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埼玉県川口市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2022-03-17 18:15:09 | マンホール蓋

※2022.03.17更新 災害用汚水蓋1枚、グレーチング蓋3枚追加しました。
※2022.01.28更新 画像サイズを統一し、デザインマンホール蓋や規格模様のマンホール蓋のタイプ違いを多数掲載しました。同様に、小型マンホール蓋もタイプ違いを多数掲載しました。

川口市は、昭和8年4月1日に、川口町、横曽根村、南平柳村、青木村の1町3村が合併し川口市が発足しました。その後、昭和15年には、芝村、神根村、新郷村の3村を合併。更に、昭和31年に安行村、昭和37年に美園村の一部であった戸塚を合併しました。そして、平成23年10月11日に人口約6万人、面積6.22平方キロメートルの鳩ヶ谷市と合併し現在に至っています。

川口市は、埼玉県の南端に位置し、市の大部分が都心から10~20キロ圏内に位置します。東西10.2キロメートル、南北11.8キロメートルで、面積は61.95平方キロメートルあり、北東は越谷市、東は草加市、北西はさいたま市、西は蕨市、戸田市、南は荒川を隔てて東京都北区、足立区に隣接しています。人口は平成30年8月1日時点で60万人強、世帯数は28万世帯強となっています。

江戸時代には、ほとんどが幕府直轄領となり、代官の支配下に入りました。見沼溜井や見沼代用水、赤堀用水などの灌漑治水によって農業が一層発展しました。また、市内を南北に貫く日光御成道は、徳川家康の霊廟を日光に移した元和3年(1617)以降整備され、川口にも将軍の日光社参に伴う休憩所(錫杖寺)や駅逓業務を行う問屋場がおかれました。

鋳物産業は、江戸中期以降は技術の確かさと江戸町民の需要増大によりますます盛んとなり、その数もさらに増えて発展の一途をたどり、明治末期には鋳物工場が150軒ほどになり、荒川や芝川の舟運を利用して原料や製品運搬が行われました。その後、川口町駅や新荒川大橋ができると鋳物産業を中心に飛躍的発展をとげ、「鋳物の街川口」の名は全国に知られるようになりました。

市章は、外側三重の円形が「川」を、中心の菱形が「口」を表します。(昭和8年9月18日制定:旧川口町章を継続)

市の花は「テッポウユリ」、市の木は「サザンカ」です。(以上は、川口市HPより)

こちらは、青木町平和公園内に設置されている聖火台1号です。
東京オリンピックの際に国立競技場に設置された聖火台は第2号との事で、最初に手掛けられた聖火台1号は失敗し、その失敗を乗り越え2号を完成させた親子の職人魂を今に伝えるため、青木町平和公園内に設置されたとの事です。
      

市の概要はここまでにし、川口市の下水処理の概要を整理します。
川口市は、昭和34年に領家地区の単独下水処理場として領家下水処理場を完成、埼玉県内でももっとも早く下水の処理を開始しました。
その後、施設の老朽化等に伴い平成14年度末には流域下水道に接続し、領家下水処理場は廃止しました。
現在の市内の下水処理は、汚水と雨水を同一の管で排除する合流方式を中央・横曽根・青木・南平地区(一部分流式下水道有)で整備、汚水と雨水を別々の管で排除する分流方式を中央・横曽根・青木・南平地区の一部並びに新郷・神根・芝・安行・戸塚・鳩ヶ谷地区で整備し、埼玉県が運営する荒川左岸南部流域関連公共下水道及び中川流域関連公共下水道に接続し戸田市にある荒川水循環センターと三郷市にある中川水循環センターで処理されます。

それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
川口市は、平成29年12月9日に第6弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
マンホール蓋など製造する鋳物工場で知られ、映画「キューポラのある街」の舞台にもなった川口市。本マンホール蓋には鋳物職人の高い技術がいかんなく発揮されています。デザインのモチーフは市の花「鉄砲ユリ」と「竹ざる」。鉄砲ユリはラッパ型の花に特徴がある市民にゆかりの深い花で、一方の竹ざるは明治初期に盛んに作られた特産品です。マンホール蓋は通常、平らな面に一定の深さの溝を刻み込んで仕上げるのですが、本マンホール蓋の場合は表面にゆるやかな曲線を使い、高さに変化をもたせて立体感を表現しました。これぞ職人芸というべき高い技術が光る珍しいデザインです。

