面積99.47平方キロメートルで、県内の市町村では49番目の規模となります。令和5年4月30日現在、人口は4.1千人超、世帯数は1.8千世帯超です。

村章は、筑北村の頭文字であるカタカナの「チ」を図案化したもので、さわやかな風が吹き渡る内外に開かれた村を表します。
大きな円は、村が円満であること、外部からの風と内部からの風が心地よく融合し、村民相互の融和と団結が地域を動かす活力となるようにとの村民の希望を表します。
また、風を受け翼を広げて飛び立つ鳥を表しており、全体的に筑北村の未来への希望と飛躍を表現します。

筑北村の花は「ツツジ」、木は「アカマツ」、鳥は「うぐいす」です。
                                 (以上は、筑北村HPより)

筑北村は、公共下水道処理は行われていませんが、農業集落排水施設が西条・東条・小仁熊・乱橋・坂井の5地区、林業集落排水施設が真田・中尾の2地区に設備されているようです。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
筑北村は、令和5年1月28日に第18弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
筑北村の花「ツツジ」、木「アカマツ」、鳥「うぐいす」がデザインされた農業集落排水事業のデザインマンホール蓋です。 古くから村のシンボルとして村民に広く親しまれているアカマツは、村内森林面積の約30%を占め、その林からは多くのマツタケが収穫されています。 筑北村は、2005年に3村(旧本城村・旧坂北村・旧坂井村)の合併により発足しました。 このマンホール蓋は現在も本城地域で使用されており、下部に小さく「本城村」と書かれています。 この蓋は、合併前の名残を残すとともに、筑北村の花木鳥が旧本城村から引き継がれた歴史を示す蓋であることが分かります。

最初は、マンホールカードに印刷されているデザイン蓋です。
こちらの蓋は「西城温泉とくら」の館内に展示されています。
なお、実設置されているカラー蓋は無いようです。

こちらは、上記のノンカラー蓋です。

こちらは親子蓋です。

こちらは小型蓋です。

こちらの小型蓋は、中央にカエルの顔、その上に「GESUIDOU(下水道)」その下に「OSUIMASU(汚水枡)」と表記されています。
筑北村(旧本城村)の表示はありませんが、農業集落排水に係わる宅内マスの蓋のようです。

旧本城村の概略は、
信州本城村は長野市と松本市のほぼ中間にあり、自然豊かな山間ののどかな村です。ここには古くから東山道が縦断し江戸時代からは善光寺街道が通りました。街道沿いの西条、乱橋は間(あい)の宿として栄え、今でも由緒在る文化財が点在しています。
面積は33.32平方キロメートル、人口は2.1千人強だったようです。
                   旧本城村HPより(国立国会図書館Web Archiving Project)

村章は、本城の「ホン」を図案化しているようです。(昭和53年10月制定)

                   
村の花は「ツツジ」、村の木は「アカマツ」、村の鳥は「ウグイス」です。

上記以外に、旧本城村で見つけたのは上水道に係わる以下の蓋だけでした。
こちらは仕切弁の蓋です。

以降では、旧坂北村で撮ったマンホール蓋を整理します。

旧坂北村の概略は、
松本盆地と長野盆地の中間に位置する筑北盆地の最東端に位置します。冠着山をはじめとする1,000級の山々に囲まれ、村域はすべて盆地内を流れる麻績川の流域で、その上流にあたる安坂川・永井川の川沿いに集落が点在していたようです。
面積は37.41平方キロメートル、人口は1.5千人強だったようです。     (Wikiwandより)

村章は、坂井村の「サ」と「S」を図案化しているようです。(昭和51年4月制定)

村の花は「ハギ」、村の木は「ミズナラ」、村の鳥は「ウグイス」です。     

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
こちらは、ご担当部署の方に案内して頂いた「坂井浄化センター」内にある展示用のカラーデザイン蓋です。
中央に通称「姨捨山」の「冠着山」、その麓には「クアハウス坂井」(現在、閉館中)と清流「安坂川」と「蛍」が描かれ、上部に村の木「ハギ」がデザインされています。
なお、実設置されているカラー蓋は無いようです。

こちらは、上記のノンカラー蓋です。

こちらは親子蓋(位置情報は36.455445,138.060594)です。

なお、グーグルマップ(2014年11月版)の位置情報(36.451781, 138.065302)付近に親子蓋が見えますが、実際に確認したところ下記の蓋に変わっていました。
ご担当者に確認させて頂いたところ、老朽化の対応で中蓋を交換しているとの事でした。

こちらは小型蓋です。

なお、旧坂井村と認識できる章などが表記された上水道に係わる蓋は見つけることができませんでした。
また、ご担当部署の方によれば真田・中尾の2地区に設備されている林業集落排水施設に係わる蓋も、旧坂井村と認識できる章などが表記され蓋は無いとのことです。

旧坂北村には、農業集落排水施設や林業集落排水施設が整備されていないとの事でしたので、まだ旧坂北村地区は訪問できていません。

以上で、長野県東筑摩郡筑北村のマンホール蓋の整理は終了します。

 

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