マンホールカードに印刷されている実蓋は、川口駅東口のキュッポラ広場に面する歩道上に設置されています。


引き続き、カラーのデザインマンホール蓋を整理します。
こちらは、市役所敷地内に設置されている川口市管工業協同組合の創立50周年を記念しれ設置された蓋のようです。
(2022.01.28追加)

こちらは用途記載のない蓋です。
 (2022.01.28追加)
こちらは雨水蓋です。
 

こちらは汚水蓋です。
  
こちらは、蓋の上部に「災害用」の文字があります。
本町小学校脇を通る「オートレース通り」の小学校側歩道に近くに設置されています。こちらの蓋の小学校敷地側には駐車場があり、駐車場内に災害用トイレの蓋が複数設置されていましたので、災害用トイレに係わる蓋と思われます。
右蓋は、小学校敷地内に立ち入ることができないので、左蓋の設置場所から撮った小型蓋です。
 (2022.03.17追加)

こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
  (2022.01.28追加)

こちらは雨水蓋です。
 (2022.01.28追加)
(2022.01.28追加)
こちらは親子蓋です。
(2022.01.28追加)

こちらは汚水蓋。
   (2022.01.28追加)
こちらは親子蓋です。
右蓋はΦ1200です。
 (2022.01.28追加)

次もデザイン蓋ですが、マスコットキャラクター「きゅぽらん」と西武ライオンズのマスコットキャラクター「レオ」と「ライナ」がコラボするデザインです。2017年7月11日、川口市と株式会社西武ライオンズとが連携協力に関する基本協定を締結していますので、そんな一環なのかも知れません。

設置場所は、青木町平和公園内に6ケ所4種類、川口駅東口キュポ・ラ広場前1ケ所1種類、メットライフドーム敷地内1ケ所1種類です。
こちらの蓋は、青木町平和公園内で撮りました。
   
こちらは、メットライフドーム敷地内に設置された蓋です。


マスコットキャラクター「きゅぽらん」は、名前も姿も「キューポラ」ゆずり。”鋳物のまち”川口を象徴する、鉄を溶解するための炉「キューポラ」がモチーフです。胸のKは、”川口の星”になるようにとの願いが込められています。
詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.1110city.com/cupolan/about.html


以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
  (2022.01.28追加)
こちらは枠付きの蓋です。

こちらは雨水蓋です。
    (2022.01.28追加)

こちらは汚水蓋です。
   (2022.01.28追加)
こちらは汚水幹線と書かれています。
(2022.01.28追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
(2022.01.28追加) 

こちらは汚水蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは、幾何学模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
     (2022.01.28追加)
(2022.03.17追加)
見ずらいですが、左蓋には蓋の外周や6角の長辺に刻みが見えますが、右蓋には刻みがありません。
 (2022.03.17追加)

こちらは、インターロッキングブロック(ブロックをかみ合わせる)タイプの蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
(2022.01.28追加)

こちらは、スリップ防止タイプの蓋でしょうか。
 (2022.01.28追加)

次は小型マンホール蓋です。
最初は、デザインマンホール蓋と同様の蓋です。
こちらはカラー蓋です。
いずれも汚水蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは、ノンカラーのデザイン蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは雨水蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは汚水蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
(2022.01.28追加)

こちらは汚水蓋です。
 (2022.01.28追加)

こちらの蓋は、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
よく確認しなかったのですが、雨水用の枡蓋なのかも知れません。
(2022.03.17追加)

他にも幾つか違ったタイプの蓋がありました。
こちらは用途記載のない蓋です。
(2022.01.28追加)

こちらは汚水蓋です。
 (2022.01.28追加)

次は、雨水桝の蓋です。
  (2022.01.28追加)

以上で、その1.公共下水道関係の蓋の整理は終了します。
次回は、上水道関係の蓋を整理しますが、下水道関係の仕切弁、制水弁、空気弁などの蓋が上水道関係の蓋と識別できない為に、すべて上水道関係の蓋として整理する事にしました。

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